JIS B 4604:1998 規格概要
この規格 B4604は、ボルト,ナット及び四角止めねじの組付け又はその取外しに用いる口の開き幅を調節することのできるモンキレンチについて規定。
JISB4604 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B4604
- 規格名称
- モンキレンチ
- 規格名称英語訳
- Adjustable angle wrenches
- 制定年月日
- 1949年12月22日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1703:1983(MOD), ISO 1711:1975(MOD), ISO 6787:1982(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.140.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1949-12-22 制定日, 1951-02-27 改正日, 1954-01-30 改正日, 1957-01-30 改正日, 1960-01-01 改正日, 1963-01-01 確認日, 1964-03-01 改正日, 1966-10-01 確認日, 1969-10-01 確認日, 1970-10-01 改正日, 1973-10-01 確認日, 1976-09-01 改正日, 1979-09-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1989-04-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 1998-03-20 改正日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 4604:1998 PDF [8]
B 4604 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS B 4604-1995は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との整合を図ることに重点を置き,対応国際規格の技術的内
容を変更することなく採用し附属書に規定した。さらに,国際規格の差異を必要最小限とするため,旧JIS
の内容の一部を改正し,本体に規定した。
また,JIS Z 8301(規格票の様式)が1996年7月に改正されたのに伴い,これに従って規格票の様式も
変更した。
JIS B 4604には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) I形モンキレンチ
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 4604 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 4604 : 1998
モンキレンチ
Adjustable angle wrenches
序文 この規格は,備考に示す国際規格を元に,本体には,従来,日本工業規格(日本産業規格)で規定していた種類・
等級とこれらの形状・寸法,品質,検査,製品の呼び方及び表示を規定し,附属書には,対応国際規格を
翻訳し,技術的内容を変更することなく規定した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格にはない規定項目
(外観,検査,製品の呼び方及び表示)を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,附属書のうち,点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にない事項である。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 1703 : 1983, Assembly tools for screws and nuts−Nomenclature
ISO 1711 : 1975, Hand operated wrenches and sockets−Technical specifications
ISO 6787 : 1982, Assembly tools for screws and nuts−Adjustable wrenches−Width across flats up to
50 mm
1. 適用範囲 この規格は,主としてボルト,ナット及び四角止めねじの組付け又はその取外しに用いる
口の開き幅を調節することのできるモンキレンチ(以下,レンチという。)について規定する。
2. 種類及び等級 種類及び等級は,表1による。
表1 種類及び等級
種類 等級 種類及び等級
加工方法 口の傾き角度 を表す記号
による種類 による種類
全鍛造品 15度形 強力級 H
普通級 N
23度形(2) 強力級 H
普通級 N
下あご鍛造品(1) 23度形(2) − P
注(1) 下あご鍛造品とは,本体が鍛造品でないものをいう。
(2) 23度形とは,口の傾き角度が22.5°のものをいう。
3. 形状及び寸法 形状は,図1によるのがよい。寸法は,表2による。
参考 ハンドル穴の直径については規定しないが,著しい偏心があってはならない。
――――― [JIS B 4604 pdf 2] ―――――
2
B 4604 : 1998
図1 形状
表2 寸法
単位mm
呼び l(約) a1(最大) a2(最大) b(最大) d(最小)
100 110 35 10 16 8
150 160 48 11 21 10
200 210 60 14 26 12
250 260 73 16 31 14
300 310 86 19 36 16
375 385 105 25 44 19
4. 品質
4.1 外観 外観は,使用上有害な欠点がなく,仕上げの程度は良好でなければならない。
4.2 機能
4.2.1 ウォームとラックとのかみ合わせ ウォームとラックの動きは円滑でなければならない。
4.2.2 下あごの最大開き 下あごの最大開き幅は,表3による。
表3 下あごの最大開き幅及びその許容差
単位mm
呼び寸法 100 150 200 250 300 375
30
+ 30
+ 30
+ 30
+ 30
+ 30
+
最大開き幅 13 20 24 29 34 44
4.2.3 下あごの遊び 下あごの縦の遊び(がた)は,ウォームが動かないよう軽く指先で押さえ,図2
に示す縦及び横方向について,先端の動きの量を測定する。下あごの遊びは,図2及び表4による。
――――― [JIS B 4604 pdf 3] ―――――
3
B 4604 : 1998
図2 遊びの測定方向
表4 下あごの遊び
単位mm
遊び 呼び
100及び150 200及び250 300及び375
縦 1.0以下 1.2以下 1.5以下
横 1.2以下 1.2以下 1.5以下
4.2.4 硬さ 全鍛造品のあごの硬さは43HRC,ウォームの硬さは40HRCとするのがよい。
下あご鍛造品については,硬さを規定しない。
4.3 強さ試験強さ試験は,図3に示すように試験棒をくわえ,本体の端に荷重を負荷して表5の試験ト
ルクを加えた後に,使用性能に影響するような永久変形,その他の損傷があってはならない。
図3 強さ試験
表5 試験棒の二面幅及び試験トルク
呼び 100 150 200 250 300 375
05.0 05.0 05.0 05.0 05.0 05.0
試験棒の二面幅 mm 13 − 19 − 24 − 27 − 32 − 41 −
試験トルク全鍛造品 強力級 60.8 142.2 274.6 460.9 784.5 1471.0
N・m 普通級 29.4 78.5 176.5 294.2 480.5 882.6
下あご鍛造品 21.6 52.0 117.7 196.1 318.8 568.8
備考1. 試験棒は,くわえられる面の口の深さよりも大であることが望ましい。
2. 試験棒の硬さは,50HRC以上とする。
5. 検査 検査は,形状,寸法及び品質について行い,それぞれ3.及び4.の規定に適合しなければならな
い。
6. 製品の呼び方 製品の呼び方は,規格番号又は規格の名称,種類,等級及び呼びによる
例 JIS B 4604 全鍛造品 23度形 強力級200mm
モンキレンチ 下あご鍛造品 23度形 100mm
――――― [JIS B 4604 pdf 4] ―――――
4
B 4604 : 1998
7. 表示 レンチには,適切な箇所に次の事項を表示する。
a) 種類及び等級を表す記号
b) 製造業者名又はその略号
――――― [JIS B 4604 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS B 4604:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1703:1983(MOD)
- ISO 1711:1975(MOD)
- ISO 6787:1982(MOD)