JIS B 0004:2007 ばね製図

JIS B 0004:2007 規格概要

この規格 B0004は、ばねの図示方法及び設計・製作仕様の表示方法について規定。

JISB0004 規格全文情報

規格番号
JIS B0004 
規格名称
ばね製図
規格名称英語訳
Technical representation of springs
制定年月日
1956年1月19日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.100.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
製図 2020
改訂:履歴
1956-01-19 制定日, 1959-01-19 確認日, 1961-12-01 確認日, 1964-12-01 確認日, 1970-10-01 確認日, 1973-09-01 改正日, 1976-11-01 改正日, 1980-01-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1990-03-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 2001-09-20 確認日, 2005-07-20 確認日, 2007-04-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 0004:2007 PDF [40]
                                                                                   B 0004 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ばね
工業会(JSMA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 0004:1995は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
JIS B 0004には、次に示す附属書がある。
附属書A(参考) 幾何公差の図示方法

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0004 pdf 1] ―――――

                                                                                JIS C 0068 : 1995

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. ばねの図示方法・・・・[1]
  •  4.1 ばねの種類及びその例・・・・[1]
  •  4.2 基準状態・・・・[2]
  •  4.3 表現方法・・・・[2]
  •  4.4 その他・・・・[2]
  •  5. 要目表の表示方法・・・・[2]
  •  付属書A(参考) 幾何公差の図示方法・・・・[39]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 0004 pdf 2] ―――――

                                                                                              1
B 0004 : 2007
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0004 : 2007

ばね製図

Technical representation of springs

1. 適用範囲

 この規格は,ばねの図示方法及び設計・製作仕様の表示方法について規定する。
備考 ばね及びばね要素は,他の機械要素部品と異なり,所定の力を作用させたときの寸法又は所定
の寸法にしたときの発生力を指定して設計・製作することが多いので,単なる寸法形状だけの
表示では不十分である。このため,この規格では主な技術仕様を合わせて表示することとして
いる。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0001 機械製図
JIS B 0103 ばね用語
JIS Z 8114 製図用語
ISO 2162-1 Technical product documentation - Springs - Part 1: Simplified representation

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0103及びJIS Z 8114によるほか,次による。
a) 要目表 図には表現しにくい設計及び製作仕様の詳細を,所定の項目について記載した表の慣用名。

4. ばねの図示方法

4.1 ばねの種類及びその例

 例示するばねの種類及びその例は,次による。ばねの図示方法は,JIS B 0001
によるほか,付図153による。
a) 圧縮コイルばね(熱間成形,冷間成形)(付図112)
b) 引張コイルばね(付図1315)
c) ねじりコイルばね(付図1618)
d) 重ね板ばね(付図1925)
e) トーションバー(付図26及び付図27)
f) スタビライザ(付図28)
g) 竹の子ばね(付図29及び付図30)
h) 渦巻きばね(付図3134)
i) 皿ばね(付図35及び付図36)
j) 止め輪(付図3741,付図4851)
k) 座金(付図4247)
l) スプリングピン(付図52及び付図53)

――――― [JIS B 0004 pdf 3] ―――――

2
B 0004 : 2007

4.2 基準状態

 ばねを図示する場合,基準状態は,次による。
a) ばねは,一般的に力の作用がない状態を図示し,自由寸法が参考値の場合,括弧を付けて示す。
b) 所定寸法に変形させたときの力,又は所定の力を与えたときの寸法を指定する場合には,図にその旨
を明記し,指定する力又は指定する寸法を記入する。また,必要な場合は,力の方向と作用位置とを
太い矢印で示す。また,必要に応じて参考図を付け,指定寸法時の力,指定力における寸法など,表
示の文言と力との図示方法を示す。
c) 重ね板ばねは,一般にばね板が直線状に変形した状態を図示し,図にその旨を明記する。また,力の
作用がない状態を二点鎖線で示す。

4.3 表現方法

 表現方法は,次による。
a) ばねのすべての部分を図示する場合は,JIS B 0001による。ただし,コイルばねの正面図はらせん状
にせず直線とし,有効部から座の部分への遷移領域も直線による折れ線で示す。
b) 同一形状の部分が連続するばねにおいて一部を省略するときは,省略する部分のばね材料の断面中心
位置を細い一点鎖線で示す。
c) ばねの形状だけを簡略に表す場合には,ばね材料の中心線だけを太い実線で書く。

4.4 その他

 必要な場合,ばねに成形加工する前の材料の形状の形状・寸法を,展開図として示す。ば
ねと他の部品を組み合わせた機構を表す場合には,ばね材の断面だけを表してもよい(付図12参照)。

5. 要目表の表示方法

 表1に示す項目について表示する。代表的なばねについての表示例を,付図1
53に示す。
表 1 表示する技術仕様の項目
仕様の区分 項目 具体例
材料 名称,材質 規格記号,硬さ
寸法 線径又は板厚
その他 表面加工など
寸法形状 寸法 コイル径(平均径,外径,内径),自由高さ,密着高さ
形状 巻数(総巻数,座巻数,有効巻数),巻き方向,ピッチ
その他 コイル端部の形状,コイル外側面の傾きなど
指定条件 ばね特性 指定作用力を加えたときの寸法
指定寸法に変形したときの作用力
(複数あってもよい。)
指定条件での応力
その他 ばね成形後の処理 表面加工,セッチング,防せい(錆)処理
ばねの使用環境など 使用温度,作用力の種類(繰返し),など
備考 表の項目は実態に合わせ,細分化して具体的に記述する。例えば,コイルばねのコイル径は,平均
径と指定する外径(又は内径)とに分けて表示したり,ねじりコイルばねでは,自由高さではなく
自由角度を表示するなどである。指示条件の項目も,実態に合わせて表示する。詳細は,4.1を参照。

――――― [JIS B 0004 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 0004 : 2007
単位mm
(80) 30±0.4
要目表
材料 SWOSC-V
材料の直径 mm 4
コイル平均径 mm 26
コイル外径 mm 30±0.4
総巻数 11.5
座巻数 各1
有効巻数 9.5
巻方向 右
自由高さ mm (80)
ばね定数 N/mm 15.0
荷重 N −
荷重時の高さ mm −

高さ mm 70

高さ時の荷重 N 150±10 %
応力 N/mm2 191
荷重 N −
最 荷重時の高さ mm −

高さ mm 55

縮 高さ時の荷重 N 375
応力 N/mm2 477
密着高さ mm (44)
先端厚さ mm (1)
コイル外側面の傾き mm 4以下
コイル端部の形状 クローズドエンド(研削)
表面 成形後の表面加工 ショットピーニング
処理 防せい処理 防せい油塗布
備考1. その他の要目 : セッチングを行う。
2. 用途又は使用条件 : 常温,繰返し荷重
3. 1 N/mm2=1 MPa
付図 1 圧縮コイルばね(外観図)

――――― [JIS B 0004 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 0004:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 0004:2007の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0001:2019
機械製図
JISB0103:2015
ばね用語
JISZ8114:1999
製図―製図用語