JIS A 8921-2:2011 土工機械―ショベル系掘削機保護構造の台上試験及び性能要求事項―第2部:6トンを超える油圧ショベルの転倒時保護構造(ROPS)

JIS A 8921-2:2011 規格概要

この規格 A8921-2は、油圧ショベルの転倒時保護構造(ROPS)の静的負荷による耐負荷特性を評価する一連の再現性のある試験方法,及び代表的な供試品に対する性能要求事項について規定。

JISA8921-2 規格全文情報

規格番号
JIS A8921-2 
規格名称
土工機械―ショベル系掘削機保護構造の台上試験及び性能要求事項―第2部 : 6トンを超える油圧ショベルの転倒時保護構造(ROPS)
規格名称英語訳
Earth-moving machinery -- Laboratory tests and performance requirements for protective structures of excavators -- Part 2:Roll-over protective structures (ROPS) for hydraulic excavators of over 6 t
制定年月日
2011年8月22日
最新改正日
2016年10月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 12117-2:2008(IDT)
国際規格分類

ICS

53.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
土木 II 2020
改訂:履歴
2011-08-22 制定日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS A 8921-2:2011 PDF [30]
                                                                A 8921-2 : 2011 (ISO 12117-2 : 2008)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び略語・・・・[6]
  •  5 試験方法及び設備・・・・[11]
  •  5.1 一般事項・・・・[11]
  •  5.2 計測装置・・・・[11]
  •  5.3 試験設備・・・・[11]
  •  5.4 ROPSと旋回フレームとの組立品及びベッドプレートへの取付け・・・・[11]
  •  6 試験負荷手順・・・・[12]
  •  6.1 一般事項・・・・[12]
  •  6.2 ROPSの側方負荷試験・・・・[13]
  •  6.3 ROPSの前後方向負荷試験・・・・[14]
  •  6.4 ROPSの垂直負荷試験・・・・[16]
  •  7 材料の温度基準・・・・[16]
  •  8 許容基準・・・・[17]
  •  9 ROPSのラベル表示・・・・[20]
  •  9.1 一般・・・・[20]
  •  9.2 ラベルの仕様・・・・[21]
  •  9.3 表示の内容・・・・[21]
  •  10 試験結果報告・・・・[21]
  •  11 取扱説明書・・・・[21]
  •  附属書A(規定)JIS A 8921-2に適合するROPSの試験報告書・・・・[22]
  •  附属書B(参考)設計変更,実物試験及び改造・・・・[24]
  •  附属書C(参考)理論的根拠-ROPS性能要求事項・・・・[25]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 8921-2 pdf 1] ―――――

A 8921-2 : 2011 (ISO 12117-2 : 2008)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本建設機械化協会(JCMA)及び
財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS A 8921の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS A 8921 ミニショベル横転時保護構造(TOPS)−試験方法及び性能要求項目
JIS A 8921-2 ショベル系掘削機保護構造の台上試験及び性能要求事項−第2部 : 6トンを超える油圧
ショベルの転倒時保護構造(ROPS)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 8921-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 8921-2 : 2011
(ISO 12117-2 : 2008)

土工機械−ショベル系掘削機保護構造の台上試験及び性能要求事項−第2部 : 6トンを超える油圧ショベルの転倒時保護構造(ROPS)

Earth-moving machinery-Laboratory tests and performance requirementsfor protective structures of excavators-Part 2: Roll-over protectivestructures (ROPS) or hydraulic excavators of over 6 t

序文

  この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 12117-2を基に,技術的内容を変更することなく作
成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,油圧ショベルの転倒時保護構造(以下,ROPSという。)の静的負荷による耐負荷特性を評
価する一連の再現性のある試験方法,及び代表的な供試品に対する性能要求事項について規定する。
この規格は,運転質量が6 tを超え50 t未満のJIS A 8403-1に規定する油圧ショベルのROPSに適用する。
ROPSは,機械が傾斜角30°以下の堅い粘土地盤の斜面上を地面との接触を失うことなく,旋回フレーム
の前後方向中心軸を中心に360°回転するという条件の下で,シートベルトを着用した運転員が押しつぶ
されないよう最小限の保護空間を確保する。ROPSは転倒のリスクが存在する場合に適用しなければなら
ない。
この規格は,荷取扱い若しくは解体用,又は電磁石,クラムシェル,グラブなどのアタッチメント付き
で使用する油圧ショベル用若しくはその派生機械用のROPSにも適用する。
この規格は,昇降式のキャブライザを備えた油圧ショベルには適用しない。
注記1 この規格は,許容基準を導き出すために用いた実験及び統計データの制約によって,運転質
量50 t未満の油圧ショベルへの適用を意図している。このことは,この規格に記載する手順
を,より大重量又は軽量の油圧ショベルに適用する可能性を排除するものではないが,鉱山
用に特別に設計された油圧ショベルの場合には,要求値が非現実的な設計をもたらすことが
あり得るので除外する。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 12117-2:2008,Earth-moving machinery−Laboratory tests and performance requirements for
protective structures of excavators−Part 2: Roll-over protective structures (ROPS) or
excavators of over 6 t(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”

――――― [JIS A 8921-2 pdf 3] ―――――

2
A 8921-2 : 2011 (ISO 12117-2 : 2008)
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8315 土工機械−運転員の身体寸法及び運転員周囲の最小空間
JIS A 8318 土工機械−座席基準点(SIP)
注記 対応国際規格 : ISO 5353,Earth-moving machinery, and tractors and machinery for agriculture and
forestry−Seat index point(IDT)
JIS A 8322 土工機械−寸法,性能及び容量の単位並びに測定の正確さ
注記 対応国際規格 : ISO 9248,Earth-moving machinery−Units for dimensions, performance and
capacities, and their measurement accuracies(IDT)
JIS A 8403-1 土工機械−油圧ショベル−第1部 : 用語及び仕様項目
JIS A 8910 土工機械−転倒時保護構造−試験及び性能要求事項
注記 対応国際規格 : ISO 3164,Earth-moving machinery−Laboratory evaluations of protective structures
−Specifications for deflection-limiting volume(MOD)
JIS B 1051 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−第1部 : ボルト,ねじ及び植込みボルト
JIS B 1052-2 締結用部品の機械的性質−第2部 : 保証荷重値規定ナット−並目ねじ

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
アタッチメント(attachment)
規定した用途のために,本体又はエクイップメントに取り付ける構成部品の組立品(JIS A 8320参照)。
3.2
ベッドプレート(bed plate)
試験目的のために,機械のフレームを取り付ける試験設備の十分に堅固な部分。
3.3
境界面,BP(boundary plane)
たわみ限界領域(DLV)の背面,側面,及びひざ部の垂直投影として定義する面。
注記 境界面は,負荷領域を決定するために使用する。
3.4
境界仮想地面,BSGP(boundary simulated ground plane)
機械が転倒したときの地面による衝撃に対して運転員へ更なる保護を与える可能性のある機械の剛性の
高い箇所を用いて決定する平面。
注記 剛性の高い箇所の確認方法については,6.1.5参照。
3.5
キャブライザ(cab riser)
(機械の)標準仕様に対して,JIS A 8318に規定する座席基準点(SIP)の高さを250 mmを超えて高め
る固定式のスペーサ。

――――― [JIS A 8921-2 pdf 4] ―――――

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A 8921-2 : 2011 (ISO 12117-2 : 2008)
3.6
たわみ限界領域,DLV(deflection-limiting volume)
通常の服装でヘルメットを装着した着座姿勢のJIS A 8315に定義する大柄運転員の近似的箱形形状(JIS
A 8910の附属書1参照)。
3.7
ROPSのたわみ量(deflection of ROPS, deflection)
着力点において計測した,ROPS,取付装置及びフレーム部の動きで,試験設備の動きによる影響を除い
た量。
3.8
エクイップメント(equipment)
アタッチメントがその本来の設計動作ができるように,本体に取り付けた構成部品のセット。
3.9
基準地表面,GRP(ground reference plane)
機械が止まる堅固な平面を仮想した面。
3.10
側方境界仮想地面,LBSGP(lateral boundary simulated ground plane)
機械の左側の剛性の高い箇所3点(例えば,ブーム左側面の最高位置,キャブを支持するフレームの左
側前端及びカウンタウェイト左側面など)で決まる平面で,基準地表面(GRP)上で作業装置(エクイッ
プメント及びアタッチメント)を製造業者の規定する最大掘削半径位置(床面最大掘削半径位置)にした
機械が,(転倒後)左側面を下にしてその上に静止すると仮定した平面(図1参照)。
注記 LBSGPは,例えばカウンタウェイト左側端,作業装置を床面最大掘削半径位置としたときのブ
ーム最高位置の左側及びキャブを支持するフレームの左側前端面の剛性の高い箇所3点を含む。
a) BSGP
b) 最小ブーム高さ
h 最小ブーム高さ
r 床面最大掘削半径
GRP 基準地表面
図1−側方境界仮想地面(LBSGP)

――――― [JIS A 8921-2 pdf 5] ―――――

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JIS A 8921-2:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 12117-2:2008(IDT)

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