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JIS B 0251:2008 規格概要
この規格 B0251は、JIS B 0205-2に規定するメートルねじの寸法検査に用いる限界ゲージ並びにその点検及び調整に用いるゲージについて規定。
JISB0251 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0251
- 規格名称
- メートルねじ用限界ゲージ
- 規格名称英語訳
- Limit gauges for metric screw threads
- 制定年月日
- 1954年1月30日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1502:1996(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 17.040.30, 21.040.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械計測 2021, ねじ I 2020, ねじ II 2020
- 改訂:履歴
- 1954-01-30 制定日, 1957-01-30 確認日, 1957-06-26 改正日, 1959-12-01 改正日, 1962-12-01 確認日, 1965-04-01 改正日, 1968-04-01 改正日, 1971-07-01 確認日, 1974-07-01 確認日, 1975-05-01 改正日, 1978-05-01 確認日, 1983-11-01 確認日, 1989-03-01 確認日, 1994-02-01 確認日, 1998-07-20 改正日, 2003-03-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS B 0251:2008 PDF [93]
B 0251 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 記号(量記号を含む。)及び略号・・・・[2]
- 4 ゲージの種類・・・・[3]
- 4.1 ねじ用限界ゲージの種類及びゲージ記号・・・・[3]
- 4.2 点検用ゲージ及び調整用ゲージの種類及びゲージ記号・・・・[4]
- 5 工作物のゲージによる検査・・・・[4]
- 5.0A 一般・・・・[4]
- 5.1 おねじのゲージによる検査方法・・・・[4]
- 5.2 めねじのゲージによる検査方法・・・・[5]
- 5.3 ゲージによる検査原則・・・・[5]
- 6 標準温度・・・・[5]
- 7 ゲージの機能,管理及び使い方・・・・[6]
- 7.0A 一般・・・・[6]
- 7.1 工作物おねじ用ゲージ並びに点検プラグ及び調整プラグ・・・・[6]
- 7.2 工作物めねじ用ゲージ・・・・[9]
- 8 ゲージの直径に対する公差域(図1及び図2参照)・・・・[10]
- 9 プレーンゲージに対する公差域(図3及び図4参照)・・・・[12]
- 10 ゲージのねじ山形・・・・[13]
- 10.1 完全なフランクをもつ山形及びその適用(図5及び図6参照)・・・・[13]
- 10.2 切り取ったフランクをもつ山形及びその適用(図7及び図8参照)・・・・[15]
- 10.3 切り取ったフランクをもつ山形に対する逃げの偏り量・・・・[16]
- 11 ねじゲージの一般性質・・・・[17]
- 11.1 工作物おねじ用ゲージ・・・・[17]
- 11.2 工作物めねじ用ゲージ・・・・[18]
- 11.3 不完全ねじ山のねじ山払い及び面取り・・・・[18]
- 12 ゲージの公差及び許容摩耗(表813参照) 1913 ゲージの寸法及び許容差を求めるための計算式・・・・[21]
- 13.1 工作物おねじ用ねじゲージ並びに点検プラグ及び調整プラグ・・・・[21]
- 13.2 工作物おねじの外径用プレーンゲージ・・・・[21]
- 13.3 工作物めねじ用ねじゲージ・・・・[21]
- 13.4 工作物めねじの内径用プレーンゲージ・・・・[21]
- 14 ゲージの形状,寸法,許容差及び公差・・・・[24]
- 15 硬さ及び表面粗さ・・・・[24]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 0251 pdf 1] ―――――
B 0251 : 2008
pdf 目次
ページ
- 16 試験方法・・・・[24]
- 17 検査・・・・[25]
- 18 表示・・・・[25]
- 附属書JA(規定)ゲージの形状,寸法,許容差及び公差・・・・[26]
- 附属書JB(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[88]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 0251 pdf 2] ―――――
B 0251 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本精密測定機器
工業会(JMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS B 0251:1998は改正さ
れ,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 3)
――――― [JIS B 0251 pdf 3] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0251 : 2008
メートルねじ用限界ゲージ
Limit gauges for metric screw threads
序文
この規格は,1996年に第2版として発行されたISO 1502を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で点線の下線又は側線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,JIS B 0205-2に規定するメートルねじの寸法検査に用いる限界ゲージ(以下,ねじ用限界
ゲージという。)並びにその点検及び調整に用いるゲージ(以下,点検用ゲージ及び調整用ゲージという。)
について規定する(なお,ねじ用限界ゲージ,点検用ゲージ及び調整用ゲージを総称して単にゲージとい
う。)。
他の検査方法,例えば指示計器による測定方法は認めるが,この規格に規定するゲージを用いて検査す
ることを常に優先する。
この規格は,許容限界寸法内にある工作物ねじとそうでないものとを区別する手段を規定することを目
的とする。
工作物ねじの互換性を確保し,製造業者と使用者との間に疑義が生じることを避けるために,次の原則
を適用する。
a) 製造業者は,実際のねじ寸法(例えば,単独有効径及び総合有効径)が許容限界寸法外にある,いか
なる工作物ねじも出荷してはならない。
b) 使用者は,実際のねじ寸法(例えば,単独有効径及び総合有効径)が許容限界寸法内にある,いかな
る工作物ねじも拒否してはならない。
この二つの原則を満たすために,この規格は,ねじの検査に必要なゲージの種類及び寸法,並びにこれ
らのゲージを使用する条件及び工作物ねじの検査について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1502:1996,ISO general-purpose metric screw threads−Gauges and gauging (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
――――― [JIS B 0251 pdf 4] ―――――
2
B 0251 : 2008
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部 : 全体系
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部 : 基準寸法
JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部 : 原則及び基礎データ
JIS B 0261 平行ねじゲージ−測定方法
JIS B 0680 製品の幾何特性仕様(GPS)−製品の幾何特性仕様及び検証に用いる標準温度
注記 対応国際規格 : ISO 1,Geometrical Product Specifications (GPS)−Standard reference temperature
for geometrical product specification and verification (IDT)
JIS B 3102 ねじ用限界ゲージの形状及び寸法
JIS B 7420 限界プレーンゲージ
注記 対応国際規格 : ISO/DIS 1938-1 : 1991,Inspection of plain workpieces−Part 1 : Plain limit gauges
(MOD)
3 記号(量記号を含む。)及び略号
この規格で用いる記号(量記号を含む。)及び略号は,表1による。
表1−記号(量記号を含む。)及び略号
記号(量
記号を含
意味
む。)及び
略号
b1 完全なフランクをもつねじリングゲージの谷底における逃げの幅
b2 完全なフランクをもつねじプラグゲージの谷底における逃げの幅
b3 切り取ったフランクをもつゲージの谷底における逃げの幅
d ,D おねじ外径の基準寸法及びめねじ谷の径の基準寸法
D1 めねじ内径の基準寸法
d2 ,D2 おねじ有効径の基準寸法及びめねじ有効径の基準寸法
es おねじの基礎となる寸法許容差(公差位置hに対しては0である。)
EI めねじの基礎となる寸法許容差(公差位置Hに対しては0である。)
F1 切り取ったフランクをもつねじ山形において,有効径と外径(おねじ)又は内径(めねじ)との半径差
F2 切り取ったフランクをもつねじ山形において,有効径とフランクが谷底の丸み又は逃げと接する位置の
直径との半径差
H ねじ山形のとがり山の高さ
H1 プレーンプラグゲージの外径公差
H2 プレーンリングゲージの内径及びプレーン挟みゲージの測定面間の公差
Hp プレーン挟みゲージ用基準円盤の外径公差
LML 最小実体寸法
m ねじリングゲージの有効径の公差域の中心から,通り側点検プラグの有効径の公差域の中心までの距離
MML 最大実体寸法
P ピッチ
r1 ねじリングゲージ及びねじ挟みゲージのねじ山のフランクの直線部分と接線をなしてつながる谷底の丸
みの半径
r2 ねじプラグゲージのねじ山のフランクの直線部分と接線をなしてつながる谷底の丸みの半径
S 切り取ったフランクをもつねじ山形における谷の中心と谷底の逃げの偏り量
Tα1 完全なフランクをもつねじ山の半角に対する許容差
2
Tα2 切り取ったフランクをもつねじ山の半角に対する許容差
2
――――― [JIS B 0251 pdf 5] ―――――
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JIS B 0251:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1502:1996(MOD)
JIS B 0251:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.040 : ねじ山 > 21.040.10 : メートルねじ山
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.30 : 測定機器
JIS B 0251:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0205-2:2001
- 一般用メートルねじ―第2部:全体系
- JISB0205-4:2001
- 一般用メートルねじ―第4部:基準寸法
- JISB0209-1:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第1部:原則及び基礎データ
- JISB0261:2004
- 平行ねじゲージ―測定方法
- JISB0261:2020
- 平行ねじゲージ―測定方法
- JISB0680:2007
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―製品の幾何特性仕様及び検証に用いる標準温度
- JISB3102:2001
- ねじ用限界ゲージの形状及び寸法
- JISB7420:1997
- 限界プレーンゲージ