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JIS B 0006:1993 規格概要
この規格 B0006は、図面にスプライン及びセレーションを表す方法並びに図記号を規定。規定する表し方は,(a)忠実な表し方 (b)簡単な表し方の2つある。
JISB0006 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0006
- 規格名称
- 製図―スプライン及びセレーションの表し方
- 規格名称英語訳
- Technical drawings -- Representation of splines and serrations
- 制定年月日
- 1993年5月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6413:1988(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 01.100.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 製図 2020
- 改訂:履歴
- 1993-05-01 制定日, 1998-03-20 確認日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 0006:1993 PDF [9]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0006-1993
(ISO 6413 : 1988)
製図−スプライン及びセレーションの表し方
Technical drawings−Representation of splines and serrations
日本工業規格(日本産業規格)としてのまえがき
この規格は,1988年第1版として発行されたISO 6413 (Technical drawings−Representation of splines and
serrations) を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格票で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,図面にスプライン及びセレーションを表す方法並びに図記号を規定する。規
定する表し方は,次の二つである。
(a) 忠実な表し方
(b) 簡単な表し方
参考 忠実な表し方は5.に,簡単な表し方は6.及び7.に規定する。
この規格に規定する方法及び図記号は,対象部分(軸及びハブ)の詳細な図及び継手の組立
図に適用する。
備考 統一を保つために,この規格のすべての図は,第三角法で描いてある。
この規格で定めた原則を何ら損なうことなく,第一角法にも全く同等に用いることができる
と理解するとよい。
参考 原国際規格では,図をすべて第一角法で描いているが,この日本工業規格(日本産業規格)では第三角法の図に
した。したがって,この備考は,“第一角法”を“第三角法”に読み替えて記載してある。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定を構成する。こ
の原国際規格の発行の時点では,各引用規格はここに示す年度の版が有効であった。すべての規格は改正
されるものであり,この規格に基づくことに合意した関係者は,これらの引用規格の最新版を適用する可
能性を調べることに努めるのがよい。IEC及びISOの会員は,現行の国際規格の登録簿を維持管理してい
る。
ISO 14 : 1982 Straight-sided splines for cylindrical shafts with internal centering−Dimensions, tolerances
and verification
ISO 128 : 1982 Technical drawings−General principles of presentation
ISO 3098-1 : 1974 Technical drawings−Lettering−Part 1 : Currently used characters
ISO 3461-2 : 1987 General principles for the creation of graphical symbols−Part 2 : Graphical symbols for
――――― [JIS B 0006 pdf 1] ―――――
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B 0006-1993 (ISO 6413 : 1988)
use in technical product documentation
ISO 4156 : 1981 Straight cylindrical involute splines−Metric module, side fit−Generalities, dimensions and
inspection
3. 定義 この規格に用いる用語の定義は,次による。
3.1 円筒状の軸の外周に設けられた等間隔の歯と,関連する円筒状の穴
スプライン継手 (spline joint)
の内周に設けられた軸と同じ間隔のはまり合う溝とが,同時にか(噛)み合うことによってトルクを伝達
する結合した同軸の機械要素 [ISO 4156 : 1981]。
3.2 歯面の輪郭が,インボリュート曲線の歯若しくは溝
インボリュートスプライン (involute spline)
をもつスプライン継手の軸又は穴 [ISO 4156 : 1981]。
3.3 歯面の輪郭が,平行平面の歯若しくは溝をもつスプライン
角形スプライン (straigbt-sided spline)
継手の軸又は穴。
3.4 セレーション (serration)歯面の輪郭が,一般に60°の圧力角の歯若しくは溝をもつスプライン
継手の軸又は穴。
4. 呼び方 スプライン継手の呼び方は,種類の図記号及び該当する規格(2.参照),又はこの主題を扱う
その他の規格に規定する継手の呼び方で構成する。
参考 ISO 14 : 1982及びISO 4156 : 1981に規定するスプラインの呼び方の箇条を翻訳したものを巻末
に参考スプラインの呼び方として示す。
4.1 図記号 スプライン継手の種類は,図記号で示す。
角形スプライン(ISO 14参照)の図記号を図1に,インボリュートスプライン(ISO 4156参照)及びセ
レーションの図記号を図2に示す。
図1 図2
図記号の比率及び寸法を,附属書Aに規定する。
4.2 呼び方の指示方法 呼び方は,その形体の付近に,必ずスプライン継手の輪郭から引出線を引き出
して指示するのがよい(図3参照)。
図3
スプライン継手が上記の規定によらない場合,又はその要求事項を修正した場合には,必要事項をその
図面の中,又は他の関連文書に,表の形で示すとともに,適用する輪郭に引出線及び図記号を用いて照合
させなければならない。
――――― [JIS B 0006 pdf 2] ―――――
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B 0006-1993 (ISO 6413 : 1988)
5. スプライン継手の完全な図示 正しい寸法ですべての細部を示すスプライン継手の完全な図示は,通
常は技術図面には必要でなく,避けるほうがよい。
もし,そのような図示をしなければならない場合には,ISO 128に規定する図形の表し方を適用する。
参考 ISO 128に規定する図形の表し方は,JIS Z 8316の規定と同等である。
必要がある場合には,4.によるスプライン継手の呼び方を付記してもよい。
角形スプライン継手の完全な図示の例を,図4に示す。
図4
インボリュートスプライン継手の完全な図示の例を,図5に示す。
図5
セレーションの完全な図示の例を,図6に示す。
図6
6. 簡単な図示
6.1 一般 表1に示すような角形スプライン及びインボリュートスプラインの簡単な図示は,通常,す
べての必要な情報を伝えるために適している。
――――― [JIS B 0006 pdf 3] ―――――
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B 0006-1993 (ISO 6413 : 1988)
表1 簡単な図示
角形スプライン インボリュートスプライン及びセレーション
軸
ハ
ブ
ス
プ
ラ
イ
ン
継
手
注(1) 必要な場合には,4.によるスプライン継手の呼び方を付記しなければならない(例えば,図13及び図14参照)。
6.2 細部の図示(軸及びハブ) 基本原則に従って,スプライン継手の部分は歯が切ってない中実の部
分として図示し,これに細い実線(ISO 128の線の種類B参照)で歯底面を,又は細い一点鎖線(ISO 128
の線の種類G参照)でピッチ面を図示する。
参考 ISO 128の線の種類B及びGは,それぞれJIS Z 8312に規定する細い実線及び細い一点鎖線と
同じである。
6.2.1 輪郭及び端部 軸(外側スプライン)又はハブ(内側スプライン)の輪郭及び端部は,次の状態を
描く。
・ 外形図では,歯先面で表す円筒(外側スプラインでは例えば外径面,内側スプラインでは例えば内
径面)によって作られる中実の部分の状態。
・ 長手方向の断面図では,実際の歯の間隔に関係なく,正反対側に相対して2枚の歯(ただし,歯は
切断しない。)をもつ軸又はハブの状態。
6.2.2 歯底面 角形スプラインに対しては,歯底面(外側スプライン部の小径面,内側スプラインの大径
面)を,細い実線(ISO 128の線の種類B参照)で描く。ただし,スプラインを切った軸又はハブの長手
方向の断面図では,歯底面は表1によって太い実線(ISO 128の線の種類A参照)で描く。
参考 ISO 128の線の種類Aは,JIS Z 8312に規定する太い実線と同じである。
6.2.3 ピッチ面 インボリュートスプライン及びセレーションに対しては,ピッチ面(ピッチ円)を,細
い一点鎖線(ISO 128の線の種類G参照)で描く。
――――― [JIS B 0006 pdf 4] ―――――
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B 0006-1993 (ISO 6413 : 1988)
6.2.4 有効長さ スプラインを切った部分の有効長さは,太い実線(ISO 128の線の種類A参照)で図示
する(図7参照)。
通常はスプラインを切った部分の有効長さだけを描く。
6.2.5 工具の逃げ 必要な場合には,工具の逃げを歯底面に用いた線と同じ線を用いて,斜線又は円弧で
図示してもよい(図7及び図8参照)。
図7 図8
6.2.6 歯の位置 中心軸に直交する所定の平面に関して,歯の位置を指示する必要がある場合には,1枚
又は2枚の歯を太い実線(ISO 128の線の種類A参照)で描いてもよい(図9参照)。
図9
6.2.7 歯の輪郭の詳細図 呼び方だけでは明確に表現できない場合には,歯の輪郭の詳細な図を追加する
のがよい(図10参照)。
図10
6.2.8 面の肌 接触面(歯底及び歯先の円周面は含まない。)の面の肌を指示する必要がある場合には,
図11に示すように図記号,呼び方及び面の肌に用いる図面指示を,共通の引出線上に示すのがよい。
図11
――――― [JIS B 0006 pdf 5] ―――――
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- ISO 6413:1988(IDT)
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