JIS B 0002-1:1998 製図―ねじ及びねじ部品―第1部:通則

JIS B 0002-1:1998 規格概要

この規格 B0002-1は、ねじ及びねじ部品を図に表す方法について規定。

JISB0002-1 規格全文情報

規格番号
JIS B0002-1 
規格名称
製図―ねじ及びねじ部品―第1部 : 通則
規格名称英語訳
Technical drawings -- Screw threads and threaded parts -- Part 1:General conventions
制定年月日
1998年1月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6410-1:1993(IDT)
国際規格分類

ICS

01.100.20, 21.040.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ねじ I 2020, ねじ II 2020, 製図 2020
改訂:履歴
1998-01-20 制定日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 0002-1:1998 PDF [9]
B 0002-1 : 1998 (ISO 6410-1 : 1993)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS B 0002-1982は改正され,JIS B 0002のこの部及び第3部に置き換え
られる。
JIS B 0002-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) 参考文献
JIS B 0002は,次の3部で構成される。
第1部 : 通則
第2部 : ねじインサート
第3部 : 簡略図示方法

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 0002-1 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0002-1 : 1998
(ISO 6410-1 : 1993)

製図−ねじ及びねじ部品−第1部 : 通則

Technical drawings−Screw threads and threaded parts −Part 1 : General conventions

序文 JIS B 0002のこの部は,1993年に第1版として発行されたISO 6410-1, Technical drawings−Screw
threads and threaded parts−Part 1 : General conventionsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“備考”及び“参考”は,原国際規格にはない事項である。
JIS B 0002は,締結用部品の設計,製造,及び組付けに携わる種々の関係者の間の,情報交換の共通の方
法を供するために作成された。
1. 適用範囲 JIS B 0002のこの部は,ねじ及びねじ部品を図に表す方法について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,JIS B 0002のこの部の規定の一
部を構成する。これらの規格は,その最新版を適用する。
JIS B 0002-3 製図−ねじ及びねじ部品−第3部 : 簡略図示方法
備考 ISO 6410-3 : 1993, Technical drawings−Screw threads and threaded parts−Part 3 : Simplified
representationが,一部を除き,この規格と一致している。
JIS B 0143 ねじ部品各部の寸法の呼び及び記号
備考 ISO 225 : 1983, Fasteners−Bolts, screws, studs and nuts−Symbols and designations of dimensions
からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 1003 ねじ先の形状・寸法
備考 ISO 4753 : 1983, Fasteners−Ends of parts with external metric ISO threadからの引用事項は,こ
の規格の該当事項と同等である。
JIS Z 8312 製図に用いる線
備考 ISO 128 : 1982, Technical drawings−General principles of presentationからの引用事項は,この規
格の該当事項と同等である。
JIS Z 8317 製図における寸法記入方法
備考 ISO 129 : 1985, Technical drawings−Dimensioning−General principles, definitions, methods of
execution and special indicationsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

――――― [JIS B 0002-1 pdf 2] ―――――

2
B 0002-1 : 1998 (ISO 6410-1 : 1993)
3. 図示
3.1 ねじの実形図示 ある種の製品技術文書(例えば,刊行物,取扱説明書など)において,単品又は
組み立てられた部品の説明のために,ねじを側面から見た図(1)又はその断面図の実形図示(図13参照)
が,必要となることがある。ねじのピッチ,又は形状のいずれも,一般に厳密な尺度で描く必要はない。
製図では,ねじの実形図示(図13参照)は,絶対に必要な場合にだけ使用するのがよく,つる巻き線
は,可能な限り直線で表すのがよい(図2参照)。
注(1) ねじの軸線に直角な方向から見た図。
図1 図2
図3
3.2 通常図示 通常は,すべての種類の製図では,ねじ及びねじ部品の図示は,慣例によって図47に
示すように単純にする。
3.2.1 ねじの外観及び断面図 側面から見た図及びその断面図で見える状態のねじは,図413に示すよ
うに,ねじの山の頂1)を太い実線(JIS Z 8312による。)で,ねじの谷底2)を細い実線(JIS Z 8312による。)
で示す。
参考 JIS Z 8312による太い実線及び細い実線は,それぞれISO 128のtype A及びtype Bと同等であ
る。
ねじの山の頂と谷底とを表す線の間隔は,ねじの山の高さとできるだけ等しくするのがよい。ただし,
この線の間のすきまは,いかなる場合にも,次のいずれか大きいほうの値以上とする。
− 太い線の太さの2倍
− 0.7 mm
注1) 山の頂は,通常,おねじの外径,及びめねじの内径を指す。
2) 谷底は,通常,おねじの谷の径,及びめねじの谷の径を指す。

――――― [JIS B 0002-1 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
B 0002-1 : 1998 (ISO 6410-1 : 1993)
備考1. ある場合,例えば,CADでは,次のようにする。
− 呼び径8 mm以上のねじに対しては,一般に1.5 mmの間隔が受け入れられている。
− 呼び径6 mm以下のねじに対しては,簡略図示が推奨されている(JIS B 0002-3参照)。
3.2.2 ねじの端面から見た図 ねじの端面から見た図において,ねじの谷底は,細い実線で描いた円周の
3/4にほぼ等しい円の一部(図4及び図5参照)で表し,できれば,右上方に4分円を開けるのがよい。
面取り円を表す太い線は,一般に端面から見た図では省略する(図4及び図5参照)。
備考2. 欠円の部分は,直交する中心線に対して,他の位置にあってもよい(図6参照)。
図4
図5
3.2.3 隠れたねじ 隠れたねじを示すことが必要な場所では,山の頂1)及び谷底2)は,図7に示すよう
に細い破線(JIS Z 8312による。)で表す。
参考 JIS Z 8312による細い破線は,ISO 128のtype Fと同等である。
参考 ねじを加工する際に必要な,不完全ねじ部又は逃げ
溝を図示するのがよい。
図6 図7
3.2.4 ねじ部品の断面図のハッチング 断面図に示すねじ部品では,ハッチングは,ねじの山の頂を示す
線まで延ばして描く(図58参照)。
3.2.5 ねじ部の長さの境界 ねじ部の長さの境界は,次による。
− 見える場合には,境界を示す。図示には太い実線を用いる。
− 隠れている場合に,境界を示してもよい。図示には細い破線を用いる。
これらの境界線は,ねじの大径(おねじの外径,又はめねじの谷の径)を示す線で止める(図4,図8
11,及び図13参照)。

――――― [JIS B 0002-1 pdf 4] ―――――

4
B 0002-1 : 1998 (ISO 6410-1 : 1993)
図8 図9
図10 図11
図12 図13
3.2.6 不完全ねじ部 不完全ねじ部は,植込みボルトの植込み側を除き,ねじ部の終端を越えた所である。
不完全ねじ部は,機能上必要な場合(図8参照),又は寸法指示をするために必要な場合(図13参照)
には,傾斜した細い実線で表す。ただし,不完全ねじ部は省略可能であれば,表さなくてもよい(図4,
図5及び図7参照)。
3.3 組み立てられたねじ部品 3.2に規定する通常図示は,ねじ部品の組立にも適用する。ただし,
おねじ部品は,常にめねじ部品を隠した状態で示し,めねじ部品で隠さない(図8及び図10参照)。めね
じの完全ねじ部(2)の限界を表す太い線は,めねじの谷底まで描く(図8及び図9参照)。
注(2) 参考図1参照。

――――― [JIS B 0002-1 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 0002-1:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6410-1:1993(IDT)

JIS B 0002-1:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 0002-1:1998の関連規格と引用規格一覧