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表4 シェルリーマのテーパ穴部とシェルリーマ用アーバのテーパ部との関係
単位 mm
基準径 シェルリーマの穴の許容差シェルリーマ用アーバの許容差 穴とアーバとの関係
d a1 a2 a3
最小 最大 最小 最大 最小 最大
10 0 0.5 0.8 1.2 0.3 1.2
13 0.6 0.9 1.4 1.4
16
19 0.7 1.1 1.7 0.4 1.7
22
27
32 0.9 1.4 2.2 0.5 2.2
40
50
備考 テーパ部(テーパ301)の許容差は,軸方向の長さで決まる。軸方向の長さa1, a2, a3は表4の関係
にある。
――――― [JIS B 4406 pdf 6] ―――――
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B 4406 : 1999
附属書1(規定) J形シェルリーマ
1. 適用範囲 この附属書1は,直径が20mm以上100mm以下のJ形シェルリーマ(以下,J形リーマと
いう。)について規定する。
2. 引用規格
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示
方式
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7513 精密定盤
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験機−試験機の検証
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験機−試験機の検証
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法
3. 形状・寸法 J形リーマの形状・寸法は,附属書1表1による。
附属書1表1 J形リーマの形状及び寸法
――――― [JIS B 4406 pdf 7] ―――――
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単位 mm
直径D 全長 刃長 穴径 a 端面キー溝の幅 端面キー溝の深さ 参考
基準 許容差 L l d (1) F E
寸法 m5 最小 最大 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 d1 d2 r 食付きの刃数
長さIc Z
20 +0.017 50 40 12 0 0.8 5 +0.075 6 +0.120 11 19 1 1.5 8
21 +0.008 0 0 20
22 21
23 22
24 60 50 15 1 6 7 +0.150 13.8 23
25 0 10
26
28 26
30 28
32 +0.020 30
34 +0.009 70 60 20 1.3 7 +0.090 8 18.6 32 2
36 0 34
38 35
40 38 12
42 80 70 25 8 9 23.4 40
44 42
46 44
48 46
50 48
52 +0.024 90 75 32 1.65 9 11 +0.180 30.2 50 2 2.5
55 +0.011 0 52 14
58 55
60 58
62 60
65 100 80 38 10 12 36 62
68 65
70 68
72 70
75 72
78 110 90 44 2.1 12 +0.110 41.8 75
80 0 78 3 16
82 +0.028 80
85 +0.013 82
88 85
90 120 100 50 47.6 88
92 90
95 92
98 95
100 98
注(1) 穴径dは基準寸法であって,aの範囲内にある。
備考1. 直刃の場合は,原則として刃を不等分割にするか,直径の測定を容易にするため相対する刃は軸心を含む同一にあるよう
にする。
2. 直径Dの許容差は,JIS B 0401-2による。
3. 直径Dには,原則として長さ100mmにつき0.03mmのバックテーパを付ける。
4. 全長L及び刃長lの許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c(粗級)とする。
――――― [JIS B 4406 pdf 8] ―――――
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B 4406 : 1999
4. 品質
4.1 外観 J形リーマの外観は,地きず,割れ,有害なまくれ,きず,さびなどの欠点がなく,仕上げは
良好でなければならない。
4.2 表面粗さ J形リーマの刃部の表面粗さは,6.1の試験を行ったとき,マージンでJIS B 0601に規定
する0.40 刀愀 1.6 刀 下,すくい面で1.6刀愀 6.3 刀 下とする。
4.3 硬さ J形リーマの刃部の硬さは,6.2による試験を行ったとき,63HRC以上又は772HV以上とす
る。
4.4 振れ J形リーマの刃部の振れは,附属書1の6.3の試験を行ったとき附属書1の表2による
附属書1表2 J形リーマの刃部の振れの公差
単位 mm
直径D 外周の振れの公差 食付きの振れの公差
を超え 以下 tr t0
19.9 50.8 0.02 0.02
50.8 101.6 0.03 0.03
備考 図示方法はJIS B 0021による。
5. 材料 J形リーマの材料は,JIS G 4403に規定するSKH51又はこれと同等以上の性能をもつものとす
る。
6. 試験方法
6.1 表面粗さ J形リーマの表面粗さは,目視によってJIS B 0659に規定する比較用表面粗さ標準片と比
較測定する。
6.2 硬さ J形リーマの刃部の硬さは,JIS B 7726に規定するロックウェル硬さ試験機を用いて,JIS Z
2245に規定する試験方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機によって測定できない場合
は,JIS B 7725に規定するビッカース硬さ試験機を用いて,JIS Z 2244に規定する試験方法によって測定
してもよい。
なお,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。
6.3 振れ J形リーマの刃部の振れは,リーマをテストアーバに緩みがないように挿入し,附属書1図1
のように精密定盤上に置いたセンタ台に取り付け,切れ刃の外周面及び食付き刃に垂直にダイヤルゲージ
を当て,リーマを矢の方向に回しながら,ダイヤルゲージの指針の動きを読む。読みの最大値と最小値と
の差を測定値とする。
――――― [JIS B 4406 pdf 9] ―――――
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備考1. 精密定盤は,JIS B 7513に規定する1級とする。
2. ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定する目量0.01mmダイヤルゲージとする。
附属書1図1 J形リーマの刃部の振れの測定方法
7. 検査 J形リーマの検査は,形状・寸法,外観,表面粗さ,硬さ及び振れについて行い,それぞれ本
体の5.及び附属書1の4.14.4に適合しなければならない。
8. 製品の呼び方 J形リーマの呼び方は,名称,記号J,直径×全長×穴径及び材料記号(2)による。
例
例1. シェルリーマ J 20×50×12 SKH51
例2. シェルリーマ ねじれ刃 J 20×50×12 HSS−Co
例3. シェルリーマ J 20×50×12 s2
注(2) 使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合は,HSSと呼び,また,SKH55又はこれと同等の
場合は,HSS−Coと呼んでもよい。
9. 表示
1 製品の表示 J形リーマには,ボス端面又は側面に,次の事項を横書きに表示する。
例
a) 記号 : J
b) 直径×全長×穴径 : 20×50×12
c) 刃部の材料記号(3) : SKH51
d) 製造業者名又はその略号 :
注(3) 使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合は,HSSと表示し,また,SKH55又はこれと同等の
場合は,HSS−Coと表示してもよい。
――――― [JIS B 4406 pdf 10] ―――――
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JIS B 4406:1999の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2402:1972(MOD)
JIS B 4406:1999の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.100 : 切削工具 > 25.100.30 : ドリル,ストレートシャンク,リーマ
JIS B 4406:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0173:2002
- リーマ用語
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB4201:1998
- フライス穴及びフライスアーバ部
- JISB4407:1998
- シェルリーマ用アーバ