この規格ページの目次
JIS B 0125-1:2020 規格概要
この規格 B0125-1は、油圧・空気圧システム及び機器を表示するための図記号について規定。
JISB0125-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0125-1
- 規格名称
- 油圧・空気圧システム及び機器―図記号及び回路図―第1部 : 図記号
- 規格名称英語訳
- Fluid power systems and components -- Graphical symbols and circuit diagrams -- Part 1:Graphical symbols for conventional use and data-processing applications
- 制定年月日
- 2001年3月20日
- 最新改正日
- 2020年3月23日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1219-1:2012(MOD), ISO 1219-1:2012/AMENDMENT 1:2016(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 01.080.30, 23.100.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2001-03-20 制定日, 2006-10-20 確認日, 2007-11-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認日, 2020-03-23 改正
- ページ
- JIS B 0125-1:2020 PDF [120]
B 0125-1 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 規格適合表示(この規格に関する)・・・・[2]
- 5 一般規則・・・・[2]
- 6 油圧機器の用例・・・・[4]
- 7 空気圧機器の用例・・・・[45]
- 8 基本記号・・・・[71]
- 9 適用規則・・・・[97]
- 附属書A(参考)CAD記号の作成に関する推奨・・・・[108]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[113]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 0125-1 pdf 1] ―――――
B 0125-1 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本フルードパワー工業会(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて
日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した
日本産業規格である。これによって,JIS B 0125-1:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0125の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0125-1 第1部 : 図記号
JIS B 0125-2 第2部 : 回路図
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 0125-1 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
B 0125-1 : 2020
油圧・空気圧システム及び機器−図記号及び回路図−第1部 : 図記号
Fluid power systems and components-Graphical symbols and circuitdiagrams-Part 1: Graphical symbols for conventional useand data-processing applications
序文
この規格は,2012年に第3版として発行されたISO 1219-1及びAmendment 1:2016を基とし,主に日本
の実情に合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。ただし,追補(amendment)
については,編集し,一体とした。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,油圧・空気圧システム及び機器を表示するための図記号について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1219-1:2012,Fluid power systems and components−Graphical symbols and circuit diagrams−
Part 1: Graphical symbols for conventional use and data-processing applications及びAmendment
1:2016(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0125-2 油圧・空気圧のシステム及びその機器−図記号及び回路図−第2部 : 回路図
注記 対応国際規格 : ISO 1219-2,Fluid power systems and components−Graphical symbols and circuit
diagrams−Part 2: Circuit diagrams
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary
JIS B 8380 空気圧用制御弁及び他機器のポート及び制御機構の識別
注記 対応国際規格 : ISO 11727,Pneumatic fluid power−Identification of ports and control mechanisms
of control valves and other components
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B 0125-1 : 2020
JIS B 8669 油圧−バルブのポート,サブプレート,マニホールドブロック及びソレノイドの識別記
号
注記 対応国際規格 : ISO 9461,Hydraulic fluid power−Identification of valve ports, subplates, control
devices and solenoids
JIS Z 8222-1 製品技術文書に用いる図記号のデザイン−第1部 : 基本規則
注記 対応国際規格 : ISO 81714-1,Design of graphical symbols for use in the technical documentation of
products−Part 1: Basic rules
JIS Z 8222-2 製品技術文書に用いる図記号のデザイン−第2部 : 参照ライブラリ用図記号を含む電子
化形式の図記号の仕様,及びその相互交換の要求事項
注記 対応国際規格 : IEC 81714-2,Design of graphical symbols for use in the technical documentation of
products−Part 2: Specification for graphical symbols in a computer sensible form, including
graphical symbols for a reference library, and requirements for their interchange
JIS Z 8316 製図−図形の表し方の原則
注記 対応国際規格 : ISO 128 (all parts),Technical drawings−General principles of presentation
ISO 14617 (all parts),Graphical symbols for diagrams
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142による。
4 規格適合表示(この規格に関する)
この規格に適合することを,試験報告書,カタログ及び販売資料に記載する場合は,次の文言を用いる。
“図記号は,JIS B 0125-1 油圧・空気圧システム及び機器−図記号及び回路図−第1部 : 図記号に適合
する。”
5 一般規則
5.1 機器の図記号は,この規格に定められた基本記号及びその組合せの規則に基づいて作成する。
5.2 大部分の図記号は,機器及び装置の特定の機能を表すが,一部の図記号は,操作機能又は操作方法
を表す。
5.3 図記号は,機器の実際の構造を表すものではない。
5.4 機器の図記号は,その機器の非通電状態(休止状態)を表す。明確に定義された非通電状態(休止
状態)のない図記号は,この規格に示した図記号作成の規則のうち,特に機器について適用される規則に
従って作成する。回路図に適用する規則は,JIS B 0125-2による。
5.5 機器の図記号は,当該機器に附属する全ての接続口を示す。
5.6 図記号は,その接続口,圧力,流量,電気的接続などの各パラメータ又は設定値を表示するために
十分なスペースがなければならない。
5.7 基本記号については,その図記号の作成に当たってJIS Z 8222-1に従い,それを左右反転又は回転
させてもよい。
5.8 図記号は,この規格及びJIS Z 8222-1に規定する基本の位置を表す。図記号を左右反転又は90°回
転させても意味は変わらない。
5.9 ある機器が二つ以上の主要な機能をもち,それらが相互に接続している場合は,その機器の図記号
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B 0125-1 : 2020
全体を実線の包囲線で囲む。
注記1 例えば,方向制御弁の制御機構,フィルタの目詰まり表示などは,主要な機能とはみなさな
い。
注記2 この規格の旧版(JIS B 0125-1:2001)では,一点鎖線で囲むことになっていたが,より明確
にするために,実線で囲むように変更した。
5.10 二つ以上の機器が一体のアセンブリとして組み立てられている場合は,一点鎖線で囲む(7.4.4.17
参照)。
5.11 この規格で用いている点線は,隣接する基本要素又は機器を表すものであることから実際の図記号
そのものを表す場合には使用しない。
5.12 この規格の図記号は,ISO 14617規格群,JIS Z 8222-1及びJIS Z 8222-2の規定に従って作図してい
る。
ISO 14617規格群の図記号は,モジュールサイズをM=2.5 mm,線の太さを0.25 mmとして作図してい
るが,この規格においては,図記号の大きさを縮小するために,モジュールサイズをM=2.0 mm,線の太
さを0.2 mmとしている。しかし,いずれのモジュールサイズによる場合も,文字記号は,高さを2.5 mm,
線の太さを0.25 mmとしなければならない。機器のラベル又はカタログに用いる図記号の大きさは,必要
に応じて決めてもよい。
5.13 文字記号及びポートの符号の字体は,立体(直立体)の文字を用いる。
5.14 この規格の図記号には,ISO 14617規格群に従ってそれぞれに登録番号が付与されている。変形図
記号には,その登録番号の後にV1,V2,V3などの識別符号を付けている。
ISO 14617規格群で,まだ図記号の登録番号が定めていないものに対しては,仮登録番号を用いている。
油圧・空気圧分野については,基本記号にはFを,箇条9に規定する適用規則にはRFをそれぞれの仮
登録番号の前に付けて識別表示している。
図記号は,“X”によって示している。X10000X39999の範囲は油圧・空気圧技術のために留保されて
いる。
――――― [JIS B 0125-1 pdf 5] ―――――
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JIS B 0125-1:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1219-1:2012(MOD)
- ISO 1219-1:2012/AMENDMENT 1:2016(MOD)
JIS B 0125-1:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.01 : 流体動力システム一般
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.30 : 機械及び建築用製図,ダイヤグラム,計画書,地図及び関連技術文書のための図記号
JIS B 0125-1:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0125-2:2018
- 油圧・空気圧のシステム及びその機器―図記号及び回路図―第2部:回路図
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB8380:2002
- 空気圧用制御弁及び他機器のポート及び制御機構の識別
- JISB8669:2006
- 油圧―バルブのポート,サブプレート,マニホールドブロック及びソレノイドの識別記号
- JISZ8222-1:2006
- 製品技術文書に用いる図記号のデザイン―第1部:基本規則
- JISZ8222-2:2006
- 製品技術文書に用いる図記号のデザイン―第2部:参照ライブラリ用図記号を含む電子化形式の図記号の仕様,及びその相互交換の要求事項
- JISZ8316:1999
- 製図―図形の表し方の原則