JIS B 4502:1996 ねじ転造平ダイス

JIS B 4502:1996 規格概要

この規格 B4502は、メートル並目ねじ,メートル細目ねじのおねじのねじ転造に用いるねじ転造平ダイスについて規定。

JISB4502 規格全文情報

規格番号
JIS B4502 
規格名称
ねじ転造平ダイス
規格名称英語訳
Thread rolling flat dies
制定年月日
1965年4月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

25.100.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工具 2020
改訂:履歴
1965-04-01 制定日, 1968-04-01 改正日, 1971-04-01 確認日, 1974-02-01 確認日, 1977-03-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1987-02-01 確認日, 1988-05-01 改正日, 1994-04-01 確認日, 1996-12-20 改正日, 2002-02-20 確認日, 2007-04-20 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 4502:1996 PDF [9]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 4502-1996

ねじ転造平ダイス

Thread rolling flat dies

1. 適用範囲 この規格は,次に示すおねじのねじ転造に用いるねじ転造平ダイス(1)(以下,ダイスとい
う。)について規定する。
注(1) ダイスは,移動ダイス及び固定ダイスの2個を一組とする。
ねじの種類 ねじの呼び 適用規格
メートル並目ねじM2M24 JIS B 0205
メートル細目ねじM4×0.5M24×1 JIS B 0207
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 0101 ねじ用語
JIS B 0123 ねじの表し方
JIS B 0176 ねじ加工工具用語
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS B 0207 メートル細目ねじ
JIS B 0271 ねじ測定用三針
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片
JIS B 3102 ねじ用限界ゲージの形状・寸法
JIS B 7153 測定顕微鏡
JIS B 7184 投影検査器
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7513 精密定盤
JIS B 7519 指針測微器
JIS B 7524 すきまゲージ
JIS B 7526 直角定規
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験機
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0176及びJIS B 0101による。

――――― [JIS B 4502 pdf 1] ―――――

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B 4502-1996
3. 種類 ダイスの種類は,形状によって,片面ダイス及び両面ダイスの2種類とする。
4. 形状・寸法
4.1 形状・寸法 ダイスの形状及び寸法は,表1による。
表1 ダイスの形状及び寸法
備考1. 取付け角 一般には0 ±30′又は5
−とする。
0
1
2. ねじ部の面取り角Kcは,一般には30 とする。
なお,面取り加工後の山頂の形状は,受渡当事者間の協定による。
3. 食付き部及び逃げ部のそれぞれの大きさ及び形状は,受渡当事者間の協定による。
4. リード角は,一般には転造されるねじの基準有効径におけるリード角とする。

――――― [JIS B 4502 pdf 2] ―――――

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B 4502-1996
表1 (続き)
単位 mm
全長 厚さ 高さ 適用するねじの呼び(参考)
Lm Ls T H メートルねじ
(並目及び細目)
54 42 15 15, 25 M2M3
64 51 16 20
70 60 20 20, 25 M2.5M4
75 63 18 32
95 82 25 25, 32, 40, 51 M3.5M5
105 90 25 25, 32, 40, 51 M4M6
114 102 25 32, 40, 51 M4M7
140 125 32 32, 40, 51, 76 M5M8
150 135 32 32, 40, 51, 76 M6M9
165 150 32 32, 40, 51, 76 M6M10
170 150 32 51
200 180 32 40, 51, 63, 76 M8M12
203 190 38 40, 50, 60, 76 M8M12
220 200 40 40, 50, 60, 80 M8M14
230 210 40 76 M9M14
270 240 40 40, 50, 60, 80 M10M16
310 280 50 50, 60, 85, 102 M12M18
330 300 50 50, 60, 85, 102 M12M20
470 420 50 60, 85, 102, 125 M18M24
備考 適用するねじの呼びは,全長Lsに対する転がり数が約5
8になるように選ばれている。ただし,転がり数
次の式による。
LS
v
3d
ここに, d : ねじの呼び径
4.2 各部の寸法許容差 ダイスの全長,高さ及び厚さの許容差は,次による。
(1) m・Lsの許容差 Lm・Lsの許容差は,表2のとおりとする。
表2 Lm・Lsの許容差
単位 mm
Lm・Ls 許容差
42以上 120以下 ±0.3
120を超え 400以下 ±0.5
400を超えるもの ±0.8
(2) 高さHの許容差 高さHの許容差は,表3のとおりとする。
表3 高さHの許容差
単位 mm
H 許容差
15以上 30以下 ±0.2
30を超え 120以下 ±0.3
120を超えるもの ±0.5

――――― [JIS B 4502 pdf 3] ―――――

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B 4502-1996
(3) 厚さTの許容差厚さ Tの許容差は, +4.00 mmとする。
5. 品質
5.1 外観 ダイスの外観は,地きず及び割れ並びに有害なまくれ,きず,さびなどの欠点がなく,仕上
げは良好でなければならない。
5.2 表面粗さ ダイスのねじ部の表面粗さは,7.1による試験を行ったとき,JIS B 0601に規定する0.80
刀愀 3.2 刀 ‰ 滑り止め加工を施したねじ面は除く。
5.3 硬さ ダイスの硬さは,7.2による試験を行ったとき,58HRC以上とする。
5.4 各部の精度
5.4.1 ねじ部の精度 ねじ部の精度は,7.3による試験を行ったとき,表4のとおりとする。
5.4.2 高さHの相互差 一組のダイスの高さHの相互差は,7.3による試験を行ったとき,0.1 mm以下
とする。
表4 メートル並目ねじ及びメートル細目ねじ用ダイスのねじ部の精度
単位
ピッチ ha hd ピッチの 山の半角の
P 基準寸法許容差 基準寸法 許容差 許容差(2) 許容差
(mm) (mm) (mm) (25 mmにつき) (分)
0.4 0.087 + 36 0.130 +11 ±15 ±45
+ 29 −8
0.45 0.097 + 42 0.146
+ 32
0.5 0.108 + 45 0.162 +12 ±40
+ 36 −8
0.6 0.130 + 55 0.195 +13
+ 43 −9
0.7 0.152 + 63 0.227 +14 ±35
+ 50 −10
0.75 0.162 + 67 0.244 +15
+ 54 −10
0.8 0.173 + 71 0.260 +15
+ 58 −11
1 0.217 + 87 0.325 +17 ±30
+ 72 −12

――――― [JIS B 4502 pdf 4] ―――――

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B 4502-1996
単位
ピッチ ha hd ピッチの 山の半角の
P 基準寸法許容差 基準寸法 許容差 許容差(2) 許容差
(mm) (mm) (mm) (25 mmにつき) (分)
1.25 0.271 +107 0.406 +19 ±25
+ 90 −13
1.5 0.325 +126 0.487 +21
+108 −15
1.75 0.379 +146 0.568 +22
+126 −16
2 0.433 +165 0.650 +24 ±20
+144 −17
2.5 0.541 +204 0.812 +27
+180 −19
3 0.650 +242 0.974 +29 ±15
+216 −21
注(2) この表のピッチの許容差は,25 mm離れた任意の二つの山と山との間
のピッチ合計に対するものをいう。25 mm以外の寸法l mm(標準のは
めあいの長さ以下の寸法に対しては,lは標準のはめあいの長さとす
lを
る。)に対するピッチの許容差が必要な場合は,表中の数値に 2.0
乗じた値を適用する。ただし,標準のはめあいの長さは,JIS B 3102
の表2(ねじリングゲージの形状及び寸法)に規定する通りねじリング
ゲージの長さとする。
ダイスが漸進ピッチ誤差をもつときは,著しく傾向の違うものを一
組としてはならない。
備考1. 上図の太い実線は基準山形を,また,斜線を施した部分は,ダイス
の公差域を示す。
2. ダイスの山頂は,0.125P以上の丸みがなければならない。
また,ダイスの谷底のすみの丸みは,0.1Pを超えてはならない。
5.4.3 平面度 ダイスの支持面,底面,上面及びねじ面の平面度は,7.3による試験を行ったとき,表5
のとおりとする。
表5 平面度の公差値
単位 mm
Lm・Ls 公差値
160以下 0.025
160を超え 250以下 0.040
250を超えるもの 0.063
5.4.4 平行度 ダイスの底面と上面との平行度及びねじ面と支持面との平行度は,7.3による試験を行っ
たとき,表6のとおりとする。
表6 平行度の公差値
単位 mm
Lm・Ls 公差値
50以下 0.025
50を超え 100以下 0.040
100を超え 200以下 0.063
200を超えるもの 0.080
5.4.5 直角度 ダイスの直角度の公差値は,7.3による試験を行ったとき,支持面と底面との直角度の公
差値は25 mmにつき0.04 mmとし,端面と底面との直角度の公差値は25 mmにつき0.2 mmとする。

――――― [JIS B 4502 pdf 5] ―――――

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