JIS Z 8221-3:2006 機器・装置用図記号の基本原則―第3部:図記号を使用するときの指針

JIS Z 8221-3:2006 規格概要

この規格 Z8221-3は、装置用図記号を使用するときに指針を規定し,実使用において図記号が視覚的明りょうで,全体として統一が取れることを目的とする。

JISZ8221-3 規格全文情報

規格番号
JIS Z8221-3 
規格名称
機器・装置用図記号の基本原則―第3部 : 図記号を使用するときの指針
規格名称英語訳
Basic principles for graphical symbols for use on equipment -- Part 3:Guidelines for the application of graphical symbols
制定年月日
2006年2月20日
最新改正日
2015年10月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 80416-3:2002(IDT)
国際規格分類

ICS

01.080.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2006-02-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS Z 8221-3:2006 PDF [9]
                                                                Z 8221-3 : 2006 (IEC 80416-3 : 2002)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準
原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによってJIS Z 8250:1985は廃止され,JIS Z 8221-1, JIS Z 8221-2, JIS Z 8221-3及びJIS Z 8222-1
に置き換えられる。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 80416-3:2002,Basic principles for
graphical symbols for use on equipment−Part 3: Guidelines for the application of graphical symbolsを基礎として
用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS Z 8221の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 8221-1 第1部 : 図記号原形の創作
JIS Z 8221-2 第2部 : 矢印の形及び使用方法
JIS Z 8221-3 第3部 : 図記号を使用するときの指針

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8221-3 pdf 1] ―――――

Z 8221-3 : 2006 (IEC 80416-3 : 2002)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 適用分野・・・・[2]
  •  4.1 機器・装置・・・・[2]
  •  4.2 スクリーン及び表示装置・・・・[2]
  •  4.3 装置・機器に添付する資料・・・・[2]
  •  4.4 規格での適用・・・・[2]
  •  5. 実使用図記号の大きさ・・・・[3]
  •  6. 適用するときの図記号原形の変更・・・・[3]
  •  6.1 デザインに基づく変更・・・・[3]
  •  6.2 線幅・・・・[3]
  •  6.3 角の丸め・・・・[3]
  •  6.4 中の塗りつぶし・・・・[3]
  •  6.5 交差する線の切断・・・・[4]
  •  7. 否定・・・・[4]
  •  8. 矢印・・・・[4]
  •  9. 図記号の向きによる意味の変化・・・・[5]
  •  9.1 向き・・・・[5]
  •  9.2 向きに依存する場合の応用例・・・・[6]
  •  10. 色彩の使用・・・・[6]

――――― [JIS Z 8221-3 pdf 2] ―――――

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Z 8221-3 : 2006 (IEC 80416-3 : 2002)
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 8221-3 : 2006
(IEC 80416-3 : 2002)

機器・装置用図記号の基本原則−第3部 : 図記号を使用するときの指針

Basic principles for graphical symbols for use on equipment- Part 3: Guidelines for the application of graphical symbols

序文

 この規格は,2002年に第1版として発行されたIEC 80416-3,Basic principles for graphical symbols for
use on equipment−Part 3: Guidelines for the application of graphical symbolsを翻訳し,技術的内容及び規格票
の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
図記号は,言語によらず情報を伝達するために用いられる視覚的に知覚される図形である。図記号は広
範な目的で,機器・装置上に用いられている。このような図記号においては,1か所又は同様の機器・装
置上で用いられる図記号の創作方法の一貫性が重要な課題であり,同様にこれらの図記号が縮小されたと
きの視認性も重要となる。したがって,図記号の視覚的な明りょう度を確保し,一貫性を維持し,それに
よって認知度をよくするために,機器・装置用図記号の作成原則を標準化する必要がある。
JIS Z 8221の規格群は,線幅,矢印の形及び使用方法,否定の方法,並びに機器・装置の図記号を作図
するための指針として役に立つ基本作図様式の使用方法を含む,機器・装置用図記号の創作に必要な基本
的な原則を規定する。
この規格は,図記号がある特定な文脈で機器・装置,説明文書又は他の規格に使用される場合に必要と
なる指針として作成されている。
参考 この規格で,図記号の表題に括弧を付けて示した番号は,ISO 7000又はIEC 60417の登録番号
であり,参考として示した。

1. 適用範囲

 JIS Z 8221の規格群は複数の部で構成されており,装置用図記号の創作方法及びその実使
用に関する基本原則並びにこれらの指針について規定する。
この規格は,装置用図記号を使用するときの指針を規定し,実使用において図記号が視覚的に明りょう
で,全体として統一がとれることを目的とする。また,図記号原形の,機器への実使用における,変更の
許容範囲を規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 80416-3:2002,Basic principles for graphical symbols for use on equipment−Part 3: Guidelines for
the application of graphical symbols (IDT)

――――― [JIS Z 8221-3 pdf 3] ―――――

2
Z 8221-3 : 2006 (IEC 80416-3 : 2002)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8221-1 機器・装置用図記号の基本原則−第1部 : 図記号原形の創作
備考 IEC 80416-1:2001,Basic principles for graphical symbols for use on equipment−Part 1: Creation of
symbol originals が,この規格と一致している。
JIS Z 8221-2 機器・装置用図記号の基本原則−第2部 : 矢印の形及び使用方法
備考 ISO 80416-2:2001,Basic principles for graphical symbols for use on equipment−Part 2: Form and
use of arrowsが,この規格と一致している。
JIS Z 9101 安全色及び安全標識−産業環境及び案内用安全標識のデザイン通則
備考 ISO 3864-1:2002 Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Part 1: Design principles
for safety signs in workplaces and public areasが,この規格と一致している。
ISO 7000,Graphical symbols for use on equipment−Index and synopsis
ISO 7010,Graphical symbols−Safety colours and safety signs−Safety signs used in workplaces and public
areas
IEC 60073,Basic and safety principles for man-machine interface,marking and identification−Coding
principles for indication devices and actuators
IEC 60417(all parts),Graphical symbols for use on equipment

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8221-1によるほか,次による。
3.1 名目寸法 (nominal size) 50 mm。JIS Z 8221-1に示した基本作図様式の基本正方形2の一辺の寸法。
3.2 図記号原形 (symbol original) 参照又は複製を目的とした図記号の原図。原図は,JIS Z 8221-1に従
って用意される。

4. 適用分野

4.1 機器・装置

 図記号は,例えば,印刷,彫刻,型押し,鋳込みなどによって機器・装置に表示され
る。図記号を複製し装置に適用する場合,使う技術によって,再現した図記号の大きさ及び見え方が変わ
る可能性がある。その場合には視覚的な明りょう性を保つために,その所期の意味が変わらない程度に図
記号原形を変更してもよい。

4.2 スクリーン及び表示装置

 スクリーン又は表示装置に使用する場合は,様々な制約を考慮して,必
要があれば図記号原形を変更してもよい。
備考1. 図記号をスクリーン及び表示装置に使う場合の指針については,ISO 80416-4を参照。
2. スクリーン及び表示装置に示される人間・機械インタフェースに関する基本原則及び安全原
則については, IEC 60073による。

4.3 装置・機器に添付する資料

 装置・機器に添付する資料に用いる図記号は,装置・機器に使用する
図記号の見え方と同一の印象を与えるものでなければならない。

4.4 規格での適用

 ISO 7000及びIEC 60417に規定されている図記号又はそれを特定の目的に合うよう
に適切に変更した図記号を他の規格で用いる場合には,図記号とともにISO 7000又はIEC 60417の図記号
番号及び名称を示さなければならない。
図記号をこの規格に準拠して変更して使用する場合は,“変更”の文字を国際図記号番号の下に示さなけ
ればならない。

――――― [JIS Z 8221-3 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
Z 8221-3 : 2006 (IEC 80416-3 : 2002)
備考 日本工業規格(日本産業規格)には製図用図記号が含まれる場合もある。その場合は,JIS C 0617の規格群及び
ISO 14617を参照するのがよい。

5. 実使用図記号の大きさ

 JIS Z 8221-1及びJIS Z 8221-2の規定に基づき創作され,IEC 60417又はISO
7000に登録された図記号原形は,名目寸法である50 mm正方形に相当する大きさをもつ。この図記号原
形を機器・装置に適用する場合は,実使用での必要に応じて拡大・縮小して用いる。
実使用の図記号の視距離をL (mm)とした場合,名目寸法50 mmから拡大・縮小した結果,視覚的な明
りょう度を維持できる寸法S (mm)は,次の式によって求めることが望ましい。
S1001
L

6. 適用するときの図記号原形の変更

6.1 デザインに基づく変更

 機器・装置のデザイン上の必要性を満たすために,次の変更をしてもよい。。
a) 線幅を変更する。
b) 角を丸める。
c) 中を塗りつぶす。
d) 交差する線を切断する。

6.2 線幅

 線幅は,図1に例示したように変更してもよい。
a) 待機 (IEC 60417-5009) b) 図1 a)に異なる線幅を適用
図 1 線幅の変更例

6.3 角の丸め

 図2に例示したように,角を丸めることは許される。
a) 患者支持部(垂直軸を中心とする
b) 図2a)に角の丸めを適用
回転)(IEC 60417-5399)
図 2 角の丸めの例

6.4 中の塗りつぶし

 図3に例示したように,空白の領域を塗りつぶしてもよい。

――――― [JIS Z 8221-3 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8221-3:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 80416-3:2002(IDT)

JIS Z 8221-3:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 8221-3:2006の関連規格と引用規格一覧