JIS Z 8762-1:2007 円形管路の絞り機構による流量測定方法―第1部:一般原理及び要求事項 | ページ 5

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Z 8762-1 : 2007 (ISO 5167-1 : 2003)
附属書C(参考)整流装置,整流格子
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
C.1 一般 整流装置は,真の整流装置と整流格子とに分けられる。JIS Z 8762の規格群の,この附属書以
外では,“整流装置”を両者の意味に使用している。
この附属書の内容は,整流装置及び整流格子が,本体の7.4.1に規定する特定の絞り機構について,特定
の場所に置かれたという条件の,適合試験に合格していることを含まない。そのような装置に関しては,
JIS Z 8762の規格群のそれぞれの箇所に規定している。
ここで記載する整流装置及び整流格子は,他の設計による装置で,直管における流出係数と比較して偏
差が小さい整流装置の使用を制限するものではない。
商業的に入手できる製品を,整流装置及び整流格子の例としてこの参考に記載している(C.2.2及びC.3.2
参照)。この情報は使用者の便宜のためで,JIS Z 8762の規格群がこれらの製品を推奨したり制定するもの
ではない。
C.2 整流格子
C.2.1 一般的事項 整流格子は旋回流を除く,又は減少させる装置であるが,同時に本体の7.3.3に規定
するような,流れの条件を作り出す装置ではない。
整流格子の例としては,細管を束ねた整流格子,AMCA整流格子及びエトワール形整流格子がある。
C.2.2 実例
C.2.2.1 細管束形の整流格子 細管を束ねた形の整流格子は,細管を平行に束ねて互いに固定したものを
管内に固定する(附属書C図1参照)。細管がそれぞれ平行であり,管軸にも平行であることが重要であ
る。この条件が満たされないと旋回流を発生させる。
少なくとも19本の細管が必要である。管径をdt とすれば,附属書C図1のように長さは10 dt 以上必
要で,細管は互いに結合し,格子は管に固定される必要がある。
特別な場合,[19本の細管整流格子(1998)]はJIS Z 8762-2の6.3.2(管状式整流装置)に規定する。

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Z 8762-1 : 2007 (ISO 5167-1 : 2003)
1 最小間隔
2 管壁
3 細管の厚さ(0.025 D未満)
4 スペーサ(通常4か所)
注a) 長さLは2 D3 Dの間で通常2 Dが望ましい。
b) fは整流格子の外径で0.95 D≦Df≦Dである。
附属書C図 1 細管束形の整流格子の例
細管束形の整流格子の圧力損失係数(K)は,細管の数と管壁との厚さによる。しかし,19管束の整流格
子(1998)ではこの値は,約0.75である。Kは,次の式で求められる。

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Z 8762-1 : 2007 (ISO 5167-1 : 2003)
pc
K 1
2
V2
ここに, Δpc : 整流格子,又は整流装置の圧力損失
V : 管の中の平均流速
細管束形の整流格子は,管の中にわずかに出ているフランジに固定する方式である。
C.2.2.2 AMCA格子 AMCA格子は,正方形メッシュのハニカムである。寸法は,附属書C図2による。
ベーンはできるだけ薄く,しかし,強度を保つ必要がある。
圧力損失係数(K)は,約0.25である。
附属書C図 2 AMCA格子
C.2.2.3 エトワール格子 エトワール格子は8枚のベーンからなり,等角度に配置され,長さは管径の2
倍である(附属書C図3 参照)。
ベーンはできるだけ薄く,しかし,強度を保つ必要がある。
圧力損失係数(K)は,約0.25である。
附属書C図 3 エトワール格子

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Z 8762-1 : 2007 (ISO 5167-1 : 2003)
C.3 整流装置
C.3.1 一般的記述 整流装置は,旋回流を軽減する,又は取り除くほかに,本体の7.3.3に規定する条件
のような流速分布を作るように設計されている。
多くの整流装置は孔のあいた板か,又は孔のあいた板を要素としてもっている。この種の装置は文献に
多く記述され,一般に細管束形の整流格子よりも,製造及び設置が容易である。整流装置は厚さがD/8程
度であり,細管束形の格子の2 Dに比べて短い点が有利である。さらに,これらは組み立てられたもので
はなく,せん(穿)孔加工によるので,信頼度の高い装置である。
これらの装置で旋回流は軽減され,同時に,適切な孔の位置とその深さによって流速分布が整えられる。
JIS Z 8762-2の附属書Bに記載されているように多数の設計が行われている。それらの板の寸法は,性能
及び圧力損失に対しての影響は大きい。
Gallagher,K-Lab NOVA,NEL (Spearman),Sprenkle及びZankerの整流装置を例として取り上げる。
C.3.2 例
C.3.2.1 ギャラガ整流装置 ギャラガ整流装置は,特許下にある。附属書C図4及び附属書C図5のよう
に対旋回流装置,沈静室及び整流速装置からなる。
圧力損失係数(K)は製造仕様によって決まり,約2である。

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Z 8762-1 : 2007 (ISO 5167-1 : 2003)
記号
1 対旋回流装置
2 整流速装置
注a) 公称口径
b) 取付け面の直径
c) nom = 50 mm 75 mmの場合に3.2 mm(チューブ形)
Dnom = 100 mm 450 mmの場合に6.4 mm(チューブ形)
Dnom = 500 mm 600 mmの場合に12.7 mm(チューブ形)
Dnom = 50 mm 300 mmの場合に12.7 mm(ベーン形)
Dnom = 350 mm 600 mmの場合に17.1 mm(ベーン形)
d) nom = 50 mm 75 mmの場合に3.2 mm
Dnom = 100 mm 450 mmの場合に6.4 mm
Dnom = 500 mm 600 mmの場合に12.7 mm
e) 流れの方向
附属書C図 4 ギャラガ整流装置の配置

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JIS Z 8762-1:2007の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5167-1:2003(IDT)

JIS Z 8762-1:2007の国際規格 ICS 分類一覧

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