JIS B 2401-3:2012 Oリング―第3部:外観品質基準

JIS B 2401-3:2012 規格概要

この規格 B2401-3は、一般機器に使用するOリングの表面欠陥の定義,分類,及び許容限度について規定。

JISB2401-3 規格全文情報

規格番号
JIS B2401-3 
規格名称
Oリング―第3部 : 外観品質基準
規格名称英語訳
O-rings -- Part 3:Quality acceptance criteria
制定年月日
2012年3月21日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3601-3:2005(MOD)
国際規格分類

ICS

23.100.60, 83.140.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 I(基本) 2021, 配管 II(製品) 2021, 機械要素(ねじを除く) 2021, ゴム・エラストマー II 2020, 油圧・空気圧 2019
改訂:履歴
2012-03-21 制定日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 2401-3:2012 PDF [14]
                                                                                 B 2401-3 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 記号・・・・[3]
  •  5 品質等級・・・・[3]
  •  5.1 等級N・・・・[3]
  •  5.2 等級S・・・・[3]
  •  5.3 等級CS・・・・[3]
  •  5.4 等級の選択・・・・[3]
  •  6 表面の状態・・・・[3]
  •  7 規格準拠表示・・・・[4]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 2401-3 pdf 1] ―――――

B 2401-3 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会(JFPA)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 2408:2005は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 2401の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 2401-1 第1部 : Oリング
JIS B 2401-2 第2部 : ハウジングの形状・寸法
JIS B 2401-3 第3部 : 外観品質基準
JIS B 2401-4 第4部 : バックアップリング

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 2401-3 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 2401-3 : 2012

Oリング−第3部 : 外観品質基準

                      O-rings-Part 3: Quality acceptance criteria

序文

  この規格は,2005年に第2版として発行されたISO 3601-3を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,国
内で使用されている品質基準への適用を可能とするため,対応する部分については,対応国際規格を翻訳
し技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,一般機器に使用するOリングの表面欠陥の定義,分類,及び許容限度について規定する。
なお,その寸法については,JIS B 2401-1による。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3601-3:2005,Fluid power systems−O-rings−Part 3: Quality acceptance criteria(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598:1985,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)
JIS B 2401-1 Oリング−第1部 : Oリング
注記 対応国際規格 : ISO 3601-1,Fluid power systems−O-rings−Part 1: Inside diameters, cross-sections,
tolerances and designation codes(MOD)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142によるほか,次による。
3.1
ひけ(backrind)
ゴムのばり部分が早く加硫することによって,ばり線が金型の合せ部で収縮し,場合によっては破れ又
は引き裂かれたばりを伴い,U形又はW形の断面形状となるばり線近辺のばり線方向の欠陥(図1参照)。

――――― [JIS B 2401-3 pdf 3] ―――――

2
B 2401-3 : 2012
3.2
複合ばり(combined flash)
ばり,食違い及びパーティングラインの突起が組み合わされてできたばり。
3.3
過度の仕上げ(excessive trimming)
Oリングのパーティングライン部において,仕上げ工程で発生する過度な平らな面,又は荒れた面[図
2 a)及びb)参照]。
3.4
ばり(flash)
金型を分離するときに生じるか,又は不十分な仕上げによって残る内外径のパーティングラインから出
るフィルム状のもの(図3参照)。
3.5
フローマーク(flow mark)
自由状態で僅かな深さがあり,一般には曲線状で材料の流れと融着不良とによる筋状のくぼみ。
なお,表面の組織は,正常で,くぼみの角部には丸みがある(図4参照)。
3.6
異物(foreign material)
汚染物,ほこりなど,Oリングの表面に存在するもの。
3.7
へこみ(indentation)
表面組織の脱落又は金型表面に生じた固い付着物によって発生する,形状が不規則な表面のくぼみ(図
5参照)。
3.8
不一致(mismatch)
上下金型の寸法違いによって発生する,各半円の断面径が等しくない状態(図6参照)。
3.9
充不足(non-fill)
正常なOリングと比べて,組織が粗く不規則な形状で,発生する場所が一定でない表面のへこみ(図7
参照)。
注記 これは,金型への充不足及び/又は空気だまりによって発生する。
3.10
ずれ(off-register)
上下の金型に対して片側の金型が横移動することによって発生する,Oリング断面の半円の互いのずれ
(図6参照)。
3.11
食違い(offset)
Oリングの断面の上下半円の不一致及び/又はずれ(図6参照)。
3.12
パーティングラインのへこみ(parting-line indentation)
パーティングライン上の金型端部の変形のため内外径のばり線上に発生する浅い皿状の,場合によって

――――― [JIS B 2401-3 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 2401-3 : 2012
は三角形のへこみ。
3.13
パーティングラインの突起(parting-line projection)
金型溝の摩耗又は過度に丸みのある角部によって発生する,パーティングライン上の連続した尾根状の
突起。
3.14
裂け(rupture)
通常は破断した形となる,せん断状の裂け。
3.15
クラック(crack)
ゴムの鋭い割れ目,裂け目又は小さな亀裂。
3.16
ブリスタ(blister)
ゴムの表面に発生した中空の膨れ。

4 記号

  この規格で用いる記号は,次による。
d1 : Oリングの内径
d2 : Oリングの太さ

5 品質等級

5.1 等級N

  この等級は,一般に用いるOリングの外観品質基準を示す。

5.2 等級S

  この等級は,高度なレベルを要求する用途に用いるOリングの外観品質基準を示す。航空機,自動車及
びその他の重要な工業製品に用いるOリングには,この等級を適用する。

5.3 等級CS

  この等級は,更に高度な品質を要求する用途に用いるOリングの外観品質基準を示す。航空宇宙機器,
医療機器などのより高い信頼性が要求される重要な機器に用いるOリングには,この等級を適用する。

5.4 等級の選択

  使用者が購買時点で等級を指定しない場合には,Oリングの外観品質要求事項は等級Nとする。ISO精
密機器用Oリング(シリーズS)においては,使用者が購買時点で等級を指定しない場合には,Oリング
の外観品質要求事項は等級Sとする。

6 表面の状態

6.1   Oリングの表面は,倍率2倍の照明付き拡大鏡によってOリングを自由状態で観察したとき,次の
欠陥があってはならない。
a) 裂け
b) クラック
c) ブリスタ

――――― [JIS B 2401-3 pdf 5] ―――――

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  • ISO 3601-3:2005(MOD)

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