JIS A 1404:2015 建築用セメント防水剤の試験方法

JIS A 1404:2015 規格概要

この規格 A1404は、建築用のモルタル又はコンクリートに混合して用いるセメント防水剤の試験方法について規定。

JISA1404 規格全文情報

規格番号
JIS A1404 
規格名称
建築用セメント防水剤の試験方法
規格名称英語訳
Method of test for waterproof agent of cement for concrete construction
制定年月日
1960年8月1日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
1960-08-01 制定日, 1963-08-01 確認日, 1966-09-01 確認日, 1969-12-01 確認日, 1977-08-01 改正日, 1982-08-15 確認日, 1987-05-01 確認日, 1994-02-01 改正日, 1999-02-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2013-05-20 改正日, 2015-02-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS A 1404:2015 PDF [13]
                                                                                   A 1404 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 試験用機械器具・・・・[1]
  •  4 試料・・・・[2]
  •  5 使用材料・・・・[2]
  •  6 供試体・・・・[2]
  •  6.1 供試体の寸法・・・・[2]
  •  6.2 供試体の個数・・・・[2]
  •  6.3 モルタルの調合・・・・[2]
  •  6.4 練混ぜ方法・・・・[2]
  •  6.5 成形・・・・[2]
  •  6.6 型枠の取り外し,養生及び乾燥・・・・[3]
  •  7 試験の手順・・・・[3]
  •  7.1 一般・・・・[3]
  •  7.2 凝結試験・・・・[3]
  •  7.3 安定性試験・・・・[3]
  •  7.4 強さ試験・・・・[3]
  •  7.5 吸水試験・・・・[3]
  •  7.6 透水試験・・・・[4]
  •  8 計算・・・・[5]
  •  8.1 強さ比・・・・[5]
  •  8.2 吸水比・・・・[6]
  •  8.3 透水比・・・・[6]
  •  9 報告・・・・[6]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1404 pdf 1] ―――――

A 1404 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。これによって,JIS A 1404:2013は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1404 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 1404 : 2015

建築用セメント防水剤の試験方法

Method of test for waterproof agent of cement for concrete construction

序文

  この規格は,1960年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2013年に
行われたが,国内の実情に即した内容にするために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を
附属書Aに示す。

1 適用範囲

  この規格は,建築用のモルタル又はコンクリートに混合して用いるセメント防水剤(以下,防水剤とい
う。)の試験方法について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい

3 試験用機械器具

3.1   はかり はかりは,ひょう量2 kg以上で,目量が0.1 g又はこれより小さいものとする。
3.2 突き棒
3.2.1 強さ試験用及び吸水試験用の突き棒 強さ試験用供試体及び吸水試験用供試体の成形に用いる突
き棒は,JIS R 5201に規定するものとする。
3.2.2 透水試験用の突き棒 透水試験用供試体の成形に用いる突き棒は,突き部分は立方体とし,縦横の
寸法は35±1 mm,質量は1 000±5 gとする。
3.3 乾燥機 乾燥機は,排気口のあるもので,槽内を80 ℃に保持できるものとする。
3.4 吸水試験用容器 吸水試験に用いる容器は,水密性があり,深さが5 cm程度のものとする。
3.5 透水試験機 透水試験機は,直径5 cmの透水円孔をもち,厚さ約1 cm以上のゴムガスケットを供
試体上下に当て均一に装置に設置できるものとし,外壁モルタル用では1.0×104 Pa,コンクリート用では
3.0×105 Paの水圧がかけられるものとする。

――――― [JIS A 1404 pdf 3] ―――――

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A 1404 : 2015

4 試料

4.1   試料の種類 試料は,建築用のセメント防水剤とする。防水剤は,その主用途によって,外壁モル
タル用とコンクリート用とに区分する。
4.2 試料の混合率 試料のセメント又は水に対して混合する比率は,実際に使用するものと同量であっ
て,製造業者の指示する量とする。

5 使用材料

5.1   セメント 試験に用いるセメントは,JIS R 5210に規定する普通ポルトランドセメントとする。
5.2 砂 試験に用いる砂は,JIS Z 8801-1に規定する試験用ふるいの公称目開き2.36 mmを通過し,45 μm
で止まる乾燥けい砂から雑物を除き去ったものとする。
5.3 水 試験に用いる水は,蒸留水,イオン交換水又は上水道水とする。

6 供試体

6.1 供試体の寸法

  供試体の寸法は,次による。
a) 強さ試験用供試体 強さ試験用供試体は,断面が正方形の角柱体とし,断面の1辺が40 mm,長さが
160 mmとする。
b) 吸水試験用供試体 吸水試験用供試体は,断面が正方形の角柱体とし,断面の1辺が40 mm,長さが
160 mmとする。
c) 透水試験用供試体 透水試験用供試体は,断面が円形の円盤とし,直径150 mm,高さが40 mmとす
る。

6.2 供試体の個数

  供試体の個数は防水剤を混合したもの及び混合しないもの各々3 個ずつとする。

6.3 モルタルの調合

  モルタルは,防水剤を混合したもの及び混合していないものについてそれぞれ練り混ぜる。モルタルの
調合は,質量比でセメント1,砂3とする。1回に練り混ぜるセメント及び砂の規定採取量は,セメント
450±2 g,砂1 350±5 gとする。ただし,水量の標準は270±22.5 gとし,フロー試験によって160±2を
示すものとする。フロー試験は,JIS R 5201の11.(フロー試験)に規定する方法による。
なお,防水剤が液体の場合は,防水剤の混合量を水量に含めるものとする。
注記 1回で練り上がるモルタル量は,強さ試験用供試体3個分に相当するため,全ての試験項目を
行うためには,防水剤を混合したもの及び混合していないものについてそれぞれ7回練り混ぜ
る必要がある。

6.4 練混ぜ方法

  モルタルの練混ぜは,JIS R 5201の8.1(試験用機械器具)の (2) に規定した機械練り用練混ぜ機を使
用し,JIS R 5201の10.4.3(練混ぜ方法)に従って行う。

6.5 成形

  供試体の成形は,次による。
a) 強さ試験用及び吸水試験用供試体の成形 モルタルは,型枠に2層に充する。モルタルを型枠の高
さの1/2まで充し,3.2.1に規定する突き棒を用いてその先端がモルタル中に約4 mm入る程度に,
全面にわたって20回突く。次に,モルタルを型枠の上端まで充し,前と同様に突き棒を用いて20

――――― [JIS A 1404 pdf 4] ―――――

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回突き,最後に残りのモルタルを盛って約5 mm盛り上げをする。
モルタルを充してから固まる前の適切な時期に,供試体を傷めないように注意して,型枠の上の
盛り上げを削り取って上面を平滑にし,湿気箱に入れる。
供試体を成形する試験室の温度は,20±2 ℃,相対湿度は50 %以上とする。
b) 透水試験用供試体の成形 成形は,JIS R 5201の10.4.4(成形)によって行う。ただし,透水試験用
供試体の成形においては,2層に分けて充し,各層を3.2.2に規定する突き棒で約80回突くものと
する。
供試体を成形する試験室の温度は,20±2 ℃,相対湿度は50 %以上とする。

6.6 型枠の取り外し,養生及び乾燥

  型枠の取り外し,養生及び乾燥は次による。
a) 成形した供試体は,型枠に詰めた状態で48時間保管する。成形した供試体は,温度20±1 ℃,相対
湿度90 %以上の湿気箱内で貯蔵する。
b) 成形48時間後に型枠を取り外す。型枠を取り外した直後の供試体の質量(m0)を0.1 gまで量る。
c) 脱型後の供試体を,温度20±1 ℃,相対湿度90 %以上の湿気箱内で19日間養生する。養生終了時に
供試体の質量(m1)を測定する。
d) 湿気箱内における養生終了後,強さ試験用供試体は,更に20±2 ℃,相対湿度50 %以上の室内に7
日間保管する。
e) 吸水試験及び透水試験用の供試体は,湿気箱内における養生終了後,温度約80 ℃の乾燥機で一定質
量1) となるまで乾燥させる。透水試験用供試体においては,湿気箱内養生が終わった供試体の両面,
中央部の直径5 cm以上に軽くブラシをかけて表皮部を除き,乾燥機に入れる。
注1) 一定質量とは,吸水試験用供試体では質量変化が一日当たり1 g以下となる,透水試験用供
試体では質量変化が一日当たり0.5 g以下となるまでをいう。

7 試験の手順

7.1 一般

  試験は,防水剤を混合したもの及び混合していないものについて行う。

7.2 凝結試験

  凝結試験は,JIS R 5201の8.(凝結試験)による。

7.3 安定性試験

  安定性試験は,JIS R 5201の9.(安定性試験)によって行い,収縮性,膨張性のひび割れ及び反りにつ
いて観察する。

7.4 強さ試験

  強さ試験は,JIS R 5201の10.(強さ試験)によって,曲げ試験及び圧縮試験を行う。

7.5 吸水試験

  吸水試験は,次による。
a) 6.6 e) において一定質量となった供試体の質量(mD1)を測定する。
b) 図1に示すように容器に供試体の打込み面を下面とし,かつ,下部2 cmを常に浸水させた状態で1
時間,5時間及び24時間静置する。容器は,温度20±3 ℃,相対湿度80 %以上の恒温室内に設置す
る。

――――― [JIS A 1404 pdf 5] ―――――

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JIS A 1404:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1404:2015の関連規格と引用規格一覧