JIS A 1509-5:2020 セラミックタイル試験方法―第5部:床タイルの耐素地摩耗性試験方法 | ページ 2

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A 1509-5 : 2020
α 弦に対する回転ディスクの中心角
L 溝の弦の長さ
図2−弦の定義
表1−L,V換算表
L V L V L V L V L V
mm mm3 mm mm3 mm mm3 mm mm3 mm mm3
20.0 67 30.0 227 40.0 540 50.0 1 062 60.0 1 851
20.5 72 30.5 238 40.5 561 50.5 1 094 60.5 1 899
21.0 77 31.0 250 41.0 582 51.0 1 128 61.0 1 947
21.5 83 31.5 262 41.5 603 51.5 1 162 61.5 1 996
22.0 89 32.0 275 42.0 626 52.0 1 196 62.0 2 046
22.5 95 32.5 288 42.5 649 52.5 1 232 62.5 2 096
23.0 102 33.0 302 43.0 672 53.0 1 268 63.0 2 149
23.5 109 33.5 316 43.5 696 53.5 1 305 63.5 2 202
24.0 116 34.0 330 44.0 720 54.0 1 342 64.0 2 256
24.5 123 34.5 345 44.5 746 54.5 1 380 64.5 2 310
25.0 131 35.0 361 45.0 771 55.0 1 419 65.0 2 365
25.5 139 35.5 376 45.5 798 55.5 1 459 65.5 2 422
26.0 147 36.0 393 46.0 824 56.0 1 499 66.0 2 479
26.5 156 36.5 409 46.5 852 56.5 1 541 66.5 2 537
27.0 165 37.0 427 47.0 880 57.0 1 583 67.0 2 596
27.5 174 37.5 444 47.5 909 57.5 1 625 67.5 2 656
28.0 184 38.0 462 48.0 938 58.0 1 689 68.0 2 717
28.5 194 38.5 481 48.5 968 58.5 1 713 68.5 2 779
29.0 205 39.0 500 49.0 999 59.0 1 758 69.0 2 842
29.5 215 39.5 520 49.5 1 030 59.5 1 804 69.5 2 906

10 試験記録

  試験記録には,次の事項のうち,必要な事項を記載する。
a) 試験材料の概要(種類,形状・寸法,品名など)
b) 試料の数
c) 各試料の摩耗体積
d) その他必要な事項

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附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
ISO 10545-6:2010,Ceramic tiles−Part 6: Determination of resistance to deep abrasion for
JIS A 1509-5:2020 セラミックタイル試験方法−第5部 : 床タイルの耐素地摩耗
性試験方法 unglazed tiles
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 床タイルの耐素地 1 JISとほぼ同じ 変更 施ゆうも無ゆうも同じ評価方法で
施ゆう,無ゆうの区別なく,全ての
摩耗性試験方法に 床タイルを適用に変更した。 評価すべきであるとしたため。
ついて規定
2 引用規格
3 用語及び − − 追加 ISO規格には用語の定義がないが,実質的な差異はない。
定義 本文中に出てくる用語は関連規格
であるJIS A 5209(セラミックタイ
ル)によることを追加した。
4 試験・測 試験・測定の原理に 3 JISにほぼ同じ 変更 ISO規格では,長さを測定すると規表1の換算表から体積を読み取る
定の原理 ついて規定 ため。実質的な差異はない。
定しているが,この規格では回転デ
ィスクで削り取った部分のタイル
の体積を測定すると規定した。
5 装置及び 5.1 a) 回転ディスク 4 JISとほぼ同じ 変更 引用規格を対応するJISに変更し JIS G 3106に規定する鋼材
器具 について規定 4.1 た。 SM490Aを採用した。
鋼材の摩耗に対する許容差の単位 実情に合わせた。
を変更し,摩耗量を許容差に加え
た。
5.1 b) 研削材料につ 4.3 JISとほぼ同じ 変更 引用規格を対応するJISに変更し
いて規定 た。
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5.2 寸法測定器具に 4.2 JISとほぼ同じ 変更 寸法測定器具の最小目盛を0.5 mm 最小目盛0.1 mmの測定器具で,削
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ついて規定 に変更した。ISO規格では0.1 mm り取られた円弧状の弦の長さを適
-
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と規定している。 切に測定できる器具はない。
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(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
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規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
-
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及び題名 番号 の評価
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6 試料 6.2 試料の数につい 5 JISとほぼ同じ 変更 実質的な差異はない。
この規格では,試料数を規定してい
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て規定 る引用規格を記載することとした。
7 装置の調 第一標準板以外の 4.1 − 追加 第一標準板以外の標準板を用いる ISO規格には,規定がないため追
整 標準板使用時の処 加した。
ときは,第一標準板との相関を確認
理について規定 しておく旨を追加。
8 手順 試料の摩耗方法に 6 JISとほぼ同じ 変更 研削材料の供給量(g)を,毎分当管理しやすいため。
ついて規定 たりに変更した。
摩耗の方向につい JISとほぼ同じ 変更 二つの溝が交わらないようにする 誤って解釈されるおそれがあるた
て規定 ことを明記した。 め。
測定値の読取方法 − 追加 測定値が目盛の間にあるとき,JIS判断に迷う場合は,より厳しい測
について規定 では大きい方の目盛を読み取るこ 定となるようにした。
とを追加した。
表面がフラットな − 追加 表面がフラットなタイルは,1方向これまでの実績を踏まえ,2方向
試料の場合につい を測定しても1方向のみの場合と
の測定だけとすることを追加した。
て規定 結果に変化がないため,試験の効
率化を図った。
ISO規格への提案を検討する。
表面に凹凸のある JISとほぼ同じ 変更 溝の最長部と最短部との長さの平 ISO規格には規定がないため,追
試料の場合につい 均値で評価することを明記し変更 加した。
て規定 した。
9 結果の表 摩耗体積の表記方 7 JISとほぼ同じ 変更 換算表から読み取るだけに変更し 換算表から求めることによって,
示 法について規定 8 た。 試験の簡便化を図った。
数値の丸め方につ 追加 数値の丸め方を追加した。 ユーザが分かりやすくするため表
いて規定 示桁数を統一した。
10 試験記 試験記録について 8 JISとほぼ同じ 変更 規定項目以外にも製造業者ごとに
規定項目のうち,必要な項目を選択
録 規定 できるように変更した。 規定しているため。

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A 1509-5 : 2020
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 10545-6:2010,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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――――― [JIS A 1509-5 pdf 9] ―――――

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A 1509-5 : 2020
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附属書JB
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(参考)
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技術上重要な改正に関する新旧対照表
020
現行規格(JIS A 1509-5:2020) 旧規格(JIS A 1509-5:2014) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
8 手順 試験は,試料の縦及び横の2方向について,二つの溝が
8 手順 試験は,試料の縦及び横の二方向1) について行い,削
現行規格では,床タイル
b) b)
交わらないように位置を調整して行い,削り取られた二 り取られた二つの溝の弦の長さ(L1及びL2)を0.5 mm
の表面の凹凸に起因する
つの溝の弦の長さ(L1及びL2)を0.5 mmの単位まで測 測定値のばらつきを鑑み
の単位まで測定する。このとき,測定値が目盛と目盛
定する。このとき,測定値が目盛と目盛との間にあると との間にあるときは,大きい方の目盛の値を読み取2方向の測定を行い平均
きは,大きい方の目盛の値を読み取る。ただし,表面が る。 化していた。しかし,表
フラットな試料の場合は,1方向だけ測定し,それを溝 面がフラットなタイルに
なお,表面に凹凸のある試料の場合は,溝の端部が直
の弦の長さ(L)としてもよい。 ついては2方向を測定し
線状になりにくいため,溝の最長部と最短部との長さ
なお,溝の端部が直線状にならない場合は,溝の最長部 の平均値を0.5 mmの単位に丸めた値2) を溝の弦の長
ても1方向だけの場合と
と最短部との長さの平均値を0.5 mmの単位に切り上げ さとする。 結果は変わらないことか
て丸めた値を溝の弦の長さとする。 ら,1方向でもよいとし
た。

JIS A 1509-5:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10545-6:2010(MOD)

JIS A 1509-5:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1509-5:2020の関連規格と引用規格一覧