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JIS B 1515-1:2006 規格概要
この規格 B1515-1は、転がり軸受の主要寸法の公差,幾何特性,振れ及び内部すきまに関する用語,定義及び量記号について規定。
JISB1515-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B1515-1
- 規格名称
- 転がり軸受―公差―第1部 : 用語及び定義
- 規格名称英語訳
- Rolling bearings -- Tolerances -- Part 1:Terms and definitions
- 制定年月日
- 2006年9月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1132-1:2000(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.21, 21.100.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械要素(ねじを除く) 2021
- 改訂:履歴
- 2006-09-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 1515-1:2006 PDF [21]
B 1515-1 : 2006 (ISO 1132-1 : 2000)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ベアリング工業会 (JBIA) から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経
済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 1515 : 1988は廃止され,この規格及びJIS B 1515-2に置き換えられる。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS B 1515-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)直径に関する実測寸法及び許容値の補足説明
JIS B 1515の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 1515-1 第1部 : 用語及び定義
JIS B 1515-2 第2部 : 検証の原則及び方法
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 1515-1 pdf 1] ―――――
B 1515-1 : 2006 (ISO 1132-1 : 2000)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 一般・・・・[1]
- 4. 軸,方向,平面,位置及び表面・・・・[2]
- 5. 主要寸法・・・・[3]
- 5.1 内径・・・・[3]
- 5.2 外径・・・・[5]
- 5.3 幅及び高さ・・・・[7]
- 5.4 軌道輪の面取寸法・・・・[10]
- 6. 幾何特性・・・・[10]
- 6.1 形状・・・・[10]
- 6.2 軌道の平行度・・・・[10]
- 6.3 面の直角度・・・・[11]
- 6.4 厚さ不同・・・・[12]
- 7. 振れ・・・・[12]
- 7.1 ラジアル振れ・・・・[12]
- 7.2 アキシアル振れ・・・・[13]
- 8. 内部すきま・・・・[15]
- 8.1 ラジアルすきま・・・・[15]
- 8.2 アキシアルすきま・・・・[16]
- 附属書A(参考)直径に関する実測寸法及び許容値の補足説明・・・・[17]
――――― [JIS B 1515-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 1515-1 : 2006
(ISO 1132-1 : 2000)
転がり軸受−公差−第1部 : 用語及び定義
Rolling bearings-Tolerances-Part 1 : Terms and definitions
序文
この規格は,2000年に第1版として発行されたISO 1132-1,Rolling bearings−Tolerances−Part 1 :
Terms and definitionsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
1. 適用範囲
この規格は,転がり軸受の主要寸法の公差,幾何特性,振れ及び内部すきまに関する用語,
定義及び量記号について規定する。
備考1. JIS B 0104(転がり軸受用語)に転がり軸受全般にわたる用語を規定している。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 1132-1 : 2000,Rolling bearings−Tolerances−Part 1 : Terms and definitions (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0026 製図−寸法及び公差の表示方式−非剛性部品
備考 ISO 10579 : 1993, Technical drawings−Dimensioning and tolerancing−Non-rigid partsが,この規
格と一致している。
JIS B 0104 転がり軸受用語
備考 ISO 5593 : 1997, Rolling bearings−Vocabularyからの引用事項は,この規格の該当事項と同等
である。
JIS B 0401-1 寸法公差及びはめあいの方式−第1部 : 公差,寸法差及びはめあいの基礎
備考 ISO 286-1 : 1988, ISO system of limits and fits−Part 1: Bases of tolerances, deviations and fitsが,
この規格と一致している。
ISO 1, Geometrical Product Specifications (GPS) −Standard reference temperature for geometrical product
specification and verification
3. 一般
転がり軸受の主要寸法の許容差,許容値,幾何特性,振れ及び内部すきまに関する一般事項は,
次による。
a) 軸受又は軸受部品の主要寸法は,ISO 1に基づく測定温度20 ℃において,軸受部品に測定荷重を含む
外部応力及び部品自身の自重の影響がない状態で,適用される許容差及び許容値から外れてはならな
い。
――――― [JIS B 1515-1 pdf 3] ―――――
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B 1515-1 : 2006 (ISO 1132-1 : 2000)
b) 寸法及びその許容差・許容値を検証する際に,対象とする形体に対してJIS B 0026に基づいた拘束(状
態)が要求される部品(例えば,シェル形針状ころ軸受)には,この規格を適用しない。
c) 内輪内径の下限の寸法許容差及び外輪外径の上限の寸法許容差は,それぞれの軌道輪の全体の幅に適
用するが,内径(5.1),外径(5.2)及び形状(6.1)の定義は,面取りを取り除いた内径面及び外径面
に適用する。特に,指定がなければ,軌道輪,内輪及び外輪は,それぞれ軌道盤,軸軌道盤及びハウ
ジング軌道盤を含む。
d) 円すいころ軸受については,これまでの規格で使用していた“コーン”及び“カップ”をそれぞれ“内
輪”及び“外輪”と呼ぶ。
e) “実測(single)”は,転がり軸受の分野では,“実測内径(single bore diameter)”及び“実測外径(single
outside diameter)”などで使用しているが,JIS B 0401-1の“局部実(actual local)”と同義である。
f) 量記号の下付き文字記号は表1による。
表 1 下付き文字記号とその意味
記号 意味
a 軸受組立品,又はアキシアル内部すきま
e 外輪
i 内輪
m 測定値の算術平均
p 測定面
r ラジアル内部すきま
s 実測
w 転動体
1, 2.......
軌道輪,組立品に2個以上の径,幅が存在するときに適用される識別番号。
4. 軸,方向,平面,位置及び表面
軸,方向,平面,位置及び表面に関する用語及び定義は,表2によ
る。
表 2 軸,方向,平面,位置及び表面
番号 用語 定義 対応英語(参考)
4.1 軸受中心軸 転がり軸受の回転の理論上の中心軸。 bearing axis
4.2 内輪中心軸 inner ring axis
基本的には円筒状又はテーパ状である内輪の内径面に内接する
円筒又は円すいの中心軸。
4.3 外輪中心軸 基本的には円筒状である外径面に外接する円筒の中心軸。 outer ring axis
4.4 reference face of a
軌道輪の基準側面 軸受製造業者が基準面として指定した軌道輪の側面。データム平
面としてもよい。 ring
備考 アキシアル荷重を支持する軸受については,一般的に背面
が相当する。
4.5 ラジアル平面 中心軸に垂直な平面。 radial plane
備考 軌道輪については,一般的に軌道輪の基準側面に接する面
に平行な面。
4.6 ラジアル方向 ラジアル平面内の中心軸を通る方向。 radial direction
4.7 アキシアル平面 中心軸を含む平面。 axial plane
――――― [JIS B 1515-1 pdf 4] ―――――
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B 1515-1 : 2006 (ISO 1132-1 : 2000)
表 2 軸,方向,平面,位置及び表面(続き)
番号 用語 定義 対応英語(参考)
4.8 アキシアル方向 中心軸に平行な方向。 axial direction
備考 軌道輪については,一般的に軌道輪の基準側面に接する面
に垂直な方向。
4.9 実測平面 測定が行われる任意のラジアル平面,又はアキシアル平面。single plane
4.10 実測寸法 任意の2点間を測定した距離。 single dimension
備考 JIS B 0401-1では,“局部実寸法”という。
例 直径,幅など。
4.11 実寸法 測定によって得た形体の寸法。 actual dimension
4.12 円筒 中心軸に平行な直線の回転によって得られる面。 cylinder
4.13 円すい 中心軸に交差する直線の回転によって得られる面。 cone
4.14 軌道接触直径 軌道上の呼び接触点を通る円の直径。 raceway contact
diameter
備考 ころ軸受の場合,一般的に呼び接触点はころ長さの中央で
ある。
4.15 軌道中央 軌道の両端間の中央の,軌道面上の点又は線。 middle of raceway
5. 主要寸法
主要寸法に関する量記号,用語及び定義は,表36による。
備考 ここで定義する直径不同及び幅不同は,実測寸法の最大値と最小値との差で,平均直径及び平
均幅は,算術平均値である。これらは実測寸法の許容限界ではない。
なお,直径に関する実測寸法及び許容値の補足説明を附属書A(参考)に示す。
5.1 内径
内径に関する量記号,用語及び定義は,表3による。
表 3 内径
番号 量記号 用語 定義 対応英語(参考)
5.1.1 d 呼び内径 a) 基本的には円筒状である内径面の理論的表面nominal bore diameter
を含む円筒の直径。
b) 基本的には円すい状である内径面の理論的表
面を含む円すいの指定されたラジアル平面内
の直径。
備考 呼び内径は,実内径面の寸法差に対する基準
値である。
5.1.2 ds 実測内径 single bore diameter
実内径面とラジアル平面との交線に接する2本の平
行な直線間の距離。
5.1.3 dsp 平面内実測内径 特定のラジアル平面における実測内径。 single bore diameter in
a single plane
5.1.4 Δds 実測内径の寸法差 実測内径と呼び内径との差。 deviation of a single
Δds = ds d bore diameter
――――― [JIS B 1515-1 pdf 5] ―――――
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JIS B 1515-1:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1132-1:2000(IDT)
JIS B 1515-1:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.100 : 軸受 > 21.100.20 : 転がり軸受
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.21 : 機械的システム及び構成要素(用語集)
JIS B 1515-1:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0026:1998
- 製図―寸法及び公差の表示方式―非剛性部品
- JISB0104:1991
- 転がり軸受用語
- JISB0401-1:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第1部:サイズ公差,サイズ差及びはめあいの基礎