JIS B 1583-1:2012 滑り軸受―金属製流体潤滑軸受に生じる損傷の外観及びその特徴―第1部:一般 | ページ 7

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B 1583-1 : 2012 (ISO 7146-1 : 2008)
←軸回転方向
図34−薄肉軸受の油だまり付近に集中した粒子の移動痕
(材質 : 裏金は鋼,ライニングはアルミニウムすず合金)

――――― [JIS B 1583-1 pdf 31] ―――――

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B 1583-1 : 2012 (ISO 7146-1 : 2008)
a) 線状傷が形成されたジャーナルパッド(材質 : 裏金は鋼,ライニングは,すず基ホワイトメタル)
b) 軸に生じた線状傷(材質 : 鋼)
図35−研磨及び凝着作用によって生じた初期段階の損傷(線状傷)(材質 : 鋼)

――――― [JIS B 1583-1 pdf 32] ―――――

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軸回転方向→
図36−窒化処理された軸の鉄と窒素との化合物層からの粒子によって生じた矢羽根状紋様の損傷
(材質 : 裏金は鋼,ライニングは鉛青銅,表面層は電気めっきオーバレイ)
6.7.2 化学物質によるコンタミネーション
6.7.2.1 典型的な損傷の外観
典型的な損傷の外観は,次のとおりである。
− 腐食
− 流体浸食
6.7.2.2 損傷の推定原因
潤滑油の腐食性は,運転の当初から,又は長期間の運転による水分,不凍液若しくは燃焼残さ(渣)物
などの混入の結果生じる。これらが潤滑システム中へ微量に漏えい(洩)しても,化学反応及び腐食を引
き起こす。オーバレイの腐食は,初期状態での耐腐食成分の欠如,又は高温時に起こる拡散作用によって,
オーバレイから耐腐食成分が欠落し,化学反応が加速する。
潤滑油の汚れは,冷媒からのハロゲン化炭化水素,又は他の化学物質によるものと推定される。銅は,
オイルクーラーの配管から溶出することがある。この銅は,潤滑系統内壁の金属表面上に電気的に堆積す
ることがある。高い温度は,反応を加速する。これは,銅の拡散を促進し,腐食を伴うことがある。
油中の水分による腐食に関して,限界水分濃度は,オイル及び運転条件によるが,一般的に,水の体積
比が1 %を超えた場合に発生する。
腐食による軸受材の溶解は,流体浸食を引き起こす。すなわち,流体浸食による耐酸化層の除去は,過
早に腐食を引き起こし,それが流体浸食を引き起こす。
6.7.2.3 典型的な例
化学物質によるコンタミネーションの典型的な例としては,図37図42を参照。

――――― [JIS B 1583-1 pdf 33] ―――――

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B 1583-1 : 2012 (ISO 7146-1 : 2008)
図37−主荷重域でのトライボケミカル反応による軸受表面の変色
(材質 : 裏金は鋼,ライニングは鉛青銅,表面層は電気めっきオーバレイ)

――――― [JIS B 1583-1 pdf 34] ―――――

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B 1583-1 : 2012 (ISO 7146-1 : 2008)
A
a) 損傷の外観 (A)
b) 図38 a)にマークした領域Aの拡大図
図38−油穴近傍におけるオーバレイの腐食脱離及び軸受ライニングの右側近傍における
[図38 a)の領域A]鉛など,特定成分だけの腐食脱離
(材質 : 裏金は鋼,ライニングは鉛青銅,表面層は電気めっきオーバレイ)

――――― [JIS B 1583-1 pdf 35] ―――――

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JIS B 1583-1:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 7146-1:2008(IDT)

JIS B 1583-1:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 1583-1:2012の関連規格と引用規格一覧