JIS A 5513:2002 じゃかご | ページ 2

4
A 5513 : 2002
備考 この図は単に名称を示すものであって,形状,構造の基準を示すものではない。
図3 パネル式角形じゃかごの形状及び各部の名称
表3 パネル式角形じゃかごの部品の数量
部品 個数
本体パネル 1個
上ふたパネル 1個
側面パネル 2個。ただし,本体パネルを長さ方向に,連続して使用する場
合は1個でもよい。
結合コイル 高さの結合用4本,幅の結合用4本(ただし,幅1.5m以上の
場合は8本),長さの結合用は長さ1mごとに2本とし,長さ
に端数のある場合は切上げとする。ただし,本体パネル及び
上ふたパネルが一体になっている場合は,この限りでない。
補強線 本体パネルの長さ1mごとに1本。ただし,長さに端数のあ
る場合は,四捨五入とする。

5.4 異形じゃかご

 異形じゃかごの形状・構成・各部の名称・部品の数量は,受渡当事者間の協定によ
る。

6. 材料

 じゃかごに用いる材料は,JIS G 3542,JIS G 3543,JIS G 3544,及びJIS G 3547とし,その種
類,記号及び巻付試験に用いる円筒の径は,表4による。

――――― [JIS A 5513 pdf 6] ―――――

                                                                                              5
A 5513 : 2002
表4 じゃかごに用いる材料及び巻付試験に用いる円筒の直径
亜鉛めっき鉄線 塩化ビニル被覆鉄線 着色塗装亜鉛めっき鉄線 溶融アルミニウムめっき
鉄線
JIS G 3547 円筒の JIS G 3543 円筒の JIS G 3542 円筒の JIS G 3544 円筒の
径 径(1) 径 径
線径の 線径の 線径の 線径の
倍数 倍数 倍数 倍数
SWMGS-3 2 SWMV−GS3 2 SWMCGS-3 2 SWMA−A 4
SWMGS-4 SWMV−GH3 SWMCGS-7 4
SWMGS-5 SWMV−GS4 4
SWMGS-6 SWMV−GS5
SWMGS-7 SWMV−GS6
SWMGH-3 3 SWMV−GS7
SWMGH-4 SWMV−GH4
注(1) 塩化ビニル被覆鉄線の場合は,被覆線径の倍数とする。

7. 製品の寸法及びその許容差

7.1 製品の線径

 円筒形じゃかご,角形じゃかご及びパネル式角形じゃかごの製品の列線及び部品の線
径は,表5による。
表5 列線及び部品の線径
線径 mm 亜鉛めっき 着色塗装亜鉛 塩化ビニル 溶融アルミニウム
鉄線 めっき鉄線 被覆鉄線(2) めっき鉄線
3.20 ○ ○ ○ ○
4.00 ○ ○ ○ ○
5.00 ○ ○ ○ ○
6.00 ○ ○ − ○
8.00 ○ − − ○
注(2) 塩化ビニル被覆鉄線の線径は,被覆線径とする。
備考 表5に示された“−”のものについては,製品がないので規定外とする。

7.2 網目寸法

 網目寸法は,図4に示すように列線に囲まれた空間四辺形の一辺の長さとし,網目寸法
及びその許容差は,表6による。
表6 網目寸法及びその許容差
網目寸法 許容差
cm %
5.0, 6.5, 7.5, 10.0, ±3
13.0, 15.0
図4 網目寸法

7.3 ふた枠・丸輪・中枠・本体パネル・側面パネル・上ふたパネルの寸法

 円筒形じゃかごのふた枠及
び丸輪の径・角形じゃかごのふた枠及び中枠の高さ及び幅,並びにパネル式角形じゃかごの高さ及び幅を
表す寸法は,すべて外側寸法とし,寸法及びその許容差は,表7,表8及び表9による。ただし,異形じ
ゃかごは,表示寸法に対し (+3−1) %とする。

――――― [JIS A 5513 pdf 7] ―――――

6
A 5513 : 2002
表7 円筒形じゃかごのふた枠及び丸輪の径並びにその許容差
ふた枠及び丸輪の径 許容差
cm %
45, 60, 90 ±2
表8 角形じゃかごのふた枠及び中枠の高さ,幅並びにその許容差
ふた枠及び中枠の高さ ふた枠及び中枠の幅 許容差
cm cm %
40, 48, 50, 60, 64 100, 120, 150, 180, 200 +3
−1
表9 パネル式角形じゃかごの高さ,幅並びにその許容差
本体パネル及び側面パネルの高さ 本体パネル,側面パネル及び上ふたパ 許容差
cm ネルの幅 cm %
25, 40, 48, 50, 60, 64 100, 120, 150, 180, 200 +3
−1

7.4 パネル式角形じゃかごの結合コイル及び補強線の寸法

 パネル式角形じゃかごの結合コイルの長さ
は,パネルの高さ,幅及び長さの寸法とし,その許容差は±20mmとする。
補強線の長さは,幅寸法と同一とし,その許容差は±15mmとする。

7.5 円筒形じゃかご及び角形じゃかごの胴網の長さ及び余長並びにパネル式角形じゃかごの長さ

 円筒
形じゃかご及び角形じゃかごの胴網の長さ及び余長は図5に,パネル式角形じゃかごの長さは図3による。
標準長さは,円筒形じゃかごの場合は38mとし,角形じゃかご及びパネル式角形じゃかごの場合は2
4mとする。長さの許容差はいずれも (+3−1) %とする。また,円筒形じゃかご及び角形じゃかごの列
線の両端には,ふたの取付け用として5cm以上の余長がなければならない。
なお,円筒形じゃかご及び角形じゃかごの余長の部分を,あらかじめリング状に加工してもよい。
図5 円筒形及び角形じゃかごの胴網の長さ,並びに余長

7.6 詰め石穴

 円筒形じゃかご及び角形じゃかごの詰め石穴の大きさは,図1に示すように2目連続と
する。ただし,網目寸法が10cm以下の場合は,3目連続とする。また,詰め石穴は,長さ1mごとに1個
を設け,その位置を明示しなければならない。
なお,詰め石穴の数は,幅及び長さに端数のある場合は,四捨五入する。
パネル式角形じゃかごについては,詰め石穴を設けなくてもよい。

――――― [JIS A 5513 pdf 8] ―――――

                                                                                              7
A 5513 : 2002

7.7 円筒形じゃかご,角形じゃかご各部の線径及び詰め石穴閉じ線の長さ

 じゃかごの列線,ふた網の
線径及び詰め石穴閉じ線の線径に対するふた枠,丸輪などの線径及び詰め石穴閉じ線の長さとの組合せは,
表10による。
表10 各部の線経,詰め石穴閉じ線の長さ及びその組合せ
単位 mm
列線,ふた網及び詰め石穴閉じ線の線径 3.20 4.00 5.00 6.00
ふた枠,丸輪(3),中枠(4)及び骨線(5)の線径 4.00 5.00 6.00 8.00
詰め石穴閉じ線の長さ(6) 180以上 240以上
注(3) 円筒形じゃかごの場合。
角形,異形じゃかごの場合。
(4),(5)
(6) すまき式の場合,閉じ線に直線を用いる場合は胴網の長さ以上とし,骨線の場合は胴網の
長さとする。

7.8 パネル式角形じゃかごの各部の線

径(7) パネル式角形じゃかごの本体パネル・側面パネル・上ふたパネルの列線の線径に対する枠線・補強線・結合コイルの線径(7)の組合せは,表11による。
注(7) 塩化ビニル被覆鉄線については,被覆線径とする。
表11 パネル式角形じゃかごの各部の線径
単位 mm
3.20
本体パネル,側面パネル及び上ふたパネルの列線の線径 4.00 5.00 6.00
枠線及び補強線の線径 4.00, 5.00 5.00 6.00 8.00
結合コイルの線径 3.20, 4.00 4.00 5.00 6.00

7.9 角形じゃかごの網目寸法及び中枠の寸法の組合せ

 角形じゃかごの網目寸法及び中枠の寸法の組合
せは,表12による。
表12 角形じゃかごの網目寸法及び中枠の寸法の組合せ
単位 cm
網目寸法 中枠の高さ 中枠の幅
5.0, 6.5, 7.5, 10.0 40, 48, 64 100, 120
13.0, 15.0 40, 50, 60 120, 150, 180, 200

7.10 パネル式角形じゃかごの網目寸法及び本体・側面・上ふたパネルの寸法の組合せ

 パネル式角形じ
ゃかごの網目寸法及び本体パネル・側面パネル・上ふたパネルの寸法の組合せは,表13による。
表13 パネル式角形じゃかごの網目寸法及び本体パネル・側面パネル・
上ふたパネルの寸法の組合せ
単位 cm
網目寸法 本体パネル・側面パネルの高さ 本体パネル・側面パネル・上ふ
たパネルの幅
25, 40, 48, 50, 60, 64
5.0, 6.5, 7.5, 10.0, 13.0, 15.0 100, 120, 150, 180, 200

8. 亜鉛付着量及びアルミニウム付着量

 亜鉛付着量は表14に,また,アルミニウム付着量は,表15に
よる。

――――― [JIS A 5513 pdf 9] ―――――

8
A 5513 : 2002
表14 亜鉛付着量
単位 g/m2
線経 SWMGS-3 SWMGS-4 SWMGS-5 SWMGS-6 SWMGS-7
mm SWMGH-3 SWMGH-4 SWMV-GS5 SWMV-GS6 SWMCGS-7
SWMCGS-3 SWMV-GS4 SWMV-GS7
SWMV-GS3 SWM-GH4
SWMV-GH3
3.20 122以上 207以上 243以上 270以上 360以上
4.00 140以上 221以上 261以上
5.00 140以上 221以上 261以上
6.00 140以上 221以上 261以上
8.00 140以上 221以上 261以上 − −
表15 アルミニウム付着量
単位 g/m2
線経 SWMA-A
mm
3.20 104以上
4.00以上 113以上

9. 外観

 外観は,次による。
a) じゃかごの表面には,きず(8)・き裂(9)・はく離(10),そのほか,使用上有害な欠点があってはならない。
b) じゃかごは,形状が正しく(11),列線には詰め石穴以外に編みはずれ(12)があってはならない。
c) ふた網とふた枠及び各パネルの枠との結び合わせは,図1に示す形状で1.5回以上巻き付けなければ
ならない。ただし,ドレーン工用パネル式角形じゃかご(13)については,ナックル加工でもよい。
注(8) 製網加工のときに生じる引ききず。
(9) 製網加工のときに生じるひび割れ・めっき層又は塗膜・皮膜が破れた状態。
(10) めっき層又は塗膜,皮膜が鉄線からはがれたり,遊離した状態。
(11) ねじれのない均一な列線で組み合わされ,不整形でない状態。
(12) 隣接する列線が途中からかみ合わず,離れて破れたような状態。
(13) パネル式角形じゃかごの排水機能を目的としたもの。

10. 亜鉛付着量及びアルミニウム付着量試験並びに巻付試験

 亜鉛付着量及びアルミニウム付着量試験
並びに巻付試験は,次による。
a) 試験片のとり方 付着量試験及び巻付試験の試験片は,JIS H 0401の4.2.1a)によって長さ300
600mmをとる。
試験片の数及び抜取方式は,受渡当事者間の協定によって決めてもよい。
b) 亜鉛付着量及びアルミニウム付着量試験方法 亜鉛付着量試験は,JIS H 0401の3.3(線類)及び4.2
(間接法)の規定により,アルミニウム付着量試験は,JIS H 8672の6.3[水酸化ナトリウム−塩化ア
ンチモン法(間接法)]の規定による。
c) 巻付試験 巻付試験はJIS H 0401の6.4(巻付試験)による。巻付試験に用いる円筒の直径は表4に
よって,巻付回数は6回以上とする。ただし,受渡当事者間の協定によって表4に示す径より小さい
直径の円筒を用いてもよい。

――――― [JIS A 5513 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS A 5513:2002の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5513:2002の関連規格と引用規格一覧