JIS Z 8222-1:2006 製品技術文書に用いる図記号のデザイン―第1部:基本規則

JIS Z 8222-1:2006 規格概要

この規格 Z8222-1は、基本的な適用の必要性を考慮して,製品技術文書用図記号のデザインに関する基本規則について規定。

JISZ8222-1 規格全文情報

規格番号
JIS Z8222-1 
規格名称
製品技術文書に用いる図記号のデザイン―第1部 : 基本規則
規格名称英語訳
Design of graphical symbols for use in the technical documentation of products -- Part 1:Basic rules
制定年月日
2006年2月20日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 81714-1:1999(IDT)
国際規格分類

ICS

01.080.01, 01.110
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2006-02-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS Z 8222-1:2006 PDF [14]
                                                                Z 8222-1 : 2006 (ISO 81714-1 : 1999)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準
原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによってJIS Z 8250:1985は廃止され,JIS Z 8221-1, JIS Z 8221-2,JIS Z 8221-3及びJIS Z 8222-1
に置き換えられる。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 81714-1:1999,Design of graphical
symbols for use in the technical documentation of products―Part 1: Basic rulesを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS Z 8222-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)参考文献

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8222-1 pdf 1] ―――――

Z 8222-1 : 2006 (ISO 81714-1 : 1999)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. マーカ・・・・[2]
  •  5. 図記号のデザイン・・・・[2]
  •  5.1 図記号の表現方法・・・・[2]
  •  5.2 デザイン手順・・・・[2]
  •  6. デザインの原則・・・・[2]
  •  6.1 形・・・・[2]
  •  6.2 操作状態・・・・[3]
  •  6.3 図記号のクラス分け・・・・[3]
  •  6.4 図記号の組合せ・・・・[3]
  •  6.5 グリッド,モジュール・・・・[6]
  •  6.6 線の太さ・・・・[6]
  •  6.7 弧及び線・・・・[6]
  •  6.8 平行線の最小間隔・・・・[7]
  •  6.9 ハッチング及び塗りつぶしの表示・・・・[7]
  •  6.10 接続ノード・・・・[7]
  •  6.11 接続ノードの位置・・・・[7]
  •  6.12 ターミナル線・・・・[7]
  •  6.13 基準点・・・・[7]
  •  6.14 図記号に示す文章・・・・[7]
  •  6.15 図記号の大きさ・・・・[8]
  •  7. 比率(proportion)の変更・・・・[8]
  •  8. 図記号の転写形・・・・[8]
  •  附属書A(参考)参考文献・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8222-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                              JIS
Z 8222-1 : 2006
(ISO 81714-1 : 1999)

製品技術文書に用いる図記号のデザイン−第1部 : 基本規則

Design of graphical symbols for use in the technical documentation of products-Part 1: Basic rules

序文

 この規格は,1999年に第1版として発行されたISO 81714-1,Design of graphical symbols for use in the
technical documentation of products−Part 1: Basic rulesを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

 この規格は,基本的な適用の必要性を考慮して,製品技術文書用図記号のデザインに関す
る基本規則について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 81714-1:1999,Design of graphical symbols for use in the technical documentation of products−
Part 1: Basic rules (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない規格は,その最新
版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 0201 7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合
備考 ISO/IEC 646:1991,Information technology−ISO 7-bit coded character set for information
interchangeからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS X 0221-1 国際符号化文字集合(UCS)−第1部 : 体系及び基本多言語面
備考 ISO 10646-1:1993,Information technology−Universal Multiple-Octet Coded Character Set (UCS)
−Part 1: Architecture and Basic Multilingual Planeが,この規格と一致している。
JIS Z 8201 数学記号
備考 ISO 31-11:1992, Quantities and units−Part 11: Mathematical signs and symbols for use in the physical
sciences and technology
JIS Z 8317 製図−寸法記入方法−一般原則,定義,記入方法及び特殊な指示方法
備考 ISO 129:1985,Technical drawings−Dimensioning−General principles,definitions,methods of
execution and special indicationsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

――――― [JIS Z 8222-1 pdf 3] ―――――

2
Z 8222-1 : 2006 (ISO 81714-1 : 1999)
ISO 6428:1982,Technical drawings−Requirements for microcopying
ISO/IEC 8859(all parts),Information processing−8-bit single-byte coded graphic character sets
ISO/IEC 10367:1991,Information technology−Standardized coded graphic character sets for use in 8-bit
codes
IEC 60027 (all parts),Letter symbols to be used in electrical technology
IEC 61286:1995,Information technology−Coded graphic character set for use in the preparation of documents
used in electrotechnology and for information interchange

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 図記号 (graphical symbol) 言語に無関係に,情報を伝えるために用いる視覚で認識される図形。
備考1. 図記号は,関心の対象,例えば,製品,製造,品質管理などの機能又は要求事項を表すこと
ができる。
2. 図記号は,常に製品と相似形に描かれ,図記号のように見える製品の簡略表示と混同しない
ようにすることが望ましい。
3.2 基準点 (reference point) 図記号のすべての図記号要素を記述するために用いる座標系の起点。
備考 基準点は,位置決め及び変換,例えば,鏡像,回転,移動のために用いられる。
3.3 記号ファミリ(symbol family) 特定の意味をもつ図形特性に使用する図記号であり,共通の概念
をもつ図記号のセット。
参考 図形特性は,特定機能の有無,流路の数などをいう。
3.4 接続ノード (connect node) 接続を意図した図記号上の位置。
3.5 ターミナル線 (terminal line) 接続ノードが終点になる図記号の線。
3.6 文字列 (text) アルファベット,数字及び/又は他の文字の列。
3.7 弧 (arc) 屈曲点のない曲線。

4. マーカ

 この規格では,接続ノードの位置を図示するために,マーカ           を用いる。

5. 図記号のデザイン

5.1 図記号の表現方法

 図記号は,機能又は特別の要求事項に関する情報を伝えるようにデザインしな
ければならない。これは,製品を図記号によって表す場合にも適用される。

5.2 デザイン手順

 図記号のデザインは,次の事項を考慮して,6.の規定による。
− 図記号で表そうと意図するものの記述
− 紙又は他のメディア媒体上及びデータ処理で表すための要求事項
− 回転,鏡像,又は縮尺表示をしたときの結果の解析(必要ならば,x軸上の縮尺とy軸上の縮尺との
値が異なることも考慮したうえで)
− 機能上関連する図記号は,記号群としてデザインしなければならない。
− 図記号の通常の適用,例えば,参照指定(IEC 61346-1参照),技術データなど
− マイクロフィルム複写を意図する場合には,ISO 6428の規定による追加の要求事項を適用しなければ
ならない。

6. デザインの原則

――――― [JIS Z 8222-1 pdf 4] ―――――

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Z 8222-1 : 2006 (ISO 81714-1 : 1999)

6.1 形

 図記号の形は,次による。
− 認識及び再現を容易にするために,簡単でなければならない。
− 意図した意味が容易に連想しやすい。すなわち,自明であるか又は記憶及び思い出しが容易でなけれ
ばならない。
同じ形であるにもかかわらず異なる情報を表す図記号は,避ける。
図記号要素の数が限られ,これらの要素を組み合わせる数も限られるので,一つの図記号がそれぞれ異
なる意味の図記号に割り当てなければならない場合がある。これらの場合,区別した図記号を各々の意味
に割り当てなければならない。
異なる形の図記号は,同じ情報を表してはならない。
読む場合,図記号の意味は,通常,文書の文脈から認知することができる。そうでない場合には,その
ような図記号には,補足情報を付けなければならない。

6.2 操作状態

 製品に可動部,例えば,流体動力用の方向弁の弁要素及びメカトロニクス応用スイッチ
装置の接点を表す要素をもつ図記号は,次の状態に対応した位置でデザインしなければならない。
− 自動復帰(例えば,ばね復帰)する製品の場合,静止(影響されない)位置
− 自動復帰しない製品の場合,非動作位置(例えば,閉じた弁,メカトロニクス応用スイッチ装置では
開回路の位置。)
ここに規定するもの以外の操作状態が必要な場合には,関連情報を図記号規格の中で示すのがよい。

6.3 図記号のクラス分け

 図記号には,次に示す二つのクラス分けがある。
クラス1 − 基本情報を表す図記号
クラス2 − 補足情報を表す図記号
クラス2に属する図記号は,できるだけ広く図記号が適用できるように,特定の意味をもたせずにデザ
インすることが望ましい。これらの図記号は,クラス1の図記号とともに使用する。
クラス1に属する図記号は,通常は大きさを縮小して,補足情報を表すために使用してもよい(図1及
び図2参照)。
備考 基本情報を表す図記号,例えば,図1のポンプ及び図2のコンデンサの図記号は,それぞれ他
と組み合わせて補足情報を示す図記号として使用してもよい。
図1 ポンプシステム 図2 コンデンサマイクロホン

6.4 図記号の組合せ

6.4.1  一般 複数の図記号を組み合わせて,一つの新しい図記号を作ってもよい。新しく合成した図記号
によって表される情報は,その構成要素によって表される情報と一致していなければならない。図記号の
組合せの例を図3に示す。

――――― [JIS Z 8222-1 pdf 5] ―――――

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  • ISO 81714-1:1999(IDT)

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