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B 1044 : 2001 (ISO 4042 : 1999)
クロメート皮膜は,ISO 4520に示す。
備考 金属皮膜の塩水噴霧耐食性能の情報を,附属書Bに示す。
8. 木ねじ,タッピンねじ及びスレッドフォーミングねじへの適用
推奨される皮膜のすべては,木ねじ,
タッピンねじ,ドリルねじ及びスレッドフォーミングねじのような,自身で相手めねじを切削又は成形す
るねじに適用してもよい。表1のバッチ平均厚さの最大値は,ほかに規定がなければ無視してもよい。
9. 皮膜厚さの規定
めっきに関係する規格で推奨されている呼び皮膜厚さに対する局部厚さ及びバッチ
平均厚さを,表1に示す。
電気めっきされたねじ山の組付け時の干渉の危険を減少させるため,皮膜厚さは,ねじ山の基礎となる
寸法許容差の1/4を超えてはならない。それらの値は,表2に規定してある。
備考 厚めっきに対する手引きを,附属書Cに示す。
10.に規定する方法の一つによって測定した有効皮膜厚さは,表1の値に適合しなければならない。
表1 皮膜厚さ
単位
有効皮膜厚さ
呼び皮膜厚さ 局部厚さ(1) バッチ平均厚さ(2)
最小 最小 最大
3 3 3 5
5 5 4 6
8 8 7 10
10 10 9 12
12 12 11 15
15 15 14 18
20 20 18 23
25 25 23 28
30 30 27 35
注(1) 局部厚さの測定は,10.1を参照。
(2) バッチ平均厚さの測定は,10.2を参照。
バッチ平均厚さを測定する場合,呼び長さl>5dのねじ部品には,表1で規定するより小さい呼び厚さ
を適用する(表2参照)。
10. 皮膜厚さの測定
10.1 局部厚さ
局部厚さは,発注時に規定された最小厚さより小さくてはならない。また,適用されて
いる皮膜に対する規格に規定する方法の一つを用いて測定する。ボルト,ねじ及びナットの皮膜厚さは,
図1に示す試験対象面についてだけ測定する。
――――― [JIS B 1044 pdf 6] ―――――
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B 1044 : 2001 (ISO 4042 : 1999)
図1 締結用部品の局部皮膜厚さ測定のための測定面
――――― [JIS B 1044 pdf 7] ―――――
B1
6
表2 メートルねじに対する皮膜厚さの上限値
04
めねじ おねじ
4:
公差位置 G 公差位置 g 公差位置 f 公差位置 e
2
ピッチ ねじの
0
基礎とな 呼び皮膜 基礎とな 呼び皮膜厚さ 最大 基礎とな 呼び皮膜厚さ 最大 基礎とな 呼び皮膜厚さ 最大
0
呼び径(3)
1(
る寸法許 厚さ る寸法許 (4) (5) る寸法許 (4) (5) る寸法許 (4) (5)
I
P d
SO4
容差 容差 全呼び 呼び長さ l 容差 全呼び 呼び長さ l 容差 全呼び 呼び長さ l
最大 長さ l≦5d 5d04
mm mm
2:
0.2 +17 3 −17 3 3 3 3
19
0.25 1 ; 1.2 +18 3 −18 3 3 3 3
99)
0.3 1.4 +18 3 −18 3 3 3 3
0.35 1.6 (1.8) +19 3 −19 3 3 3 3 −34 8 8 5 5
0.4 2 +19 3 −19 3 3 3 3 −34 8 8 5 5
0.45 2.5 (2.2) +20 5 −20 5 5 3 3 −35 8 8 5 5
0.5 3 +20 5 −20 5 5 3 3 −36 8 8 5 5 −50 12 12 10 8
0.6 3.5 +21 5 −21 5 5 3 3 −36 8 8 5 5 −53 12 12 10 8
0.7 4 +22 5 −22 5 5 3 3 −38 8 8 5 5 −56 12 12 10 8
0.75 4.5 +22 5 −22 5 5 3 3 −38 8 8 5 5 −56 12 12 10 8
0.8 5 +24 5 −24 5 5 3 3 −38 8 8 5 5 −60 15 15 12 10
1 6 (7) +26 5 −26 5 5 3 3 −40 10 10 8 5 −60 15 15 12 10
1.25 8 +28 5 −28 5 5 5 3 −42 10 10 8 5 −63 15 15 12 10
1.5 10 +32 8 −32 8 8 5 5 −45 10 10 8 5 −67 15 15 12 10
1.75 12 +34 8 −34 8 8 5 5 −48 12 12 8 8 −71 15 15 12 10
2 16 (14) +38 8 −38 8 8 5 5 −52 12 12 10 8 −71 15 15 12 10
2.5 +42
20 (18 ; 22) 10 −42 10 10 8 5 −58 12 12 10 8 −80 20 20 15 12
3 24 (27) +48 12 −48 12 12 8 8 −63 15 15 12 10 −85 20 20 15 12
3.5 30 (33) +53 12 −53 12 12 10 8 −70 15 15 12 10 −90 20 20 15 15
4 36 (39) +60 15 −60 15 15 12 10 −75 15 15 15 12 −95 20 20 15 15
4.5 42 (45) +63 15 −63 15 15 12 10 −80 20 20 15 12 −100 25 25 20 15
――――― [JIS B 1044 pdf 8] ―――――
めねじ おねじ
公差位置 G 公差位置 g 公差位置 f 公差位置 e
ピッチ ねじの
基礎とな 呼び皮膜 基礎とな 呼び皮膜厚さ 最大 基礎とな 呼び皮膜厚さ 最大 基礎とな 呼び皮膜厚さ 最大
呼び径(3)
る寸法許 厚さ る寸法許 (4) (5) る寸法許 (4) (5) る寸法許 (4) (5)
P d
容差 容差 全呼び 呼び長さ l 容差 全呼び 呼び長さ l 容差 全呼び 呼び長さ l
最大 長さ l≦5d 5dmm mm
5 48 (52) +71 15 −71 15 15 12 10 −85 20 20 15 12 −106 25 25 20 15
5.5 56 (60) +75 15 −75 15 15 15 12 −90 20 20 15 15 −112 25 25 20 15
6 64 +80 20 −80 20 20 15 12 −95 20 20 15 15 −118 25 25 20 15
注(3) 便宜上,並目ねじの呼び径を示している。値を決定する特性は,ねじのピッチである。
(4) 局部厚さ測定の合意がある場合の,呼び皮膜厚さの最大値。
(5) バッチ平均厚さ測定の合意がある場合の,呼び皮膜厚さの最大値。
備考 厚めっき用に特別に製造されるねじ山に適用できる基礎となる寸法許容差の追加分は,表C.1に示してある。
B1 044: 2001( I
SO4 042: 1999
7
)
――――― [JIS B 1044 pdf 9] ―――――
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B 1044 : 2001 (ISO 4042 : 1999)
10.2 バッチ平均厚さ
バッチ平均厚さは,附属書Dに規定する方法で測定する。めっきされたねじが適
切な通りゲージ(H又はh)で合格であれば,バッチ平均厚さの最大値の超過は,不合格と判定する理由
にはならない。
10.3 試験方法に関する協定
ほかに取決めがない限り,局部厚さを測定する。
備考 ほとんどのねじ及びボルトは,大量にバレルでめっきされるので,その結果最大皮膜厚さは常
に部品の両端に現れる。この現象は,直径に比べてねじ又はボルトの長さが長くなるほど増加
し,規定のピッチサイズによって受け入れられる皮膜厚さを減少させる傾向にある。
11. 厚さ試験のためのサンプリング
厚さ試験のためのサンプリングは,JIS B 1091の要求に従って実施
する。
12. 電気めっき発注時の要求事項
この規格によってねじ部品の電気めっきを発注する場合には,次の事
項をめっき業者に通知する。
a) 皮膜の呼び及び必要ならば,要求したい皮膜の規格。
b) 部品の材料及びその条件,例えば,めっき工程によって影響を受けるかもしれない熱処理,硬さ又は
他の性質。
c) 電気めっき前の応力除去が必要ならば,そのための応力除去条件。
d) 必要ならば,水素ぜい化(6.参照)の危険に対してとられる予防策。
e) 必要ならば,バッチ平均厚さ測定(10.参照)の選択。
f) 部分電気めっき又はねじ寸法縮小のための任意の要求事項。
g) 光沢又は無光沢の指示 : 指定されない限り,光沢仕上げが供給される。
h) 補助皮膜の要求,例えば,潤滑剤。
13. 呼び方
締結用部品の製品の呼び方は,それぞれの製品規格によって規定される。表面皮膜の呼び方
は,ISO 8991[1] の規定に従って製品の呼び方に追加するものとし,それは,次による。
− システムA : 附属書Eによるコードシステムを参照するか,又は
− システムB : ISO 1456 (nickel-chromium and copper-nickel-chromium),ISO 2081 (zinc),ISO 2082
(cadmium) 及びISO 4520 (chromate conversion coatings) で記述する皮膜種別コードを参照する。
皮膜の呼び方の例は,附属書Fを参照。
――――― [JIS B 1044 pdf 10] ―――――
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JIS B 1044:2001の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4042:1999(IDT)
JIS B 1044:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.220 : 表面処理及び被覆加工 > 25.220.40 : 金属被覆
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.060 : 締結用部品 > 21.060.01 : 締結用部品一般
JIS B 1044:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0209-1:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第1部:原則及び基礎データ
- JISB0209-2:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法―中(はめあい区分)
- JISB0209-3:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第3部:構造体用ねじの寸法許容差
- JISB0251:2008
- メートルねじ用限界ゲージ
- JISB1045:2001
- 締結用部品―水素ぜい化検出のための予荷重試験―平行座面による方法
- JISB1091:2003
- 締結用部品―受入検査