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A 1191 : 2004
6.1 試験片の寸法測定
試験片の試験部の幅を,中央部を含む3箇所について0.01 mmまで測定する。
B形試験片では,試験片に含まれる繊維束の数を測定する。
6.2 ひずみゲージの取付け
試験片のヤング係数及び終局ひずみを求める場合には,ひずみゲージを試
験片の試験部の中央位置に引張方向に正しく取り付ける。また,変位計で測定する場合も同様に試験片の
試験部の中央位置に引張方向に正しく取り付ける。
6.3 試験片の取付け
試験片は,試験機の上下のつかみ具の中心線と試験片の長軸が一致するように取
り付ける。
6.4 載荷速度
載荷速度は,1分間につきひずみ13 %に相当する定ひずみ速度とする。
6.5 試験室温度
試験室温度は,535 ℃(2)とする。
注(2) これ以外の温度で試験を行う場合には,温度を報告する。
6.6 試験の範囲
載荷試験は破壊まで行い,荷重は最大引張荷重まで連続的に又は等間隔で計測・記録
する。ひずみは,最大引張荷重の少なくとも2/3程度まで等間隔に10点以上測定する。
7. 試験の結果
7.1 結果の取扱い
試験部で破壊した試験片の試験結果を採用する。明らかに定着部で破壊又は抜けた
と判断される場合には,その試験結果を破棄し,同一のプレートから作製した試験片を用いて,再度試験
を実施する。
7.2 荷重-ひずみ曲線
測定した荷重とひずみとの関係を示す荷重−ひずみ曲線を描く。
7.3 引張強度
引張強度fuは,式(1)によって計算し,四捨五入して有効数字3けたに丸める。
Fu
fu (1)
AS
ここに, uf : 引張強度(N/mm2)
uF : 最大引張荷重(N)
SA : 試験片の断面積(mm2)
試験片の断面積A Sは,式(2)によって計算し,四捨五入して有効数字4けたに丸める。
(A形試験片の場合)
W
As bt
(B形試験片の場合)
(pdf 一覧ページ番号 )
W Nt
As
nt
ここに, W : 引張耐力方向の単位面積当たりの繊維量(g/mm2) (3)
連続繊維シートの密度(g/mm3) (4)
tb : 試験片の平均幅(mm)
――――― [JIS A 1191 pdf 6] ―――――
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A 1191 : 2004
N : t試験片に含まれる繊維束の数
tn : 連続繊維シートの幅1mm当たりに含まれる繊維束の
数
注(3) 連続繊維シート製造業者によって示される引張方向の単位面積当たりの繊維量
(4) 連続繊維シート製造業者によって示される密度
7.4 ヤング係数
ヤング係数Eは,荷重−ひずみ曲線から,最大引張荷重の20 %と50 %の値を用いて,
式(3)によって計算し,四捨五入して有効数字3けたに丸める。
ΔF
E sA
(pdf 一覧ページ番号 )
Δ
ここに, E : ヤング係数 (N/mm2)
ΔF : 最大引張荷重の20 %と50 %における2点間の荷
重の差(N)
Δ : 最大引張荷重の20 %と50 %におけるひずみの差
sA : 試験片の断面積(mm2)
7.5 終局ひずみ
終局ひずみεuは,試験片のひずみが破断まで計測できた場合には,最大引張荷重Fu
に対応するひずみとする。また,ひずみが破断まで計測できなかった場合には,同時に計測できた最大の
引張時の荷重Fmとひずみεmとの関係と,最大引張荷重Fuから式(4)によって外挿して計算し,四捨五入
して有効数字3けたに丸める。
Fu
u m (4)
Fm
u 終局ひずみ
ここに,
m
最大引張時のひずみ
uF : 最大引張荷重 (N)
F : m 最大引張時の荷重 (N)
8. 報告
試験結果の報告には,次の事項を記載する。
a) 試験年月日
b) コンクリート補強用連続繊維シートの種類及び名称
c) 含浸接着樹脂の種類及び名称
d) コンクリート補強用連続繊維シートの引張方向の単位面積当たりの繊維量と繊維束の数(B形試験片)
及び密度
e) 試験片の作製年月日,試験片の種類及び作製時の温度
f) 養生期間及び養生温度
g) 載荷速度
h) 各試験片の形状寸法及び計算される試験片の断面積
i) 各試験片の最大引張荷重及び平均値
――――― [JIS A 1191 pdf 7] ―――――
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A 1191 : 2004
j) 各試験片の引張強度及び平均値
k) 各試験片のヤング係数及び平均値
l) 各試験片の終局ひずみ及び平均値
m) 各試験片の荷重−ひずみ曲線
関連規格 JIS K 7073 炭素繊維強化プラスチックの引張試験方法
JIS R 7601 炭素繊維試験方法
JIS Z 8203 国際単位系(SI)及びその使い方
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- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.120 : 強化プラスチック
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- 規格番号
- 規格名称
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法