JIS B 1536-1:2021 転がり軸受―針状ころ軸受の主要寸法,製品の幾何特性仕様(GPS)及び公差値―第1部:ソリッド形

JIS B 1536-1:2021 規格概要

この規格 B1536-1は、ソリッド形針状ころ軸受の主要寸法及び精度等級0級の許容差,許容値及び公差値について規定。さらに,寸法,幾何特性及び呼び寸法からの許容差を規定。

JISB1536-1 規格全文情報

規格番号
JIS B1536-1 
規格名称
転がり軸受―針状ころ軸受の主要寸法,製品の幾何特性仕様(GPS)及び公差値―第1部 : ソリッド形
規格名称英語訳
Rolling bearings -- Boundary dimensions, geometrical product specifications (GPS) and tolerance values of needle roller bearings -- Part 1:Machined rings
制定年月日
2008年4月20日
最新改正日
2021年2月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 1206:2018(MOD)
国際規格分類

ICS

21.100.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2008-04-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2021-02-22 改正
ページ
JIS B 1536-1:2021 PDF [21]
                                                                                 B 1536-1 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号・・・・[2]
  •  5 主要寸法・・・・[6]
  •  6 許容差,許容値及び公差値・・・・[12]
  •  6.1 一般・・・・[12]
  •  6.2 内輪付き及び内輪なし針状ころ軸受の許容差,許容値及び公差値・・・・[12]
  •  7 ラジアル内部すきま・・・・[14]
  •  附属書A(参考)内輪なし針状ころ軸受に用いる軸軌道の許容差,許容値及び公差値・・・・[15]
  •  附属書B(参考)旧規格における量記号と用語との比較・・・・[16]
  •  参考文献・・・・[17]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 1536-1 pdf 1] ―――――

           B 1536-1 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本ベアリング工業会(JBIA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,
日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS B
1536-1:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 1536の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 1536-1 第1部 : ソリッド形
JIS B 1536-2 第2部 : 内輪なしシェル形
JIS B 1536-3 第3部 : ラジアル保持器付き針状ころ
JIS B 1536-4 第4部 : スラスト保持器付き針状ころ及びスラストワッシャ
JIS B 1536-5 第5部 : トラックローラ

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 1536-1 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 1536-1 : 2021

転がり軸受−針状ころ軸受の主要寸法,製品の幾何特性仕様(GPS)及び公差値−第1部 : ソリッド形

Rolling bearings-Boundary dimensions, geometrical product specifications(GPS) nd tolerance values of needle roller bearings-Part 1: Machined rings

序文

  この規格は,2018年に第4版として発行されたISO 1206を基とし,我が国の実態に即して,対応国際
規格には規定されていない規定項目を追加するなど,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の
一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,ソリッド形針状ころ軸受の主要寸法及び精度等級0級の許容差,許容値及び公差値につい
て規定する。さらに,寸法,幾何特性及び呼び寸法からの許容差を規定する。
なお,この規定は,内輪付き及び内輪なし針状ころ軸受に適用する。内輪なし針状ころ軸受に用いる軸
軌道に推奨する許容差,許容値及び公差値を,附属書Aに示す。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1206:2018,Rolling bearings−Needle roller bearings with machined rings−Boundary dimensions,
geometrical product specifications (GPS) nd tolerance values(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0104 転がり軸受用語
注記 対応国際規格 : ISO 5593,Rolling bearings−Vocabulary
JIS B 0420-1 製品の幾何特性仕様(GPS)−寸法の公差表示方式−第1部 : 長さに関わるサイズ
注記 対応国際規格 : ISO 14405-1,Geometrical product specifications (GPS)−Dimensional tolerancing
−Part 1: Linear sizes
JIS B 1512-1 転がり軸受−主要寸法−第1部 : ラジアル軸受
注記 対応国際規格 : ISO 15,Rolling bearings−Radial bearings−Boundary dimensions, general plan

――――― [JIS B 1536-1 pdf 3] ―――――

           2
B 1536-1 : 2021
JIS B 1514-3 転がり軸受−軸受の公差−第3部 : 面取寸法の最大値
注記 対応国際規格 : ISO 582,Rolling bearings−Chamfer dimensions−Maximum values
JIS B 1520-1 転がり軸受−内部すきま−第1部 : ラジアル軸受のラジアル内部すきま
注記 対応国際規格 : ISO 5753-1,Rolling bearings−Internal clearance−Part 1: Radial internal clearance
for radial bearings
ISO 1101,Geometrical product specifications (GPS)−Geometrical tolerancing−Tolerances of form,
orientation, location and run-out
ISO/TS 17863,Geometrical product specification (GPS)−Tolerancing of moveable assemblies

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0104,JIS B 0420-1,ISO 1101及びISO/TS 17863による。

4 記号

  ISO/GPSシステムを適用する寸法仕様及び幾何仕様の特性を,表1に規定する。また,従来の用語との
対比を表B.1に示す。
特性の許容差,許容値及び公差値は,例えば,tCsのように,斜体文字“t”に続く特性記号で表す。
この規格において,サイズの標準指定演算子は,JIS B 0420-1による2点間サイズである。
注記 標準指定演算子とは,公差特性に関わる仕様の中で,ISO,JIS,社内規格などが標準として規
定しているもの(JIS B 1514-1 [6]及びJIS B 1514-2 [7]も参照)。
表1−呼び寸法,特性及び指定条件記号
呼び寸法 特性記号 幾何特性記号及び 説明d)
記号a) 指定条件記号b), c)
B 呼び内輪幅
VBs 内輪幅の2点間サイズで,最大値と最小値との差(範囲サイズ)
Bs 内輪幅の2点間サイズで,呼び寸法に対する寸法差
C 呼び外輪幅
VCs 外輪幅の2点間サイズで,最大値と最小値との差(範囲サイズ)
Cs 外輪幅の2点間サイズで,呼び寸法に対する寸法差
d 呼び軸受内径
任意の複数の横断面において,内径の(2点測定から得た)中
Vdmp
間サイズの最大値と最小値との差(範囲サイズ)
任意の横断面において,内径の(2点測定から得た)中間サイ
dmp
ズと呼び寸法との寸法差
D 呼び軸受外径
任意の複数の横断面において,外径の(2点測定から得た)中
VDmp
間サイズの最大値と最小値との差(範囲サイズ)
任意の横断面において,外径の(2点測定から得た)中間サイ
Dmp
ズと呼び寸法との寸法差

――――― [JIS B 1536-1 pdf 4] ―――――

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B 1536-1 : 2021
表1−呼び寸法,特性及び指定条件記号(続き)
呼び寸法 特性記号 幾何特性記号及び 説明d)
記号a) 指定条件記号b), c)
Fw ころコンプリメントの呼び内接円径
f)
ころコンプリメントの実測した最大内接サイズの最小値で,呼
Fws
び内接円径に対する寸法差
内輪内径中心軸(データム)に垂直な特定の横断面において,
Kea e) 2点間サイズで,内輪内径面と外輪外径面との間の断面厚さの
最大値と最小値との差(内輪固定状態及び外輪回転状態)
外輪外径中心軸(データム)に垂直な特定の横断面において,
Kia e) 2点間サイズで,内輪内径面と外輪外径面との間の断面厚さの
最大値と最小値との差(外輪固定状態及び内輪回転状態)
r 呼び面取り寸法
rs 実測した面取り寸法
注a) IS B 0124 [3]で規定している記号。
b) IS B 0420-1及びISO 1101で規定している記号。
c) 2点間サイズを両方(上及び下)の許容差に適用する場合,及び順位サイズに適用する場合は,指定条件
記号 を省略する。
d) IS B 0022 [1],JIS B 0420-1及びISO 1101を基にした説明。
e) 重力方向記号
,固定部品記号FP及び可動部品記号MPは,ISO/TS 17863による(図1及び図2参照)。
f) ころコンプリメントが回転することを考慮した最小径。

――――― [JIS B 1536-1 pdf 5] ―――――

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