JIS B 0103:2015 ばね用語 | ページ 3

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B 0103 : 2015
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3414 定荷重ぜんま たわみが変化しても,荷重又はトルクがほとんど変 constant force
い 化しない密着巻のぜんまい(図48及び図49)。 spiral spring
(ていかじゅ
うぜんまい)
3500 トーションバ 任意断面の棒状で,長手方向の軸まわりにねじりを
ねじり棒 torsion bar spring
ー 受けて使うばね(図50)。 ばね
注記 JIS D 0111参照。
3600 皿ばね 中心に孔の開いた円板を円すい状に加工した,圧縮 disc spring
方向にばね作用をする,底のない皿形のばね(図59 (Belleville),
及び図102)。 coned disc spring,
注記 JIS B 2706参照。 Belleville spring
3610 ダイアフラム 皿ばねの内周側に,中心に向かう複数の舌片状のレ diaphragm spring
スプリング バーを形成し,作用時には外周及びレバー基部を支
点としてばね作用をするばね(図60)。
3700 輪ばね 外輪は内側に,内輪は外側に傾斜がある摩擦面をも ring spring
(わばね) った輪状のばねを重ね合わせたばね(図61)。
3810 ジグザグばね ジグザグ形のばね(図62)。 Sばね zigzag spring
3820 U字形ばね U字形のばね(図63)。 U-spring
3830 金網ばね 小径の鋼線などを編んで作った金網を圧縮成形し
メッシュ wire mesh spring
(かなあみば たばね。 スプリ
ね) ング
3840 円弧状ばね 線又は薄板を用いた円弧状(U字形又は双曲線状) hyperbolic spring
のばねの総称。
注記 軸又は穴の溝にはめ,相手部品の相対移動を
防ぐ止め輪などがある(図3)。
3850 円盤ばね 外周及び内周に隔てて案内を入れ,一方を支え他方 disc spring
に軸線方向の荷重を加えて使用する円盤状のばね。
注記 広義には,円盤状のばねの総称で,皿ばねな
どもその一種である(図59,図60及び図
102)。
d) 構成部品又は部分
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4111 主ばね プログレッシブ重ね板ばねにおいて,常時荷重を受 main spring
(しゅばね) けるばね(図21)。
4112 補助ばね プログレッシブ重ね板ばねにおいて,荷重の増加と auxiliary spring,
ともに補助的に働くばね(図21)。 second stage
leaves
4113 親ばね 親子重ね板ばねにおいて,常時荷重を受けるばね main spring
(図17及び図20)。
4114 子ばね 親子重ね板ばねにおいて,荷重が増加した後に補助 helper spring
的に働くばね(図17及び図20)。
4120 ばね板 重ね板ばねを構成する板。 leaf,
(ばねいた) plate
4121 親板 両端に荷重支持のための目玉又は取付部をもつば main leaf,
(おやいた) ね板(図15及び図64)。 top leaf

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4122 全長板 スパン以上の長さをもつばね板(図15)。 full length leaf
(ぜんちょう
ばん)
4123 子板 親板以外のばね板(図15)。 back-up leaf
(こいた)
4124 押さえばね板 親板を逆方向の荷重に対して保護するためのばね tension plate,
板(図64及び図65)。 auxiliary leaf,
rebound leaf
4125 長方形断面 断面形状が長方形のばね板の断面(図66)。 rectangular section
注記 JIS G 4801参照。
4126 こば 板ばねの平鋼の側部の総称(図66)。 round edge of flat
注記 こばの半径を板厚のほぼ半分にとった場合 bar
を,丸こばという。
4127 アイリーフ 重ね板ばねに組み込んだ目玉付きのばね板(図71)。 eye leaf
4130 ばね板端部 ばね板の端部(図69及び図76)。 開先 leaf end
(ばねいたた
んぶ)
4131 目玉 ばね板の端部を丸く巻いた部分(図15,図20及び (spring) ye
(めだま) 図67)。
4132 二番巻 親板の次のばね板の端部を,親板の目玉に沿って巻 second leaf
(にばんまき) いた部分(図15及び図68)。 wrapper
4133 上巻き目玉 板ばねの目玉の名称で,親板端部を上向きに丸めた upturned eye
(うえまきめ 目玉(図67)。
だま)
4134 下巻き目玉 板ばねの目玉の名称で,親板端部を下向きに丸めた downturned eye
(したまきめ 目玉(図67)。
だま)
4135 ベルリンアイ 板ばねの目玉の名称で,その中心が親板のほぼ中心 Berlin eye
線上になるように丸めた目玉(図67)。
4136 三角開先 板ばねの子板端部の形状種類で,三角形状にトリミ end trimmed with
(さんかくか ングしたもの(図69及び図76)。 diamond point
いさき)
4137 ミリタリラッ 板ばねの二番巻の一種で,巻いた部分が3/4巻の形 military wrapper
パ 状(図68)。
4141 中心穴 重ね板ばねにおいて,各リーフの中央部分に設けた centre hole
締結用の穴。
4142 だぼ ばねのずれを防ぐために,ばね板の小部分を押し出 nib
したもの(図69)。
4143 だぼ穴 だぼを受けるばね板の穴(図69)。 slit
4144 センタカップ 疲労強度の向上を目的として,センタボルト穴の周 cup centre
囲を押し出したもの(図70)。
4151 センタピン 重ね板ばねの胴締めとばね板相互とのずれを防ぐ centre pin
リベット(図15)。
4152 センタボルト 重ね板ばねの中央部で,ばね板を締め付けるボルト centre bolt
(図19図21)。
4153 クリップ 重ね板ばねのばね板が,相互に離れること及び横ず clip,
れすることを防ぐ金具(図19図21及び図73)。 rebound and
alignment clip

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4154 クリップバン クリップに用いる板状の部品(図73)。 clip plate

4155 クリップボル クリップに用いるボルト(図20及び図73)。 clip bolt

4156 クリップパイ クリップに用いる管状の部品(図73)。 clip pipe,
プ spacer tube
4157 ブシュ 重ね板ばねの目玉にはめ込み,軸受の働きをする部 bush,
品(図20及び図74)。 bushing
4158 スペーサ 重ね板ばねで,必要な間隔を保持するために装着す spacer
る板状の部品(図17及び図20)。
4159 センタスペー フレッティング腐食(番号5337参照)を防ぐため centre spacer,
サ に,重ね板ばねの中央締付部の板間に挿入する合成 inter-leaf liner
樹脂製などの板状の部品(図75)。
注記 JIS B 2710-2参照。
4160 インタリーフ 重ね板ばねのばね板間に,全長又は部分的に挿入す inter-leaf liner,
るゴム製,合成樹脂製などの板(図75)。 bearing liner
4161 サイレンサ きしみ音(番号5326参照),たたき音(番号5325 silencer,
参照)などの抑制のために,重ね板ばねの先端部に tip insert,
付ける,又はコイルばねとばね座との間に挿入する liner
ゴム製,合成樹脂製などの部品(図19及び図76)。
4162 マスダンパ 重ね板ばねの共振抑制のために,振幅の大きい部分 mass damper
に付けるおもり(図77)。
4163 ダイナミック 重ね板ばねの共振抑制のために,振幅の大きい部分 dynamic damper,
ダンパ に付けるダンパで,おもり,ゴムばねなどで構成す vibration absorber
る部品(図78)。
4164 胴締め 重ね板ばねのばね板を締め付ける枠形金具(図15 band,
(どうじめ) 及び図80)。 backle
4165 端受け だ円ばね又は機関車用半だ円ばねの両端を支える end block
(はしうけ) 金具(図18及び図79)。
4210 圧縮コイルば 圧縮コイルばねの巻端の部分(図81)。 end of helical
ね端部 compression
spring
4211 オープンエン 圧縮コイルばね端部形状の一種で,端末がコイル軸 open end
ド 方向に隣のコイルと隙間がある形状[図81 d),e),
f)]。
4212 クローズドエ 圧縮コイルばね端部形状の一種で,端末がコイル軸 closed end
ンド 方向に隣のコイルと接している形状[図81 a),b),
c)]。
4213 ピッグテール 圧縮コイルばね端部形状の一種で,端末がコイル径 pigtail end
エンド 方向内側に巻き込まれた形状[図81 h)]。
4214 タンジェント 圧縮コイルばね端部形状の一種で,端末がコイル接 tangent-tail end
テールエン 線方向に伸ばされた形状[図81 g)]。

4215 研削エンド 圧縮コイルばね端部形状の一種で,コイル端面が研 ground end
削された形状[図81 b),e)]。
4216 テーパエンド 圧縮コイルばね及び板ばねのばね板端部形状の一 tapered end
種で,圧延,鍛造,研削などによってテーパ加工を
施した形状[図76及び図81 c),f)]。

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4217 オープンフラ 圧縮コイルばねの端部形状の一種で,端面が平ら open flat end
ットエンド で,端末がコイル軸方向に隣接するコイルと隙間が
ある形状[図81 i)]。
4220 引張コイルば 引張コイルばねの巻端の部分(図82)。 end of helical
ね端部 extension spring
4221 フック 引張コイルばねの荷重をかける鍵状の端末部分(図 hook,
29及び図82)。 end loop
4222 丸フック 引張コイルばねのフックの一種で,丸形のフック full loop over
[図82 b)]。 centre
4223 半丸フック 引張コイルばねのフックの一種で,半円形のフック half loop over
[図82 a)]。 centre
4224 Uフック 引張コイルばねのフックの一種で,U字形のフック long round end
[図82 f)]。 hook over centre
4225 Vフック 引張コイルばねのフックの一種で,V字形のフック V-hook over
[図82 g)]。 centre
4226 角フック 引張コイルばねのフックの一種で,角形のフック rectangular hook
[図82 e)]。
4227 逆丸フック 引張コイルばねのフックの一種で,丸フックを逆に counter-type full
(ぎゃくまる ねじった形のフック[図82 c)]。 loop
ふっく)
4228 斜め丸フック 引張コイルばねのフックの一種で,コイル外周部か inclined side hook
ら斜めに成形したフック[図82 j)]。
4229 絞り丸フック 引張コイルばねのフックの一種で,端末が絞り込ま tapered end with
れたコイル部に成形した丸形のフック[図82 h)]。 circular hook
4230 側面丸フック 引張コイルばねのフックの一種で,コイル外周部か full loop at side
らコイル軸線方向に成形した丸形のフック[図82
d)]。
4231 ねじ込みフッ 引張コイルばねのフックの一種で,ばね端末のコイ threaded plug to
ク ル部にボルトなどをねじ込んで固定したフック[図 fit plain end
82 i)]。 spring
4232 ねじ込みフッ ねじ込みフックの一種で,ばね端末のコイル部にプ hook plate with
クプレート レートをねじ込んだフック[図82 i)]。 coil holes
4233 コイルドイン ばね端末のテーパ状に絞り込まれたコイル部に取 coiled-in screwed
スクリュー り付けたスタッドプラグ[図82 m)]。 plug
ドプラグ
4234 二重フック 引張コイルばねの丸フックの一種で,ばね端末のコ double loop
イル二巻をコイル中心軸線上に,その方向へ向けた
フック[図82 k)]。
4235 スイベルフッ 引張コイルばねのフックの一種で,ばね端末がテー swivel hook
ク パ状に絞り込まれたコイル部に取り付けた回転可
能なフック[図82 l)]。
4240 ねじりコイル ねじりコイルばねの巻端の部分(図83)。 end of coil torsion
ばね腕部 spring
4251 外側コイル 二重コイルばねの外側のコイル(図34)。 outside spring,
outer spring
4252 内側コイル 二重コイルばねの内側のコイル(図34)。 inside spring,
inner spring
4253 座 ばねを据える部位,相手部品などの総称。 seat

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4254 研削端面 圧縮コイルばねの端面研削した面。 ground face
4255 コイル端末 コイルばねの両端部分。 coil end
4310 ぜんまい端部 ぜんまいの内外の巻端の部分(図45及び図46)。 end of power spring
4320 ぜんまいケー こう箱
動力用接触形の渦巻ばねを所定の姿に保持するケ winding barrel
ス ース(図94)。
4410 トーションバ トーションバー端の締結部(図50)。 torsion bar head
ー端部 注記 一般に有効径より端部径が大きく,セレーシ
ョン加工又はスプライン加工を施したもの,
四角又は六角に据え込んだものなどがある。
4420 止め輪の開口 輪状の止め輪を開閉させるために,先端どうしに隙 aperture of snap
部 間をもたせた端部。 ring
4430 スタビライザ スタビライザ端部の相手部品への取付部分(図51)。 eye of stabilizer
目玉部 bar
4431 アイブシュタ スタビライザ目玉部形状の一種で,孔にブシュを通 eye bush type
イプ して固定する形式(図53)。
4432 ゴムマウント スタビライザ目玉部形状の一種で,ゴムブシュで目 rubber mount type
タイプ 玉を挟み固定する形式(図54)。
4433 テーパアイタ スタビライザ目玉部形状の一種で,テーパ状の孔に tapered eye type
イプ 固定する形式(図55)。
4434 ボールジョイ スタビライザ目玉部形状の一種で,ボールジョイン ball joint type
ントタイプ トで固定する形式(図56)。
4441 スタビライザ スタビライザの目玉部と車体側とを連結するリン
スタビリ link of stabilizer
リンク ク(図57)。 ンク bar
4442 横ずれ防止バ スタビライザが横方向にずれるのを防止するため anti slide band
ンド に装着するバンド又はバンド状の構造物(図58)。
4443 輪ばね外輪 輪ばねの外側に組み込む輪(図61)。 outer ring
4444 輪ばね内輪 輪ばねの内側に組み込む輪(図61)。 inner ring
e) 設計
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5100 ばね特性 ばねに加わる荷重と,それによって生じるばねのた spring
わみとの関係。 characteristics
5111 線形特性 荷重とたわみとの関係が,線形となるばね特性。 linear
characteristics
5112 非線形特性 荷重とたわみとの関係が,線形ではない(非線形) non-linear
ばね特性。 characteristics
5113 交会点 荷重たわみ特性が屈折している非線形特性ばねの inflection point
(こうかいて 荷重−たわみ線図において,1段目と2段目との特
ん) 性を延長した線上の交点。このような非線形特性ば
ねの例としては,2段ピッチコイルばね,プログレ
ッシブ重ね板ばねなどがある(図95)。
5114 変曲点 非線形特性ばねの荷重−たわみ線図において,特性 transition point
が変化し始める点又は終了する点(図95)。
注記 特性の遷移部分が無視できるほど微小な場
合は,交会点のことを変曲点と呼ぶこともあ
る。

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  • ISO 26909:2009(MOD)

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