JIS Z 8910:2007 集じん用ろ布の試験方法―ろ布耐久性測定用のサンプリング方法及び試験方法 | ページ 2

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なお,試験は,ダストが付着した状態で行うことが望ましい。
1.1) ガラス繊維 JIS R 3420の7.4に規定する方法で行う。
試料のたて方向・よこ方向から試験片(30 mm×250 mm)を各3枚採取し,試験片の幅25 mm,
つかみ間隔150 mmでそれぞれ定速(200 mm/min)で引っ張り,最大荷重(N)を算出し,平均値で表
す。
1.2) フェルト繊維 JIS L 1096の8.12.1 a)のA法に規定するカットストリップ法で行う。
試料のたて方向・よこ方向から試験片(50 mm×300 mm)を各3枚採取し,試験片の幅50 mm,
つかみ間隔200 mmで定速(100 mm/min又は200 mm/min)で引っ張り,最大荷重(N)を算出し,
平均値で表す。
2) 伸び率 ろ布の種類に応じて,次によって試験を行う。
なお,試験は,ダストが付着した状態で行うことが望ましい。
2.1) ガラス繊維 測定データは,その試験法を付記し,記録に残す。
2.2) フェルト繊維 JIS L 1096の8.12.1 a)のA法に規定するカットストリップ法で行う。
試料のたて,よこ方向から試験片(50 mm×300 mm)を各3枚採取し,試験片の幅50 mm,つか
み間隔200 mmで定速(100 mm/min又は200 mm/min)で引っ張り,伸び率(%)を算出し,平均値
で表す。
3) 通気性 ろ布の種類に応じて,次によって試験を行う。
ダストが付着した状態及びはけ,掃除機などによって,ろ布を傷めない程度にダストを払い落と
した状態で両者について測定することが望ましい。
3.1) ガラス繊維 JIS R 3420の7.14に規定するフラジール形法又はこれに準じる方法で行う。
試料から試験片を3枚採取し,その平均値で表す。単位は(cm3/s)/cm2又はcm3/cm2/sで表示する。
3.2) フェルト繊維 JIS L 1096の8.27.1のA法に規定するフラジール形法又はこれに準じる方法で行
う。
試料から試験片を3枚採取し,その平均値で表す。単位は(cm3/s)/cm2又はcm3/cm2/sで表示する。
4) 顕微鏡観察 顕微鏡観察は,次によって行う。
4.1) ガラス繊維 光学顕微鏡を使い,ろ布の集じん面,断面及び清浄面の拡大写真を撮り,ダストの
リークの有無を確認し,記録する。
必要に応じて電子顕微鏡写真を撮り,繊維の劣化状況などを確認し,記録する。
4.2) フェルト繊維 光学顕微鏡を使い,ろ布の集じん面,断面及び清浄面の拡大写真を撮り,ダスト
のリークなどについて確認し,記録する。
必要に応じて電子顕微鏡で繊維の劣化状況などを確認し,記録する。
注記 上記1)3)の試験作業において,ダストが付着した状態で試験を行う場合,付着してい
るダストを落とすのは,ダスト飛散防止を行ううえでの最低限度量とする。
e) 試験終了後のサンプルろ布の取扱い 試験終了後のサンプル布の取扱いは,次によって行う。
1) 試験後の試料片及び分離除去したダストは,ろ布を採取した都市ごみ焼却施設などへ返却できる場
合は,当該施設などへ返却する。
注記 上記の場合は,サンプル試料の返却扱いとなり,産業廃棄物には該当しない。
2) 試験従事者が処分をする場合は,廃棄物処理法の規定に従い産業廃棄物として処分を行う。

6 取扱い上の注意事項

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取扱い上の注意事項は,次による。
a) バグフィルタからろ布をサンプリングするときは,ダストを吸い込まないように十分に注意する。“廃
棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策について”(厚生労働省労働基準局長平
成13年4月25日付基発第401号)の規定に準拠する。
b) 実験室などでの試験従事者は,試験片の切出し作業を行うとき及び試験作業を行うときに,防じん及
び防毒マスクを着用し,作業服は専用のものを着用することが望ましい。
c) 実験室などの試験作業をする場所は,次による。
1) 出入口にはエアーシャワーなどを設けるのが望ましい。
なお,作業をするときは,ダストの飛散が起こらないように注意する。
2) 高効率集じん装置付き局所排気装置を設置し,専用の掃除機を使用することが望ましい。
含じんガス入口の反対側にある中央部 整流板で分流されたガス流が集
又は外側部ブロックからサンプリングす 中する位置からサンプリングする。
る。 参考例 : ブロックE,F
参考例 : ブロックC,D,F
図1−サンプリング例

――――― [JIS Z 8910 pdf 7] ―――――

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含じんガス流れなどの解析によって,流れの集中する部分を特定している
場合は,そのブロックからサンプリングする。
参考例 : ブロックE,I,F 参考例 : ブロックG,I,H
図2−サンプリング例
図3−ろ布の取付け場所を示す地番の付け方の例

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図4−ろ布から試験片を採取する箇所の例

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