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JIS A 1326:2019 規格概要
この規格 A1326は、難燃薬剤処理木質材料を建築物の外装に使用する場合において,燃えひろがりを抑制する難燃薬剤の効果の持続性を確認するための促進劣化試験方法について規定。
JISA1326 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1326
- 規格名称
- 外装用難燃薬剤処理木質材料の促進劣化試験方法
- 規格名称英語訳
- Test method for accelerated weathering of fire-retardant treated wood products for facades
- 制定年月日
- 2019年6月28日
- 最新改正日
- 2019年6月28日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.220.40, 91.100.01
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 2019-06-28 制定
- ページ
- JIS A 1326:2019 PDF [10]
A 1326 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 促進劣化試験・・・・[2]
- 4.1 概要・・・・[2]
- 4.2 促進劣化を施す試験体・・・・[2]
- 4.3 試験片の準備・・・・[2]
- 4.4 促進劣化試験体の準備・・・・[3]
- 4.5 促進劣化装置・・・・[3]
- 4.6 促進劣化の方法・・・・[4]
- 4.7 促進劣化試験体の促進劣化後の養生・・・・[5]
- 4.8 促進劣化後の試験項目及び試験方法・・・・[5]
- 5 試験報告書・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1326 pdf 1] ―――――
A 1326 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本木材保存協会(JWPA)及
び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1326 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1326 : 2019
外装用難燃薬剤処理木質材料の促進劣化試験方法
Test method for accelerated weathering of fire-retardant treated wood products for faades
序文
この規格は,火災安全上の観点から,燃えにくくすることを目的に薬剤で処理された木質材料を建築物
の外装に使用した場合に,風雨にさらされたとき及び経年劣化したときの火災安全性能の低下を評価する
標準的な試験方法を定めた日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,難燃薬剤処理木質材料(以下,難燃処理材という。)を建築物の外装に使用する場合におい
て,燃えひろがりを抑制する難燃薬剤の効果の持続性を確認するための促進劣化試験方法について規定す
る。
注記 この試験方法は,仕様の異なる難燃処理材について,燃えひろがりを抑制する効果の持続性を
相互に比較するためのものであって,実際の建築物の外装に難燃処理材を用いた場合における,
ファサードの燃えひろがりを評価するものでも,難燃薬剤の効果の持続期間を予測するための
ものでもない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1310 建築ファサードの燃えひろがり試験方法
JIS C 1602 熱電対
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
木質材料
木材又は木材に機械的加工を施し再構成・接着成型加工したもの。
3.2
難燃薬剤
木質材料を燃えにくくする効果をもつ薬剤。
――――― [JIS A 1326 pdf 3] ―――――
2
A 1326 : 2019
3.3
難燃薬剤処理木質材料
難燃薬剤で処理された木質材料。
3.4
難燃薬剤量
難燃処理材に含有される単位体積当たりの難燃薬剤の量。
3.5
難燃薬剤減少率
初期に含有している難燃薬剤量に対する,経年又は促進劣化によって溶脱又は分解して減少する難燃薬
剤量の割合。
4 促進劣化試験
4.1 概要
所定の回数の散水及び乾燥のサイクルからなる促進劣化を施し,その後,促進劣化を施す前後の比較を
行って,燃えひろがりを抑制する効果の持続性を確認する。
4.2 促進劣化を施す試験体
促進劣化を施す試験体(以下,促進劣化試験体という。)は,単一又は複数の試験片によって構成される。
ここで,試験片は,難燃処理材の製品そのもの又はそこから切り出したものとする。試験片の必要数量は,
4.8 d) における試験体を作製するために必要な量以上とする。
なお,促進劣化は,必要数量の試験片を確保するために,複数回に分割して実施してもよい。
通常,促進劣化試験体は,難燃処理材が実際の建築物の外装で使用される状態を反映するように作製す
る。ただし,試験片には,難燃薬剤の溶脱を防止するような機能をもつ塗料などを施してはならない。
4.3 試験片の準備
試験片の準備は,次による。
a) 試験片の加工 試験片を元となる製品から切断して作製する場合,切断面からの難燃薬剤の溶脱を防
ぐため,切断部分をシールしてもよいが,切断面が4.8 d) における試験体の目地に位置する場合には,
切断面をシールしてはならない。
注記 切断面のシール方法としては,アルキド樹脂プライマーを塗布した上に,シリコンシーラー
を上塗りする方法がある。
b) 試験片の養生 促進劣化試験体を構成する試験片は,加工後,通風の良いJIS Z 8703に規定する常温
の室内で,水分にさらされない状態で,2週間以上養生する。養生終了直後の状態を初期状態とする。
なお,この養生条件を,試験報告書に記載する。
c) 初期状態の試験片の質量及び体積の測定 初期状態の試験片の質量(Winit)及び体積(V)を測定する。
質量は,1 gまでひょう量できるもの,又は試験片の質量の±0.1 %の精度でひょう量できるもののい
ずれか精度の高い方を用いて,測定する。体積は,目量が0.5 mmの金属製直尺又は鋼製巻尺を用い
て幅及び長さを測定し,0.1 mmまで読めるノギス又はこれと同等以上の精度をもつ測定器を用いて厚
さを測定し,求める。
d) 試験片の保管 促進劣化試験体を構成する試験片は,初期状態としてから促進劣化試験体の作製まで
の期間,b) に規定する状態で保管する。
――――― [JIS A 1326 pdf 4] ―――――
3
A 1326 : 2019
4.4 促進劣化試験体の準備
促進劣化試験体の準備は,次による。
a) 促進劣化試験体の寸法・形状 促進劣化試験体の寸法・形状は,試験片に均一な劣化を与えることが
可能な形状とする。
促進劣化を複数回に分割して実施する場合は,促進劣化試験体間の差異が生じないよう,通常,促
進劣化試験体の寸法・形状は全て同一とする。
促進劣化試験体の寸法・形状の例を図1に示す。
単位 mm
471 500 500 471
75
.
8
7
3
123
1
0
0
9
8
8
9
19
19
15
1
5 1 23
8
.
3
57
38 38
1 980
1 難燃処理材(試験片)(厚さ18 mm) 2 試験片固定用木枠
図1−促進劣化試験体の寸法・形状の例
b) 促進劣化試験体の保管 促進劣化試験体は,試験を行う直前まで4.3 b) に規定する状態で保管する。
c) 温度センサの設置 温度センサは,JIS C 1602に規定するT熱電対又はこれと同等以上のものとする。
なお,素線の線径は,0.2 mm以下としてもよい。温度センサは,接着剤,表面の放射率が0.8以上
の粘着テープなどを用いて,促進劣化試験体の中央部分の試験片の表面に貼り付ける。このとき,試
験片の裏面側に試験片固定用の枠がある位置は避ける。この温度センサで計測される温度を促進劣化
試験体の被照射面の温度とする。
4.5 促進劣化装置
促進劣化装置は,促進劣化試験体を4.6に規定する促進劣化の条件に一様にさらすことができるものと
し,次による。
促進劣化装置は,図2に示すように促進環境を与える外気側チャンバー及び室内条件を設定する室内側
――――― [JIS A 1326 pdf 5] ―――――
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JIS A 1326:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.220 : 火災に対する防御 > 13.220.40 : 材料及び製品の発火性及び燃焼性
JIS A 1326:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1310:2019
- 建築ファサードの燃えひろがり試験方法
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態