JIS B 2401-2:2012 Oリング―第2部:ハウジングの形状・寸法 | ページ 2

4
B 2401-2 : 2012
5.1.2 平面(フランジ)固定シール用のハウジング
平面(フランジ)固定シール用のハウジングの例を,図5に示す。
a) 内圧用 b) 外圧用
図5−平面(フランジ)固定シール用のハウジング

5.2 表面性状

  ハウジングとOリングのシール部との接触面の表面性状は,各種の用途に応じて表1のとおりに規定す
る。Oリングと接触する機器部品の表面性状は,用途及び要求される寿命によって決まってくるため,特
殊な用途には別に規定する必要がある。設計及び使用に際して取付け上又は実使用上で問題がある場合は,
受渡当事者間で協定する。
表1−ハウジングとOリングのシール部との接触面の表面性状
単位 μm
機器部分 用途 圧力のかかり方 表面性状
算術平均高さ 最大高さ(参考)
Ra Rz
ハウジングの 固定用 脈動なし 平面 3.2 12.5
側面及び底面 円筒面 1.6 6.3
脈動あり 1.6 6.3
運動用 バックアップリングを使用する場合 1.6 6.3
バックアップリングを使用しない場合 0.8 3.2
Oリングと 固定用 脈動なし 1.6 6.3
シール部と 脈動あり 0.8 3.2
の接触面 運動用 − 0.4 1.6
Oリング装着用の面取り部 3.2 12.5

5.3 バックアップリングの要否判断

  使用状態において,図6による直径隙間(2g)が表2の値以下の場合は,バックアップリングを使用し
なくてもよいが,表2の値を超える場合はバックアップリングを併用する。
表2−バックアップリングを使用しない場合の直径隙間(2g)の最大値
単位 mm
Oリングの硬さ 直径隙間(2g)
(タイプAデュロ 使用圧力(MPa)
メータ硬さ)a) 4.0以下 4.0を超え 6.3を超え 10.0を超え 16.0を超え
6.3以下 10.0以下 16.0以下 25.0以下
70 0.35 0.30 0.15 0.07 0.03
90 0.65 0.60 0.50 0.30 0.17
注a) 硬さは,JIS K 6253-3による。

――――― [JIS B 2401-2 pdf 6] ―――――

                                                                                              5
B 2401-2 : 2012
図6−直径隙間(2g)を示す円筒面のハウジングの断面

5.4 運動用及び固定用(円筒面)のハウジング部の形状・寸法

  運動用及び固定用(円筒面)のハウジング部の形状・寸法は,表3による。

5.5 固定用(平面)のハウジング部の形状・寸法

  固定用(平面)のハウジング部の形状・寸法は,表4による。

5.6 真空フランジ用のハウジング部の形状・寸法

  真空フランジ用のハウジング部の形状・寸法は,表5による。

5.7 ISO一般工業用Oリング(シリーズF)のハウジングの基本寸法

  ISO一般工業用Oリング(シリーズF)のハウジングの基本寸法は,附属書JAによる。

5.8 油空圧用Oリングのハウジングの設計基準

  油空圧用Oリングのハウジングの設計基準は,附属書JBを参照。
5.9 円筒面シール及び平面シール用途に使用される特注ハウジングの寸法及びOリングの寸法の決定方

円筒面シール及び平面シール用途に使用される特注ハウジングの寸法及びOリングの寸法の決定方法は,
附属書Aを参照。

――――― [JIS B 2401-2 pdf 7] ―――――

6
B 2401-2 : 2012
白 紙

――――― [JIS B 2401-2 pdf 8] ―――――

                                                                                                                                                                                                                     7
B 2401-2 : 2012
表3−運動用及び固定用(円筒面)のハウジングの形状・寸法
注a) は,寸法Kの最大値と最小値との差を意味し,同軸度の2倍となっている。
バックアップリングを使用する場合
バックアップリング1個のとき バックアップリング2個のとき
単位 mm
Oリン ハウジングの寸法・許容差 参考
グの呼 d3,d5 参考 d4,d6 参考 b1 b2 b3 r1 E a) バックアップリングの厚さ Oリングの実寸法 つぶし代 つぶし率(%)
び番号 +0.25 (最大)(最大)
0
d3,d5の許容差に d4,d6の許容差に バックアッ バックアッ バックアッ 四ふっ化エチレン樹脂 太さ 内径c) 最大 最小 最大 最小
相当する軸の寸法 相当する穴の寸法 プリング プリング プリング スパイラ バイアス エンドレ
公差記号b) 公差記号b) なし 1個 2個 ル カット ス
P3 3 0 h9 f8 e9 6 +0.05 H10 2.5 3.9 5.4 0.4 0.05 0.7±0.05 1.25±0.1 1.25±0.1 1.9±0.08 2.8 ±0.14 0.48 0.27 24.2 14.8
P4 4 −0.05 7 0 H9 3.8 ±0.14
P5 5 8 4.8 ±0.15
P6 6 9 5.8 ±0.15
P7 7 e8 10 6.8 ±0.16
P8 8 11 7.8 ±0.16
P9 9 12 8.8 ±0.17
P 10 10 13 9.8 ±0.17
P 10A 10 0 h9 f8 e8 14 +0.06 H9 3.2 4.4 6.0 0.4 0.05 0.7±0.05 1.25±0.1 1.25±0.1 2.4±0.09 9.8 ±0.17 0.49 0.25 19.7 10.8
P 11 11 −0.06 15 0 10.8 ±0.18
P 11.2 11.2 15.2 11.0 ±0.18
P 12 12 16 11.8 ±0.19
P 12.5 12.5 16.5 12.3 ±0.19
P 14 14 18 13.8 ±0.19
P 15 15 19 14.8 ±0.20
P 16 16 20 15.8 ±0.20
P 18 18 22 17.8 ±0.21
P 20 20 e7 24 19.8 ±0.22
P 21 21 25 20.8 ±0.23
P 22 22 26 21.8 ±0.24

――――― [JIS B 2401-2 pdf 9] ―――――

8
B 2401-2 : 2012
表3−運動用及び固定用(円筒面)のハウジングの形状・寸法(続き)
単位 mm
Oリン ハウジングの寸法・許容差 参考
グの呼 d3,d5 参考 d4,d6 参考 b1 b2 b3 r1 E a) バックアップリングの厚さ Oリングの実寸法 つぶし代 つぶし率(%)
び番号 +0.25 (最大)(最大)
0
d3,d5の許容差に d4,d6の許容差に バックアッ バックアッ バックアッ 四ふっ化エチレン樹脂 太さ 内径c) 最大 最小 最大 最小
相当する軸の寸法 相当する穴の寸法 プリング プリング プリング スパイラ バイアス エンドレ
公差記号b) 公差記号b) なし 1個 2個 ル カット ス
P 22A 22 0 h9 f8 e8 28 +0.08 H9 4.7 6.0 7.8 0.8 0.08 0.7±0.05 1.25±0.1 1.25±0.1 3.5±0.10 21.7 ±0.24 0.60 0.32 16.7 9.4
P 22.4 22.4 −0.08 28.4 0 22.1 ±0.24
P 24 24 30 23.7 ±0.24
P 25 25 31 24.7 ±0.25
P 25.5 25.5 31.5 25.2 ±0.25
P 26 26 32 25.7 ±0.26
P 28 28 34 27.7 ±0.28
P 29 29 35 28.7 ±0.29
P 29.5 29.5 35.5 29.2 ±0.29
P 30 30 36 29.7 ±0.29
P 31 31 e7 37 30.7 ±0.30
P 31.5 31.5 37.5 31.2 ±0.31
P 32 32 38 31.7 ±0.31
P 34 34 40 33.7 ±0.33
P 35 35 41 34.7 ±0.34
P 35.5 35.5 41.5 35.2 ±0.34
P 36 36 42 35.7 ±0.34
P 38 38 44 37.7 ±0.37
P 39 39 45 38.7 ±0.37
P 40 40 46 39.7 ±0.37
P 41 41 47 40.7 ±0.38
P 42 42 48 41.7 ±0.39
P 44 44 50 43.7 ±0.41
P 45 45 51 44.7 ±0.41
P 46 46 52 45.7 ±0.42
P 48 48 54 47.7 ±0.44
P 49 49 55 48.7 ±0.45
P 50 50 56 49.7 ±0.45
P 48A 48 0 h9 f8 e8 58 +0.10 H9 7.5 9.0 1.5 0.8 0.10 0.9±0.06 1.9±0.13 1.9±0.13 5.7±0.13 47.6 ±0.44 0.83 0.47 14.2 8.4
P 50A 50 −0.10 60 0 49.6 ±0.45
P 52 52 e7 62 51.6 ±0.47
P 53 53 63 52.6 ±0.48
P 55 55 65 54.6 ±0.49
P 56 56 66 55.6 ±0.50
P 58 58 68 57.6 ±0.52
P 60 60 70 59.6 ±0.53

――――― [JIS B 2401-2 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS B 2401-2:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3601-2:2008(MOD)

JIS B 2401-2:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 2401-2:2012の関連規格と引用規格一覧