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JIS A 1191:2004 規格概要
この規格 A1191は、含浸接着樹脂を用いて含浸硬化させたコンクリート補強用連続繊維シートの引張試験方法について規定。
JISA1191 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1191
- 規格名称
- コンクリート補強用連続繊維シートの引張試験方法
- 規格名称英語訳
- Test method for tensile properties of fiber reinforced polymer (FRP) sheets for reinforcement of concrete
- 制定年月日
- 2004年9月10日
- 最新改正日
- 2016年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 83.120, 91.080.40
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2004-09-10 制定日, 2011-11-29 確認日, 2016-10-25 確認
- ページ
- JIS A 1191:2004 PDF [8]
A 1191 : 2004
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人 日本コンクリート工学協会(JCI)
/社団法人 日本建材産業協会(FECMI)/財団法人 日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1191 pdf 1] ―――――
A 1191 : 2004
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 試験片・・・・[1]
- 4.1 試験片の種類・・・・[1]
- 4.2 試験片の作製・・・・[2]
- 4.2.1 A形試験片・・・・[2]
- 4.2.2 B形試験片・・・・[2]
- 4.3 試験片の数・・・・[3]
- 5. 試験機及びひずみゲージ・・・・[3]
- 5.1 試験機・・・・[3]
- 5.2 ひずみゲージ・・・・[3]
- 6. 試験方法・・・・[3]
- 6.1 試験片の寸法測定・・・・[3]
- 6.2 ひずみゲージの取付け・・・・[4]
- 6.3 試験片の取付け・・・・[4]
- 6.4 載荷速度・・・・[4]
- 6.5 試験室温度・・・・[4]
- 6.6 試験の範囲・・・・[4]
- 7. 試験の結果・・・・[4]
- 7.1 結果の取扱い・・・・[4]
- 7.2 荷重-ひずみ曲線・・・・[4]
- 7.3 引張強度・・・・[4]
- 7.4 ヤング係数・・・・[5]
- 7.5 終局ひずみ・・・・[5]
- 8. 報告・・・・[5]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1191 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1191 : 2004
コンクリート補強用連続繊維シートの引張試験方法
Test method for tensile properties of fiber reinforced polymer(FRP) heets for reinforcement of concrete
1. 適用範囲
この規格は,含浸接着樹脂を用いて含浸硬化させたコンクリート補強用連続繊維シート(以
下,連続繊維シートという。)の引張試験方法について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7721 引張・圧縮試験機−力計測系の校正・検証方法
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) コンクリート補強用連続繊維シート 1本の太さが数 度のフィラメントを数千から
数万本の単位で束ねたものを,平面上の一方向,二方向に配列してシート状又織物状にしたもの。
b) 含浸接着樹脂 連続繊維シートに含浸・硬化後フィラメントどうしを結合し,複合体としての機能を
発揮させる樹脂で,連続繊維シートをコンクリート表面に接着させる作用ももつ。
c) 定着部 試験片端部にタブを接着した部分。
d) タブ 荷重を伝達するために試験片端部に接着する繊維強化プラスチック,アルミニウムなどの板。
e) プレート 試験片を切り出す前の連続繊維シートの複合体。
f) 最大引張荷重 試験片が破壊するまでに試験機が示す最大荷重。
g) 終局ひずみ 最大引張荷重に対応するひずみ。
h) 繊維束 幾つかのフィラメントを束ねたもの。
4. 試験片
4.1 試験片の種類
試験片は,次の2種類のいずれかとする。
a) A形試験片 A形試験片は,4.2.1に規定する方法で作製した試験片で,試験片の形状及び寸法は,図
1による。
b) B形試験片 B形試験片は,4.2.2に規定する方法で作製した試験片で,一つの繊維束に含まれるフィ
ラメントの数が比較的多く,繊維束ごとに分離が可能な連続繊維シートの場合に用いる。試験片の形
状及び寸法は,図1による。
――――― [JIS A 1191 pdf 3] ―――――
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A 1191 : 2004
単位 mm
A
A 全長 200 以上
D
B B 幅 12.5±2.5
E E
F F C 厚さ 2.5 以下
C
G D 試験部の長さ 100 以上
E つかみ部の長さ 35 以上
F 定着部の長さ 50 以上
テーパ部の長さは15mm程度が望ましい
G タブの厚さ 12
図1 試験片の形状及び寸法
4.2 試験片の作製
備考 試験片は,温度535 ℃の室内で,次の方法で作製する。
4.2.1 A形試験片
a) 作製する試験片の寸法を考慮して,十分な長さに切り出した連続繊維シートを準備する。
b) 離型性フィルム(1)に含浸接着樹脂を下塗りし,その上に連続繊維シートを置き,繊維軸の直線性を保
ちながら含浸接着樹脂を含浸させるとともに脱泡し,更に含浸接着樹脂を上塗りし脱泡する。
注(1) 離型性フィルムとしては,通常,ポリエステル製,又はポリエチレン製のフィルムを用いるが,
プレート作製に用いる含浸接着樹脂が硬化した後,接着しない材料であればよい。
c) 離型性フィルムをかぶせ,複合体の厚さが均一で表面が平滑になるように,適切な圧力を加えてなら
し,硬化させプレートを作製する。
d) 含浸接着樹脂が十分に硬化するのに必要な温度条件で所定期間養生し,離型性フィルムをはがしたプ
レートから,幅12.5±2.5 mm,長さ200 mm以上に切り出す。工具はダイヤモンドカッタなどを用い
る。
備考 養生期間は20 ℃で1週間(7日間)程度が一般的であるが,施工条件として535 ℃が考え
られるので,そのときの温度条件に合った養生期間をとる。特別な施工条件及び使用環境で用
いる場合には,その施工条件及び使用環境を考慮して,養生期間及び養生温度を変更してもよ
い。
ただし,その場合には,試験結果に養生方法を明確に記述しなければならない。
e) 試験片端部にタブを取り付けて定着部とする。
備考 タブとして繊維強化プラスチックを用いる場合には,プレートと接着した後に切り出してもよ
い。
4.2.2 B形試験片
a) 作製する試験片の寸法を考慮して十分な長さに切り出した連続繊維シートを準備する。連続繊維シー
トの繊維軸が直線となるように固定する。
b) 固定した連続繊維シートの中央付近に,図2に示すように連続繊維シートの繊維軸と直交方向に250
mm以上の間隔をあけて2直線X1,X2のマーキングをし,その外側100 mmにもマーキングを行う。
c) 試験片となる繊維束の数が5本以上となるように,その両側の繊維束を13束程度繊維軸に沿って
X1−X2区間にわたり取り除く。
なお,同一の連続繊維シートから複数の試験片を作製する場合には,図2のように繊維軸と直交方
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A 1191 : 2004
向に50 mm以上の間隔をあけて試験片を作製する。
d) 離型性フィルムに含浸接着樹脂を下塗りし,その上に連続繊維シートを置き,繊維軸の直線性を保ち
ながら含浸接着樹脂を含浸脱泡させ,更に含浸接着樹脂を上塗りし脱泡する。
e) 離型性フィルムをかぶせ,複合体の厚さが均一で表面が平滑になるように,適切な圧力を加えてなら
し,硬化させプレートを作製する。
f) 含浸接着樹脂が十分に硬化するのに必要な温度条件で所定期間養生し,離型性フィルムをはがしたプ
レートから幅12.5±2.5 mm,長さ200 mm以上に切り出す。工具はダイヤモンドカッタなどを用いる。
備考 養生期間は7日間,養生温度は535 ℃が一般的であるが,特別な施工条件及び使用環境で用
いる場合には,その施工条件,使用環境を考慮して養生期間及び養生温度を変更してもよい。
ただし,その場合には,試験結果に養生方法を明確に記述しなければならない。
g) 定着部に繊維強化プラスチック又はアルミニウムのタブを取り付けて試験片とする。
4.3 試験片の数
試験片の数は,5個とする。
単位 mm
作業台+固定
切取り部(13束)
X1 X2
マーキング
←試験片
(S) 50
←試験片
100 250 100 50
シート
←試験片
450 50
樹脂含浸範囲 ←試験片
50
←試験片
シート
100 250 100
固定板
450
作業台
(S)部詳細
図2 B形試験片の作製のためのプレート
5. 試験機及びひずみゲージ
5.1 試験機
試験機は,JIS B 7721に適合するもので,試験片の最大引張荷重以上の載荷能力をもち,
かつ,規定の載荷速度で載荷が可能なものでなければならない。
5.2 ひずみゲージ
ひずみゲージは,試験中において伸びの変化に正しく追従し,10×10-6以上の精度で
計測できるものでなければならない。
なお,最大変位量が大きい試験片は,変位計又は最大変位量の計測が可能な計測器を用いてもよい。
備考 一般的にはゲージ長20 mmのひずみゲージを用いるが,同様の精度でひずみが測定できる場合
には,異なるゲージ長のひずみゲージを用いてもよい。
6. 試験方法
――――― [JIS A 1191 pdf 5] ―――――
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JIS A 1191:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.120 : 強化プラスチック
JIS A 1191:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法