JIS A 1414-2:2010 建築用パネルの性能試験方法―第2部:力学特性に関する試験 | ページ 6

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A 1414-2 : 2010
Pl1
Fb (A.5)
2Z
Pl1
Mb (A.6)
2
wl 2
Fb (A.7)
8Z
wl 2
Mb (A.8)
8
ここに, Fb : 曲げ強さ (N/mm2)
Mb : 最大曲げモーメント (N/mm)
P : 最大荷重 (N)
w : 破壊時の等分布荷重 (N/mm)
l : 全スパン (mm)
l1 : 外側荷重点から内側荷重点までの距離 (mm)
Z : 断面係数 (mm3)
bh2
く(矩)形断面の場合は, Z
6
b : 試験体の幅 (mm)
h : 試験体の厚さ (mm)
3) 木質系パネルは,各試験体について信頼水準75 %の95 %下側許容限界値を求め,これを曲げ強さ
の基準値とする。
b) 曲げ弾性係数 曲げ弾性係数は,次による。
1) 2線荷重による場合の曲げ弾性係数 (Eb) 又は曲げ剛性 (EbI) は,ヨーク長さ又はモーメント一定区
間の相対たわみを測定したときは,それぞれ式 (A.9) 及び式 (A.10) によって求める。
なお,2線荷重を与えたにもかかわらず,不動点又は支持点に対するスパン中央のたわみだけを
測定した場合の曲げ弾性係数 (Eb) 又は曲げ剛性 (EbI) は,それぞれ式 (A.11) 及び式 (A.12) によ
って求める。
2) 等分布荷重による場合の曲げ弾性係数 (Eb) 又は曲げ剛性 (EbI) は,それぞれ式 (A.13) 及び (A.14)
によって求める。
2
P l1 l2
Eb (A.9)
16I
2
P l1 l2
Eb I (A.10)
16
2
P l1 3(l2 4l1)
Eb (A.11)
48I
2
P l1 3(l2 4l1)
Eb I (A.12)
48
w l4
Eb (A.13)
384I
w l4
Eb I (A.14)
384

――――― [JIS A 1414-2 pdf 26] ―――――

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A 1414-2 : 2010
ここに, Eb : 曲げ弾性係数 (N/mm2)
荷重−変形関係の比例域における回帰直線の傾き又は比
例域における上限荷重と下限荷重との差を,それぞれに対
応する変位の差で除したもの (N/mm2)
EbI : 曲げ剛性 (N/mm2)
荷重−変形関係の線形性をもつ部分における回帰直線の
傾き又は線形性をもつ部分における上限荷重と下限荷重
の差を,それぞれに対応する変位の差で除したもの
(N/mm)
l : 全スパン (mm)
l1 : 外側荷重点(支点)から内側荷重点(加力点)までの
距離 (mm)
l2 : ヨークの長さ (mm)
I : 断面2次モーメント (mm4)
bh3
く(矩)形断面の場合は, I
12
b : 試験体の幅 (mm)
h : 試験体の厚さ (mm)
3) 木質系パネルは,各試験体について曲げ弾性係数の平均値又は信頼水準75 %の50 %下側許容限界
値を求め,これを曲げ弾性係数の基準値とする。
なお,信頼水準75 %の50 %下側許容限界値は,母集団を正規分布と仮定して式 (A.15) によって
求める。
TL x Ks (A.15)
ここに, TL : 許容限界値
x : 試験から得られた平均値
K : 試験体数に依存する係数(表A.2参照)
s : 標準偏差
表A.2−信頼水準75 %の50 %下側許容限界の試験体数に依存する係数 (K)
試験体数 K 試験体数 K 試験体数 K
3 0.471 11 0.211 35 0.115
4 0.383 12 0.201 40 0.108
5 0.331 13 0.193 50 0.096
6 0.297 14 0.185 60 0.088
7 0.271 15 0.179 70 0.081
8 0.251 20 0.154 80 0.076
9 0.235 25 0.137 90 0.071
10 0.222 30 0.125 100 0.068
A.4 面内せん断試験
木質系パネルは,面内せん断試験の試験データから必要に応じて次の事項を求める。ただし,以下の“変
位”は,せん断変形角と読み替えてもよい。
a) 最大耐力,降伏耐力,降伏変位,終局耐力及び塑性率 それぞれの試験体の耐力曲線を用い,図A.2
及び次の手順に従って,最大耐力 (Pmax),降伏耐力 (Py),降伏変位 (δy),終局耐力 (Pu) 及び塑性率 (μ)

――――― [JIS A 1414-2 pdf 27] ―――――

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A 1414-2 : 2010
の数値を計算する。
1) 最大耐力 (Pmax)は,耐力曲線上における最大荷重とする。
2) 降伏耐力 (Py) 及び降伏変位 (δy) は,次による。
2.1) 耐力曲線上における最大荷重を測定する前に測定した荷重のうち,最大荷重のそれぞれ0.1倍及
び0.4倍となる荷重に対応する2点を通る直線を第I直線とする。
2.2) 耐力曲線上における最大荷重を測定する前に測定した荷重のうち,最大荷重のそれぞれ0.4倍及
び0.9倍となる荷重に対応する2点を通る直線を第II直線とする。
2.3) 耐力曲線上における接線のうち,第II直線に平行となる直線を第III直線とする。
2.4) 降伏耐力は,第I直線と第III直線との交点における荷重とする。
2.5) 降伏変位は,降伏耐力を表す直線を第IV直線とし,第IV直線と耐力曲線との交点における変位(複
数の交点が得られる場合にあっては,最小となる変位)とする。
3) 終局耐力 (Pu) は,次による。
3.1) 加力の終了時の変位を終局変位とする。
3.2) 耐力曲線,終局変位を表す直線及び変形の軸によって囲む部分の面積を計算する。
3.3) 原点と降伏変位となる点を通る直線を第V直線とする。
3.4) 終局耐力は,終局耐力を表す直線,変形の軸,第V直線及び終局変位を表す直線で囲む台形の部
分の面積が3.2)で計算した面積と等しくなる場合の耐力とする。
4) 塑性率 (μ) は,終局耐力を表す直線と第V直線との交点における変位 (δv) を求め,変位の数値で
終局変位の数値を除して得た数値とする。
5) せん断耐力の基準値は,試験体の仕様ごとに,a) の1)4) に規定するそれぞれの数値を用いて式
(A.16)式 (A.19) によって計算した数値の信頼水準75 %の50 %下側許容限界値のうちいずれか小
さい数値とする。
なお,信頼水準75 %の50 %下側許容限界値は,母集団を正規分布と仮定して式 (A.15) によって
求める。
図A.2−最大耐力,降伏耐力,降伏変位,終局耐力及び塑性率の求め方
P yP (A.16)

――――― [JIS A 1414-2 pdf 28] ―――――

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A 1414-2 : 2010
P 2.0 Pu 2 1 (A.17)
2P
P max (A.18)
3
P P (A.19)
ここに, P : せん断耐力の計算に用いる数値 (kN)
Py : 降伏耐力 (kN)
Pu : 終局耐力 (kN)
μ : 塑性率
u
v
δu : 終局変位 (mm)
δv : 終局変位を表す直線と第V直線との交点における変位
(mm)
Pmax : 最大耐力 (kN)
P´ : 耐力曲線上における5.5.3 a) に規定するせん断変形角
が1/150 radとなる変形に対応した耐力 (kN)
ただし,回転の拘束の方法を5.5.3 a) 1.1) 以外の方法と
した場合にあっては,1/120 radとなる変形に対応した
耐力 (kN)
b) せん断剛性 せん断剛性は,試験体の仕様ごとにa) 3.3) に規定する第V直線の傾きの数値を求め,そ
れらの平均値とする。

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