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JIS B 0109-9:1999 規格概要
この規格 B0109-9は、往復動内燃機関において一般に用いる要素及びシステム用語のうち,制御及び監視装置に関する用語について規定。
JISB0109-9 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0109-9
- 規格名称
- 往復動内燃機関―要素及びシステム用語―第9部 : 制御及び監視装置
- 規格名称英語訳
- Reciprocating internal combustion engines -- Vocabulary of components and systems -- Part 9:Control and monitoring systems
- 制定年月日
- 1999年10月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 7967-9:1996(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.27, 27.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1999-10-20 制定日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS B 0109-9:1999 PDF [8]
B 0109-9 : 1999
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。これによってJIS B 0109-1984は廃止され,この規格,JIS B 0109-1,JIS B 0109-2,JIS
B 0109-3,JIS B 0109-4,JIS B 0109-5,JIS B 0109-6,JIS B 0109-7及びJIS B 0109-8に置き換えられる。
今回の制定では,対応する国際規格との整合化に重点を置き,対応国際規格の分類体系に合わせてJIS B
0108-1984, JIS B 0109-1984及びJIS B 0110-1984を統合・分類して往復動内燃機関用語全体を12規格によ
る構成とした。
JIS B 0109は,次に部によって構成される。
JIS B 0109-1 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第1部 : 機関構造及び外部カバー
JIS B 0109-2 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第2部 : 主要運動部品
JIS B 0109-3 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第3部 : 弁,カム及び駆動装置
JIS B 0109-4 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第4部 : 過給及び吸排気装置
JIS B 0109-5 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第5部 : 冷却装置
JIS B 0109-6 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第6部 : 潤滑装置
JIS B 0109-7 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第7部 : 調速装置
JIS B 0109-8 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第8部 : 始動装置
JIS B 0109-9 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第9部 : 制御及び監視装置
また,JIS B 0108及びJIS B 0110は,次によって構成される。
JIS B 0108-1 往復動内燃機関−用語−第1部 : 機関設計及び運転用語
JIS B 0108-2 往復動内燃機関−用語−第2部 : 機関保全用語
JIS B 0110 往復動内燃機関−特殊項目用語
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 0109-9 pdf 1] ―――――
B 0109-9 : 1999
pdf 目次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 分類・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 全般用語・・・・[2]
- 5. 制御・・・・[2]
- 6. 監視・・・・[4]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 0109-9 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0109-9 : 1999
往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第9部 : 制御及び監視装置
Reciprocating internal combustion engines−Vocabulary of components and systems−Part 9 : Control and monitoring systems
序文
この規格は,1996年に第1版として発行されたISO 7967-9, Reciprocating internal combustion engines
−Vocabulary of components and systems−Part9 : Control and monitoring systemsを元に,対応する部分につい
ては対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規
格には規定されていない用語及びその定義を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格のうち,点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
この規格は,往復動内燃機関において一般に用いる要素及びシステム用語のうち,制御及
び監視装置に関する用語について規定する。
備考 対応国際規格を,次に示す。
ISO 7967-9 : 1996, Reciprocating internal combustion engines−Vocabulary of components and systems
Part 9 : Control and monitoring systems
2. 分類
用語は,次の箇条に分類する。
4. 全般用語
5. 制御
6. 監視
3. 定義
用語及び定義は,次による。
a) 用語の番号は,対応国際規格の番号と一致している。
b) 対応英語は,対応国際規格で規定している用語と一致している。
――――― [JIS B 0109-9 pdf 3] ―――――
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B 0109-9 : 1999
4. 全般用語
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
4.1 装置 規定された機能を実行することによって, system
与えられた目的を達成するために構成され
た,個々の要素を組み合わせた装置。
4.2 制御 所期の目的に適合するように装置に与える control
動作。
備考 この制御には,制御動作そのもの
のほかに監視及び保護機能を含
めてもよい。
4.3 監視 不適合な動作を検出して正しい作動を実現 monitoring
するために,装置又はその一部の運転を観
察すること。制御系の一つ又は複数の変数
を測定し,その測定値と装置の規定値とを
比較する。
5. 制御
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
5.1 制御装置 制御状態に目標値を保つため,機関及び/又 control system
はその関連装置に制御状態の値を与える装
置。
5.2 全般的な定義 general definitions
5.2.1 制御状態 制御系が,その状態を保つように設計され controlled condition
た物理量又は状態。
5.2.2 目標値 制御系が,その状態を保つように設計され desired value
た制御状態の値。
5.2.3 制御点 定常状態の下で,実際に保たれている制御 control point
状態の値。
5.2.4 制御点範囲 定常状態の下で,実際に制御状態が保たれ range of control point
る範囲。
5.2.5 設定点 調節器を制御状態に保つ設定値。 set point
備考 通常,目標値と同じ値。
5.2.6 限界値 遮断機構,遮断弁などの保護装置によって limiting value
限定された制御値。
5.2.7 限界値範囲 二段調節器又はオン・オフ調節器が動作す range of limiting
る制御値範囲。 value
5.3 制御装置の形式 type of control system
5.3.1 手動制御装置 制御状態の値が目標値と比較され,手動で manual control
修正動作が行われる制御装置。 system
5.3.2 自動制御装置 制御状態の値が目標値と比較され,自動で automatic control
修正動作が行われる制御装置。 system
5.3.3 遠隔制御装置 集中管理所から,手動又は自動で修正動作 remote control system
を行うことができる制御装置。例えば,船
橋から主機を制御する制御装置。
5.3.4 速度制御装置 被制御対象(例えば,機関)及び回転速度 speed control
調節器(例えば,調速機)で構成される制 system;
御装置。 governor
――――― [JIS B 0109-9 pdf 4] ―――――
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B 0109-9 : 1999
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
5.3.5 温度制御装置 被制御対象(例えば,機関)及び温度調節 temperature control
器で構成される制御装置。冷却液,潤滑油, system
吸入空気などの流体の温度又は機械部品の
温度は,負荷又は環境条件に関係なく現在
の温度に保たれる。
5.3.6 カスケード制御装置 一つの調節器が,他の一つ又は複数の調節 cascade control
器の設定点を変更させるような制御装置。 system
例えば機関冷却系の複合制御装置。
5.3.7 再循環制御装置 機関を通って直接再循環する機関出口の液 recirculating control
体の流量を,調節弁によって制御する制御 system
装置。
5.3.8 バイパス制御装置 機関又はクーラをバイパスして流れる液体 bypass control system
の流量を,調節弁によって行う制御装置。
機関出口の変数(温度,圧力,流量など)
を制御する。
5.3.9 圧力制御装置 被制御流体と圧力調節器とで構成される制 pressure control
御装置。潤滑油,吸入空気などの流体の圧 system
力は,負荷又は環境条件に関係なくあらか
じめ設定された圧力に保たれる。
5.3.10 比率制御装置 二つの測定変数の比を,目標値に保持する ratio control system
制御装置。例えば,空気/燃料比例制御装置。
5.3.11 多要素制御装置 一つ以上の測定器からの信号を結合して, multi-element control
調節器へ作動信号を与える制御装置。 system
5.3.12 サーボ制御装置 サーボ機構の作動によって,操作力を拡大 servo control system
した制御装置。
5.4 構成各部の定義 definitions of
components
5.4.1 検出部 制御状態の値を確認するために,検出及び measuring unit
測定素子によって構成される機器。
5.4.2 補正部 制御状態を支配する物理量を調節する部品 correcting unit
で構成される機器。例えば,調節弁,流体
加熱器,燃料噴射ポンプの燃料調節棒など。
5.4.3 調節部 制御状態の値を目標値と比較し調節器の動 controlling unit;
作によって,ずれを最小にする機器。 controller
5.4.4 自力動作調節器 調節器を作動させるのに必要な力を,調節 self-acting controller
器から直接得るような調節器。例えば,ワ
ックス型のサーモスタット弁,ばね式圧力
制御弁,単純な調速機など。
5.4.5 間接動作調節器 調節器を作動させるのに必要な力を,他の indirect acting
エネルギー源から得るような調節器。例え controller
ば,空気式サーモスタット弁,油圧形調速
機など。
5.4.6 操作部 制御信号を受けて機械的な運動を起こす機 actuator
器。例えば,空気圧シリンダ,油圧シリン
ダ,ソレノイドなど。
5.4.7 ポジショナ 調節器の指示に対応して操作部が確実に動 positioner
作するための機器。
5.4.8 設定点調節器 手動,空気圧,減圧,電力などによって設 set point adjuster
定点を調節する機器。
――――― [JIS B 0109-9 pdf 5] ―――――
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JIS B 0109-9:1999の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 7967-9:1996(MOD)
JIS B 0109-9:1999の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.020 : 内燃機関
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.27 : エネルギー及び熱伝達工学(用語集)