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JIS B 0634:2017 規格概要
この規格 B0634は、輪郭曲線測定のためのガウシアンフィルタの特性について規定。特に,輪郭曲線に含まれる長波長成分及び短波長成分を分離する方法について規定。
JISB0634 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0634
- 規格名称
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―フィルタ処理―線形の輪郭曲線フィルタ : ガウシアンフィルタ
- 規格名称英語訳
- Geometrical product specifications (GPS)-- Filtration -- Linear profile filters:Gaussian filters
- 制定年月日
- 2017年1月20日
- 最新改正日
- 2017年1月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 16610-21:2011(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 17.040.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械計測 2021, 製図 2020
- 改訂:履歴
- 2017-01-20 制定
- ページ
- JIS B 0634:2017 PDF [23]
B 0634 : 2017 (ISO 16610-21 : 2011)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 輪郭曲線(開曲線)に対するガウシアン輪郭曲線フィルタの特性・・・・[2]
- 4.1 輪郭曲線(開曲線)に対するガウシアン重み関数・・・・[2]
- 4.2 輪郭曲線(開曲線)に対する振幅伝達特性・・・・[3]
- 4.3 終端効果・・・・[5]
- 5 輪郭曲線(閉曲線)に対するガウシアン輪郭曲線フィルタの特性・・・・[7]
- 5.1 導入条件・・・・[7]
- 5.2 輪郭曲線(閉曲線)に対するガウシアン重み関数・・・・[7]
- 5.3 輪郭曲線(閉曲線)に対する振幅伝達特性・・・・[8]
- 附属書A(参考)輪郭曲線(開曲線)及び輪郭曲線(閉曲線)に対する実装の誤差・・・・[11]
- 附属書B(参考)参考例・・・・[16]
- 附属書C(参考)フィルタマトリックス・・・・[18]
- 附属書D(参考)GPSマトリックス・・・・[19]
- 参考文献・・・・[21]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 0634 pdf 1] ―――――
B 0634 : 2017 (ISO 16610-21 : 2011)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工
業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済
産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS B 0632:2001は廃止され,この規格に置き換
えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 0634 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0634 : 2017
(ISO 16610-21 : 2011)
製品の幾何特性仕様(GPS)−フィルタ処理−線形の輪郭曲線フィルタ : ガウシアンフィルタ
Geometrical product specifications (GPS) -Filtration- Linear profile filters: Gaussian filters
序文
この規格は,2011年に第1版として発行されたISO 16610-21を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
この規格は,製品の幾何特性仕様(GPS)の一つで,GPS基本規格に属し(ISO/TR 14638参照),全規
格チェーンのリンク番号3及びリンク番号5に関係する。
この規格と他のGPS規格との関係についての詳細を,附属書Dに示す。
この規格は,ガウシアンフィルタの用語及び概念について規定する。ガウシアンフィルタは,カットオ
フ値において50 %となる振幅伝達特性をもっており,輪郭曲線の成分を短波長側と長波長側とに分離し,
かつ,それらによって当初の輪郭曲線を変化なく復元することができる。
1 適用範囲
この規格は,輪郭曲線測定のためのガウシアンフィルタの特性について規定する。特に,輪郭曲線に含
まれる長波長成分及び短波長成分を分離する方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 16610-21:2011,Geometrical product specifications (GPS) −Filtration−Part 21: Linear profile
filters: Gaussian filters(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
ISO/IEC Guide 98-3:2008,Uncertainty of measurement−Part 3: Guide to the expression of uncertainty in
measurement (GUM:1995)
注記 このガイドは,TS Z 0033(測定における不確かさの表現のガイド)として発行されている。
ISO/IEC Guide 99:2007,International vocabulary of metrology−Basic and general concepts and associated
――――― [JIS B 0634 pdf 3] ―――――
2
B 0634 : 2017 (ISO 16610-21 : 2011)
terms (VIM)
注記 このガイドは,TS Z 0032[国際計量計測用語−基本及び一般概念並びに関連用語(VIM)]
として発行されている。
ISO/TS 16610-1:2006,Geometrical product specifications (GPS) −Filtration−Part 1: Overview and basic
concepts
注記 ISO/TS 16610-1:2006は2015年に廃止され,代わりにISO 16610-1:2015,Geometrical product
specifications (GPS) −Filtration−Part 1: Overview and basic conceptsが発行されている。
ISO/TS 16610-20:2006,Geometrical product specifications (GPS) −Filtration−Part 20: Linear profile filters:
Basic concepts
注記 ISO/TS 16610-20:2006は2015年に廃止され,代わりにISO 16610-20:2015,Geometrical product
specifications (GPS) −Filtration−Part 20: Linear profile filters: Basic conceptsが発行されている。
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,ISO/IEC Guide 98-3:2008,ISO/IEC Guide 99:2007,ISO/TS
16610-1:2006及びISO/TS 16610-20:2006によるほか,次による。
3.1
線形の輪郭曲線フィルタ(linear profile filter)
輪郭曲線を,長波長側成分と短波長側成分とに分離する輪郭曲線フィルタ(ISO/TS 16610-20:2006参照)。
3.1.1
輪郭曲線(開曲線)(open profile)
二つの終端をもつ有限長さの輪郭曲線(ISO/TS 16610-1:2006参照)。
3.1.2
輪郭曲線(閉曲線)(closed profile)
終端のない接続された有限長さの輪郭曲線(ISO/TS 16610-1:2006参照)。
3.1.3
カットオフ値(cut-off wavelength)
輪郭曲線フィルタによって振幅の50 %が伝達される正弦波輪郭曲線の波長(ISO/TS 16610-1:2006参照)。
注記 閉曲線に対しては,通常1周当たりの山数(UPR : undulations per revolution)が指定され,UPR
から相当するカットオフ値が求められる。このUPRのことをカットオフ山数とする。
4 輪郭曲線(開曲線)に対するガウシアン輪郭曲線フィルタの特性
4.1 輪郭曲線(開曲線)に対するガウシアン重み関数
輪郭曲線(開曲線)の重み関数(図1参照)は,カットオフ値λc(cは,カットオフの意味)を含むガ
ウシアン関数の式をもつ。式は,次の式(1)による。
2
1 x
s(x) exp π (1)
c c
ここに, x : 重み関数の中央(最大値)からの距離
λc : 輪郭曲線フィルタのカットオフ値
α : カットオフ値λcで50 %の振幅伝達特性とする定数
――――― [JIS B 0634 pdf 4] ―――――
3
B 0634 : 2017 (ISO 16610-21 : 2011)
実装に際し,重み関数は,次の式(2)による。
2
1 x
exp π 範囲 Lc c≦ x≦ Lc c
c c
s(x) (2)
0 それ以外
ここに, Lc : 重み関数の遮断定数(推奨値を附属書Aに示す。)
αの値は,次の式(3)による。
ln 2
.0469 7 (3)
π
重み関数のグラフは,図1に示す。
図1−輪郭曲線(開曲線)に対するガウシアン輪郭曲線フィルタの重み関数
4.2 輪郭曲線(開曲線)に対する振幅伝達特性
4.2.1 輪郭曲線(開曲線)に対する長波長側成分の振幅伝達特性
長波長側成分の振幅伝達特性(図2参照)は,重み関数をフーリエ変換することで決定する。長波長側
成分の振幅伝達特性(平均線基準)は,次の式(4)による。
――――― [JIS B 0634 pdf 5] ―――――
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JIS B 0634:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 16610-21:2011(IDT)
JIS B 0634:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.20 : 表面の特性