JIS B 2061:2017 給水栓 | ページ 2

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3.13
電気開閉式
バルブの開閉を電気的に行う構造。
3.14
分岐止水栓
一次側に分岐接続口を設けた止水栓。
3.15
分岐形
一次側から分岐した流路に止水機構及び分岐接続口を設けた構造。
3.16
分岐口付き
一次側から分岐した流路に分岐接続口を設けた構造。
3.17
2口・3口・4口
共通の給水口から分かれる複数の流路の各々に止水機構及び吐水口を設けた構造。
3.18
元止め式
二次側流路に浄水器,電気温水器などへの送水口及び帰水口を設けた構造。
3.19
Y形止水栓
主として屋内給水管に用いるスピンドルが斜め方向に取り付ける,二次側がユニオン継手式の止水栓。
3.20
泡まつ(沫)装置
流水中に空気を混入し,水はねを抑える装置。
3.21
整流装置
吐水の流れを整流状態に整える装置。
3.22
流量制御装置
圧力変動があった場合でも,あらかじめ設定した流量に自動的に調整する装置。
3.23
ストレーナ,フィルタ
金網などによって流水中の異物をろ過する装置。
3.24
緊急止水装置
自動連結継手が不意に外れても,緊急回避するために自動的に一時止水する装置。
3.25
自動連結式
自動連結継手が直接接続できる構造。

――――― [JIS B 2061 pdf 6] ―――――

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3.26
節湯形
サーモスタット湯水混合水栓,ミキシング湯水混合水栓又はシングル湯水混合水栓であって,流量調節
部及び温度調節部が使用者の操作範囲内にあり湯の使用量を削減できる水栓のうち,手元止水形,小流量
吐水形,水優先吐水形などの形式の総称。
3.27
手元止水形,A1
節湯形のうち,台所水栓,浴室シャワー水栓又は浴室シャワーバス水栓であって使用者の操作範囲内で
吐水及び止水操作ができる水栓で,6.6に規定する構造を満たす形式。
3.28
小流量吐水形,B1
節湯形のうち,浴室シャワー水栓又は浴室シャワーバス水栓において,5.16に規定する小流量吐水性能
をもつ形式。
3.29
水優先吐水形,C1
節湯形のうち,台所水栓及び洗面水栓において,意図しない操作での湯の使用を削減する水栓で,6.7
に規定する構造を満たす形式。
3.30
吐水力
散水板から吐水した水のもつ力。吐水力測定器によって測定し,単位をNとして表す。
3.31
吐水流量
散水板から吐水した水の単位時間当たりの量。流量計によって測定し,単位をL/minとして表す。
3.32
散水板
水栓の吐水口部の部品で,吐水した水の形状,状態などに影響を与えるもの。
3.33
受水板
吐水力を測定するために散水板から吐水した水を受ける板。
3.34
吐水力測定器
散水板から吐水した水の吐水力を測定する機器。
3.35
流量計
吐水した水の単位時間当たりの量を測定する機器。
3.36
受圧面
散水板から吐水した水を受ける受水板の面。

――――― [JIS B 2061 pdf 7] ―――――

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4 種類,呼び径及び補助区分

  給水栓の種類(附属書H参照),呼び径及び補助区分は,表1による。
表1−種類,呼び径及び補助区分
区分 種類 呼び径 補助区分
単水栓 横水栓 13 20 25 吐水口回転形,自在形,横自在形,グ
立水栓 13 20 25 ースネック形,ホース接続形,埋込形,
2口・3口・4口,分岐形,シャワー

横形衛生水栓 13 − −
立形衛生水栓 13 − −
壁付き化学水栓 13 − − 1口・2口・3口・4口
台付き化学水栓 13 − − 1口・2口・3口・4口,振分2口,振
分4口
横形水飲水栓 13 − −
立形水飲水栓 13 − −
元止め式水栓 13 − − 浄水器用,電気温水器用
湯水混合水栓 壁付きサーモスタット湯水混合水栓 13 20 25 シャワー形,シャワーバス形,埋込形,
台付きサーモスタット湯水混合水栓 13 20 25 ホース接続形,2口・3口・4口・分
壁付きミキシング湯水混合水栓 13 20 − 岐形,分岐口付き,節湯形(2ハンド
台付きミキシング湯水混合水栓 13 − − ル湯水混合水栓を除く。)
壁付きシングル湯水混合水栓 13 20 −
台付きシングル湯水混合水栓 13 20 −
壁付き2ハンドル湯水混合水栓 13 20 −
台付き2ハンドル湯水混合水栓 13 20 −
元止め式壁付きミキシング湯水混合水 13 − − 浄水器用,電気温水器用,
栓 シャワー形,節湯形(2ハンドル湯水
元止め式台付きミキシング湯水混合水 13 − − 混合水栓を除く。)

元止め式壁付きシングル湯水混合水栓 13 − −
元止め式台付きシングル湯水混合水栓 13 − −
元止め式壁付き2ハンドル湯水混合水栓13 − −
元止め式台付き2ハンドル湯水混合水栓13 − −
止水栓 アングル形止水栓 13 20 − 分岐形,分岐口付き
ストレート形止水栓 13 20 −
腰高止水栓 13 20 25
Y形止水栓 13 20 −
分岐止水栓 13 20 −
ボールタップ 横形ロータンク用ボールタップ 13 − −
立形ロータンク用ボールタップ 13 − − 吐水口水没形
横形ボールタップ 13 20 25
洗浄弁・ 大便器洗浄弁 − − 25 分岐口付き
洗浄水栓 小便器洗浄弁 13 − −
小便器洗浄水栓 13 − −

5 性能

5.1 耐圧性能

――――― [JIS B 2061 pdf 8] ―――――

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給水栓の耐圧性能は,8.1によって試験を行ったとき,耐圧部に変形,破損,漏水,にじみ,その他の異
常があってはならない。

5.2 耐寒性能

  寒冷地及び共用の給水栓は,8.2によって試験を行ったとき,次の各項に適合しなければならない。
a) 凍結破損又は変形があってはならない。
b) 解凍後は,次に示す性能を満足しなければならない。
1) 耐圧性能
2) 水撃限界性能
3) 逆流防止性能
4) 負圧破壊性能
5) 操作性能
6) 吐水性能
7) 止水性能
8) 自動温度調整性能
9) 絶縁性能

5.3 水撃限界性能

  給水栓の水撃値は,8.3によって試験を行ったとき,1.5 MPa以下でなければならない。
注記 水撃値は,吐水中の水圧を含まない圧力とする。

5.4 逆流防止性能

  逆流防止装置付きの水栓の逆流防止性能は,次による。ただし,逆流防止装置の流出側に止水機構がな
く,大気に開放されている水栓は,a) だけを満足すればよい。
a) 低圧試験による場合 8.4 a) によって試験を行ったとき,逆流防止装置のシート部からの漏れ,その
他の異常があってはならない。
b) 高圧試験による場合 8.4 b) によって試験を行ったとき,逆流防止装置のシート部からの漏れ,シー
ト部の変形・破損,その他の異常があってはならない。

5.5 負圧破壊性能

  負圧破壊性能は,次による。
a) 負圧破壊装置が内蔵されている給水用具は,8.5によって試験を行ったとき,水位上昇は,表2に適合
しなければならない。
表2−許容水位上昇
単位 mm
負圧破壊装置の逆流防止機能が働試験時の垂直距離 許容水位上昇
く位置から水面までの垂直距離a) (A) (B)
40以上100未満の場合 40 20以下
100以上の場合 100 50以下
注a) 一般的な取付状態での距離を示す。
b) 吐水口空間のある給水用具は,附属書Aに規定する空間を確保できない場合は,8.5によって試験を
行ったとき,吐水口から水の引き込みがあってはならない。

――――― [JIS B 2061 pdf 9] ―――――

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5.6 耐久性能

  給水栓の耐久性能は,8.6によって試験を行った後,次に示す性能を満足しなければならない。
a) 逆流防止性能
b) 負圧破壊性能
c) 止水性能

5.7 浸出性能

  飲用に供する水栓及びボールタップ1) に適用される浸出性能は,8.7によって試験を行ったときの補正
値が,関係省令に規定する性能を満足しなければならない。
注記 関係省令には,“給水装置の構造及び材質の基準に関する省令”がある。
注1) 通常の使用状態において飲用を目的とする台所又は洗面所に用いられる水栓及び飲用を目的と
する受水槽用ボールタップをいう。

5.8 操作性能

  給水栓の操作性能は,8.8によって試験を行ったとき,操作が円滑・確実でなければならない。

5.9 吐水性能

5.9.1  水栓,ボールタップ及び洗浄水栓の吐水性能
水栓,ボールタップ及び洗浄水栓の吐水性能は,8.9.1によって試験を行ったとき,次の各項に適合しな
ければならない。湯水混合水栓の吐水性能は,水側又は湯側の吐水流量の少ない片側の吐水流量とする。
また,化学水栓の吐水性能は,1口の吐水流量とする。
なお,節水こまを組み込んだ水栓の場合,吐水性能の比較対象となる普通こまを組み込んだ水栓がない
ときは,次のa) 及びc) による。
a) 水栓,ボールタップ及び洗浄水栓の吐水性能は,用途に応じた十分な吐水流量がなければならない。
b) 節水こまを組み込んだ水栓の吐水性能は,次による。
1) ハンドルを120°開いたとき,普通こまを組み込んだ場合に比べ,20 %を超え70 %以下の吐水流量
でなければならない。
2) ハンドルを全開にしたとき,普通こまを組み込んだ場合に比べ,70 %以上の吐水流量がなければな
らない。
c) 吐水流量は,用途にかかわらず0.5 L/min以上でなければならない。
5.9.2 洗浄弁の吐水性能
洗浄弁の吐水性能は,8.9.2によって試験を行ったとき,吐水開始後速やかに最大瞬間流量(吐水中最大
となる流量)に達し,次第に減少して止水するものでなければならない。
なお,最大瞬間流量及び吐水量は,表3に適合しなければならない。
表3−最大瞬間流量及び吐水量
種類 最大瞬間流量(L/min) 吐水量(L)
大便器洗浄弁 100以上 設定吐水量±1.5
小便器洗浄弁 15以上 4以上

5.10 止水性能

  給水栓の止水性能は,8.10によって試験を行ったとき,次に適合しなければならない。
a) 水栓及び洗浄弁・洗浄水栓は,シート漏れがあってはならない。

――――― [JIS B 2061 pdf 10] ―――――

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