JIS B 7513:1992 精密定盤

JIS B 7513:1992 規格概要

この規格 B7513は、使用面の大きさ160×100mmから2500×1600mmまで角形の精密定盤について規定。

JISB7513 規格全文情報

規格番号
JIS B7513 
規格名称
精密定盤
規格名称英語訳
Precision surface plates
制定年月日
1959年3月30日
最新改正日
2016年10月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 8512-1:1990(NEQ), ISO 8512-2:1990(NEQ)
国際規格分類

ICS

17.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械計測 2021, 生コンクリート 2020
改訂:履歴
1959-03-30 制定日, 1962-03-30 確認日, 1966-05-01 確認日, 1969-04-01 確認日, 1972-02-01 確認日, 1975-02-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1978-09-01 改正日, 1983-11-01 確認日, 1989-03-01 確認日, 1992-02-01 改正日, 1997-02-20 確認日, 2002-06-20 確認日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 7513:1992 PDF [14]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 7513 - 1992

精密定盤

Precision surface plates

1. 適用範囲 この規格は,使用面の大きさが160×100mmから2500×1600mmまでの角形の精密定盤(以
下,定盤という。)について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS Z 8103 計測用語
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 8512-1-1990 Surface plates−Part1 : Cast iron
ISO 8512-2-1990 Surface plates−Part2 : Granite
2. 用語の定義 この規格に用いる主な用語の定義は,JIS Z 8103によるほか,次のとおりとする。
(1) 精密定盤 多目的のための精密な平面又はデータム平面を,使用面として上面に備え,一般には鋳鉄
又は石で作られた盤状の構造体。
(2) 使用面の平面度 使用面の幾何学的に正しい平面からの狂いの大きさ。使用面を幾何学的に正しい平
行二平面で挟んだとき,平行二平面の間隔が最小となる間隔の寸法で表す。
3. 各部の名称 この規格で用いる定盤の名称は,図1による。
図1 各部の名称
備考 この図は単に各部の名称を示すものであって,構造及び形状を規定するものではない。

――――― [JIS B 7513 pdf 1] ―――――

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B 7513 - 1992
4. 種類及び等級
4.1 種類 定盤の種類は,材料によって鋳鉄製及び石製に区分し,使用面の呼び寸法は表1による。
表1 使用面の呼び寸法
単位 mm
形状 呼び寸法
長方形 160× 100
250× 160
400× 250
630× 400
1 000× 630
1 600×1 000
2 000×1 000
2 500×1 600
正方形 250× 250
400× 400
630× 630
1 000×1 000
4.2 等級 定盤の等級は,使用面の平面度によって0級,1級及び2級の3等級とする。
5. 性能
5.1 使用面の平面度 使用面の平面度には,使用面の全面に対する平面度及び使用面の任意の位置にお
ける部分面積250×250mmに対する部分面積の平面度の二通りの規定を適用する。
備考 定盤の幅の寸法の2%(ただし,最大20mmとする。)に相当する使用面の周縁部分は,その部
分が使用上不都合を生じない状態であれば,平面度の規定の適用を除外してもよい。
5.1.1 全面の平面度 使用面の全面の平面度の公差値は,表2による。
参考 使用面の大きさが2 500×1 600mm以下で,呼び寸法と異なる寸法の場合の平面度の公差値は,
参考1に従って算出する。

――――― [JIS B 7513 pdf 2] ―――――

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B 7513 - 1992
表2 全面の平面度の公差値
使用面の 全面の平面度の 周辺部分の除外幅対角線の長さ
呼び寸法
公差値(1)(2) mm mm(参考)
mm 0級 1級 2級
160× 100 3 6 12 2 188
250× 160 3.5 7 14 3 296
400× 250 4 8 16 5 471
630× 400 5 10 20 8 745
1 000× 630 6 12 24 13 1 180
1 600×1 000 8 16 33 20 1 880
2 000×1 000 9.5 19 38 20 2 236
2 500×1 600 11.5 23 46 20 2 960
250× 250 3.5 7 15 5 354
400× 400 4.5 9 17 8 566
630× 630 5 10 21 13 891
1 000×1 000 7 14 28 20 1 414
注(1) 温度20℃湿度58%におけるものとする。
(2) 計算式を参考1に示す。
なお,0級については,0.5 1級及び2級については1 い方の
値に丸めてある。
5.1.2 部分面積の平面度 任意の位置における部分面積250×250mmの平面度の公差値は,表3による。
備考 対角線の長さが354mmより小さい定盤は,250×250mmの測定面積がないので,部分面積の平
面度の規定は適用されない。
表3 部分面積の平面度の公差値
単位
等級 部分面積の平面度の公差値(1)
0 3.5
1 7
2 15
5.2 定盤の剛性 使用面の大きさが400×250mm以上の定盤は,その使用面の中央に荷重を加えたとき,
負荷部分のたわみが200Nにつき1 瀰
6. 形状・寸法 定盤の使用面の各寸法の公差値は,その呼び寸法の±5%とする。
なお,一般の定盤における高さ,厚さ及び質量を参考表1に示す。
参考表1 定盤の高さ,厚さ及び質量
使用面の 鋳鉄製 石製
呼び寸法 高さ mm 質量 kg 最小厚さ mm 質量 kg
mm (参考) (参考) (参考) (参考)
160× 100 − − − −
250× 160 − − − −
400× 250 100 25 50 15
630× 400 150 90 70 50
1 000× 630 200 300 100 180
1 600×1 000 250 900 160 720
2 000×1 000 280 1 350 200 1 120
2 500×1 600 320 2 800 250 2 800

――――― [JIS B 7513 pdf 3] ―――――

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B 7513 - 1992
使用面の 鋳鉄製 石製
呼び寸法 高さ mm 質量 kg 最小厚さ mm 質量 kg
mm (参考) (参考) (参考) (参考)
250× 250 80 20 50 10
400× 400 100 40 70 30
630× 630 150 150 70 80
1 000×1 000 200 500 100 280
7. 構造・外観 定盤の構造及び外観は,次による。
(1) 定盤には,3個の足を備える。
(2) 鋳鉄製定盤のリブは,定盤の変形をなるべく小さくするように配慮する。
(3) 鋳鉄製定盤の側面には,握り又は穴を設けるなど,容易に取扱い及び運搬ができるような構造とする。
(4) 鋳鉄製定盤の使用面は,0級及び1級は良好なきさげ仕上げ又はこれと同等以上の仕上げとし,2級は
同様の手段によるか又は機械仕上げでもよい。
なお,きさげの当たり面の分布は均等でなければならない。
(5) 石製の定盤の使用面は,0級は良好なラップ仕上げとし,1級及び2級は同様の手段によるか又は研磨
仕上げでもよい。
(6) 定盤の使用面の周縁及び各角(かど)は,2mm以上の半径の丸み又は同じく45°の面取りを施す。
8. 材料 定盤の材料は,次による。
(1) 鋳鉄製定盤の材料は,JIS G 5501に規定するFC250又は機械的性質がこれと同等以上の鋳鉄とし,組
織が均一で,巣,ピンホール,割れなどの有害な欠点があってはならない。ただし,2級の定盤では,
使用面のごく小さな欠点は,同じ組織の材料による埋栓で修理してもよい。
なお,内部応力を除くために,必要な熱処理又は自然枯らしをしなければならない。
(2) 石製の定盤の材料は,火こう岩又はこれと同等以上の物理的性質(3)をもつもので,組織が均一で,割
れなどの欠点があってはならない。
注(3) 定盤に用いる石材の物理的性質を,参考2に示す。
9. 測定方法
9.1 平面度の測定方法 平面度の測定方法は,次による。
9.1.1 全面の平面度の測定方法 定盤使用面の平面度の測定は,使用面をほぼ水平に支持し,無負荷の状
態で行う。その測定方法は,次のいずれかによる。
(1) 水準器による方法
(2) オートコリメータによる方法
(3) 基準面と比較する方法
測定は,定盤が周囲の温度及び湿度に十分に順応してから行うものとする。
また,きさげ,切削などによって生じた加工模様による影響を避けるために,使用面上の測定点に断面
寸法が30×9mmのブロックゲージを置いて測定することが望ましい。
平面度は,使用面上の測定線に沿って測定した各測定点相互の高さを基にして計算によって求める。
測定線の決め方は,図2に示す二つのうちのいずれかによる。

――――― [JIS B 7513 pdf 4] ―――――

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B 7513 - 1992
図2 測定線(1)
測定線は定盤の大きさによって,本数を増やし(図3の例1),又は対角線法と井げた法との混合方法(図
3の例2)によってもよい。
図3 測定線(2)
平面度を求める計算を簡単にするために,使用面の辺に平行な各測定線上の測定点の数は奇数とし,そ
の間隔は,原則として表4による。
表4 測定点の間隔及び測定点数
使用面の長さ又は幅 mm 測定点の間隔 mm 測定点数
250 110 3
400 90 5
630 140 5
1 000 155 7
1 600 190 9
2 000 190 11
2 500 240 11
備考 使用面の長さ又は幅が250mm未満の測定点の間隔は任意とす
る。
対角線上の測定点の間隔は,表4に示す関係も考慮して,中央で合致するように決めなければならない。
各測定点相互の高さの測定値から平面度を求める方法の一例を次に示す(この例における単位は,すべ
て 。
各測定点の記号は,図4による。

――――― [JIS B 7513 pdf 5] ―――――

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JIS B 7513:1992の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8512-1:1990(NEQ)
  • ISO 8512-2:1990(NEQ)

JIS B 7513:1992の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7513:1992の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG5501:1995
ねずみ鋳鉄品
JISZ8103:2019
計測用語