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JIS B 0635:2018 規格概要
この規格 B0635は、平面形状及び円筒形状に対する輪郭曲面に適用する回転対称な線形のガウシアン輪郭曲面フィルタの特性について規定。
JISB0635 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0635
- 規格名称
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―フィルタ処理―線形の輪郭曲面フィルタ : ガウシアンフィルタ
- 規格名称英語訳
- Geometrical product specifications (GPS) -- Filtration -- Linear areal filters -- Gaussian filters
- 制定年月日
- 2018年3月20日
- 最新改正日
- 2018年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 16610-61:2015(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 17.040.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械計測 2021, 製図 2020
- 改訂:履歴
- 2018-03-20 制定
- ページ
- JIS B 0635:2018 PDF [21]
B 0635 : 2018 (ISO 16610-61 : 2015)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 線形のガウシアン平面フィルタの特性・・・・[3]
- 4.1 一般・・・・[3]
- 4.2 線形のガウシアン平面フィルタの重み関数・・・・[3]
- 4.3 線形のガウシアン平面フィルタの振幅伝達特性・・・・[4]
- 4.4 重み関数の分離・・・・[6]
- 5 線形のガウシアン円筒面フィルタの特性・・・・[7]
- 5.1 一般・・・・[7]
- 5.2 線形のガウシアン円筒面フィルタの重み関数・・・・[7]
- 5.3 線形のガウシアン円筒面フィルタの振幅伝達特性・・・・[7]
- 6 その他・・・・[11]
- 6.1 一般・・・・[11]
- 6.2 フィルタの指示記号・・・・[11]
- 附属書A(参考)フィルタ処理の例・・・・[12]
- 附属書B(参考)概念図・・・・[15]
- 附属書C(参考)フィルタマトリックス・・・・[16]
- 附属書D(参考)GPSマトリックス・・・・[17]
- 参考文献・・・・[19]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 0635 pdf 1] ―――――
B 0635 : 2018 (ISO 16610-61 : 2015)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工
業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済
産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 0635 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0635 : 2018
(ISO 16610-61 : 2015)
製品の幾何特性仕様(GPS)−フィルタ処理−線形の輪郭曲面フィルタ : ガウシアンフィルタ
Geometrical product specifications (GPS)-Filtration- Linear areal filters-Gaussian filters
序文
この規格は,2015年に第1版として発行されたISO 16610-61を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,製品の幾何特性仕様(GPS)の一つで,GPS基本規格に属し(ISO/TR 14638参照),全規
格チェーンのリンク番号3及びリンク番号5に関係する。
この規格と他のGPS規格との関係についての詳細を,附属書Dに示す。
この規格は,ガウシアンフィルタの用語及び概念について規定する。ガウシアンフィルタは,カットオ
フ値において50 %となる振幅伝達特性をもっており,輪郭曲面の成分を短波長側と長波長側とに分離し,
かつ,それらによって当初の輪郭曲面を変化なく復元することができる。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
注記 ISO/TR 14638の最新版は,ISO 14638:2015となっている。また,リンク番号3とリンク番号5
とは,ISO 14638:2015ではリンク番号Cとリンク番号Fとに対応している。
1 適用範囲
この規格は,平面形状及び円筒形状に対する輪郭曲面に適用する回転対称な線形のガウシアン輪郭曲面
フィルタの特性について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 16610-61:2015,Geometrical product specification (GPS)−Filtration−Part 61: Linear areal filters
−Gaussian filters(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0634:2017 製品の幾何特性仕様(GPS)−フィルタ処理−線形の輪郭曲線フィルタ : ガウシア
ンフィルタ
注記 対応国際規格 : ISO 16610-21:2011,Geometrical product specifications (GPS)−Filtration−Part 21:
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2
B 0635 : 2018 (ISO 16610-61 : 2015)
Linear profile filters: Gaussian filters
ISO 16610-1,Geometrical product specifications (GPS)−Filtration−Part 1: Overview and basic concepts
ISO 16610-20,Geometrical product specifications (GPS)−Filtration−Part 20: Linear profile filters: Basic
concepts
ISO 16610-60,Geometrical product specification (GPS)−Filtration−Part 60: Linear areal filters: Basic
concepts
ISO/IEC Guide 98-3:2008,Uncertainty of measurement−Part 3: Guide to the expression of uncertainty in
measurement (GUM:1995)
ISO/IEC Guide 99:2007,International vocabulary of metrology−Basic and general concepts and associated
terms (VIM)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,ISO 16610-1,ISO 16610-20,JIS B 0634,ISO 16610-60,ISO/IEC
Guide 98-3,及びISO/IEC Guide 99によるほか,次による。
3.1
線形の輪郭曲面フィルタ(linear areal filter)
輪郭曲面を,長波長側成分と短波長側成分とに分離する,線形の輪郭曲面フィルタ。
注記 ISO 16610-60の3.1参照。
3.1.1
線形の平面フィルタ(linear planar filter)
平面形状に対する輪郭曲面を,長波長側成分と短波長側成分とに分離する,線形の輪郭曲面フィルタ
(3.1)。
注記 ISO 16610-60の3.1.1参照。
3.1.2
線形の円筒面フィルタ(linear cylindrical filter)
円筒形状に対する輪郭曲面を,長波長側成分と短波長側成分とに分離する,線形の輪郭曲面フィルタ
(3.1)。
注記 ISO 16610-60の3.1.2参照。
3.2
カットオフ値,ネスティングインデックス(cut-off wavelength,nesting index)
線形の輪郭曲面フィルタ(3.1)によって,振幅の50 %が伝達される正弦波輪郭曲面の波長。
注記1 線形の輪郭曲面フィルタは,フィルタの種類及びカットオフ波長によって規定される。
注記2 ISO 16610-60の3.7参照。
注記3 ガウシアンフィルタにおけるカットオフ値は,ネスティングインデックスの一種である。
3.3
1周当たりの山数,UPR(undulations per revolution)
真円度曲線に含まれる,1周当たりの正弦波的な起伏数。
3.3.1
カットオフ山数,ネスティングインデックス(undulation cut-off,nesting index)
測得真円度曲線に適用する,フィルタのカットオフ値(3.2)。
――――― [JIS B 0635 pdf 4] ―――――
3
B 0635 : 2018 (ISO 16610-61 : 2015)
注記 カットオフ山数は,通常,1周当たりの山数(UPR)によって決まる。
4 線形のガウシアン平面フィルタの特性
4.1 一般
この規格で規定する線形のガウシアン平面フィルタは,4.24.4に従う。
4.2 線形のガウシアン平面フィルタの重み関数
輪郭曲面フィルタ(図1参照)の重み関数は,s (0, 0) を通りxy平面に垂直な直線に関して回転対称な
ガウシアン関数であり,次の式(1)から求める。
1 π x2 y2
s x, y 2 2
exp 2 2
(pdf 一覧ページ番号 )
c c
ここに, x : 重み関数のX方向における中央(最大値)からの距離
y : 重み関数のY方向における中央(最大値)からの距離
λc : カットオフ値
α : カットオフ値λcで50 %の振幅伝達特性とするための定
数
実装に際し,フィルタの重み関数(図1参照)は,Lcをガウシアンフィルタの遮断定数として,
Lc c≦ x2 y2 ≦ Lc
cの範囲に制限する。
注記 Lcの推奨値に関しては,JIS B 0634:2017の附属書A[輪郭曲線(開曲線)及び輪郭曲線(閉曲
線)に対する実装の誤差]を参照。
小さなLcを用いる場合,次の式(2)に示すとおり系統誤差による不確かさが許容できなくなる[2]。
1 π x2 y2
exp , Lc c≦ x2 y2 ≦ Lcc
s x, y 2
c
2 2
c
2 (2)
0 その他
αの値は,次の式(3)から求める。
ln 2 318 31
.0469 7 (3)
π 677 66
重み関数のグラフを図1に示す。
――――― [JIS B 0635 pdf 5] ―――――
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JIS B 0635:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 16610-61:2015(IDT)
JIS B 0635:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.20 : 表面の特性
JIS B 0635:2018の関連規格と引用規格一覧
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