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JIS B 6210-2:2010 規格概要
この規格 B6210-2は、JIS B 6190-2,JIS B 6190-7及びJIS B 6191に基づき,普通精度のはん(汎)用床上形(コラム移動・テーブル固定形)横中ぐりフライス盤の静的精度,工作精度及び数値制御による位置決め精度の検査方法,並びにそれぞれの検査事項に対応する許容値について規定。
JISB6210-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B6210-2
- 規格名称
- 横中ぐりフライス盤―精度検査―第2部 : 床上形(コラム移動・テーブル固定形)
- 規格名称英語訳
- Test conditions for testing the accuracy of boring and milling machines with horizontal spindle -- Part 2:Machines with movable column and fixed table
- 制定年月日
- 2010年7月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 3070-2:2007(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.080.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工作機械 2019
- 改訂:履歴
- 2010-07-20 制定日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 6210-2:2010 PDF [48]
B 6210-2 : 2010
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 機械各部及び座標軸の名称・・・・[2]
- 3.1 一般・・・・[2]
- 3.2 運動の種類・・・・[2]
- 4 横中ぐりフライス盤による中ぐり加工・・・・[3]
- 4.1 中ぐり加工・・・・[3]
- 4.2 フライス削り作業・・・・[3]
- 5 主要な要素の説明・・・・[3]
- 5.1 主軸頭・・・・[3]
- 6 一般事項・・・・[4]
- 6.1 測定単位・・・・[4]
- 6.2 JIS B 6190(規格群)及びJIS B 6191の参照・・・・[4]
- 6.3 検査の順序・・・・[4]
- 6.4 実施する検査・・・・[4]
- 6.5 測定器・・・・[5]
- 6.6 工作精度検査・・・・[5]
- 6.7 ソフトウエア補正・・・・[5]
- 6.8 最小許容値・・・・[5]
- 7 静的精度検査・・・・[6]
- 7.1 直進軸の真直度及び角度偏差・・・・[6]
- 7.2 二つの直進軸の直角度・・・・[12]
- 7.3 工作物定盤・・・・[14]
- 7.4 中ぐり主軸・・・・[18]
- 7.5 フライス主軸・・・・[23]
- 7.6 ラム・・・・[24]
- 7.7 組込み式面板・・・・[28]
- 7.8 面削りスライド運動(U軸)・・・・[31]
- 8 工作精度検査・・・・[33]
- 9 数値制御による位置決め精度検査・・・・[36]
- 10 工具保持主軸の回転精度・・・・[41]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[43]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 6210-2 pdf 1] ―――――
B 6210-2 : 2010
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本工作機械工業会(JMTBA)及
び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
対応国際規格である,ISO 3070規格群が2007年に改正され,従来はPart 0(総則)を含む4部構成だっ
たものが,Part 1Part 3の3部構成に変更された。これに対応するJISとしては,従来はJIS B 6210,JIS
B 6222及びJIS B 6252の3規格であったが,この改正を機会に部編成を導入し,JIS B 6210の第1部第
3部として制定することとなった。
これによって,JIS B 6222:1998は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS B 6210の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 6210-1 第1部 : テーブル形(コラム固定・テーブル移動形)
JIS B 6210-2 第2部 : 床上形(コラム移動・テーブル固定形)
JIS B 6210-3 第3部 : プレーナ形(コラム移動・テーブル移動形)
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――――― [JIS B 6210-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 6210-2 : 2010
横中ぐりフライス盤−精度検査−第2部 : 床上形(コラム移動・テーブル固定形)
Test conditions for testing the accuracy of boring andmilling machines with horizontal spindle-Part 2: Machines with movable column and fixed table
序文
この規格は,2007年に第3版として発行されたISO 3070-2を基とし,規格使用者の理解を助けるため,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,JIS B 6190-2,JIS B 6190-7及びJIS B 6191に基づき,普通精度のはん(汎)用床上形(コ
ラム移動・テーブル固定形)横中ぐりフライス盤の静的精度,工作精度及び数値制御による位置決め精度
の検査方法,並びにそれぞれの検査事項に対応する許容値について規定する。
床上形横中ぐりフライス盤は,中ぐり主軸及びフライス主軸をもつ主軸頭,中ぐり主軸及び面板をもつ
主軸頭,又はラムをもつ主軸頭のいずれかの主軸頭を備えている。
この規格は,ベッド上のコラム又はコラムサドルの運動(X軸),主軸頭の運動(Y軸),中ぐり主軸又
はラムの運動(Z軸),及び該当する場合には,面削りスライドの運動(U軸)をもつ機械に適用する。ま
た,主軸と平行なコラムの運動を行うための,コラムとベッドとの間に案内面(W軸)を備えたコラムサ
ドルをもつ機械もある。
注記 JIS B 6210-1では,主軸及びラムの運動をW軸運動という。
この規格は,機械の精度の検査だけを取り扱う。一般に精度検査の前に行われる,機械の運転試験(振
動,異常騒音,運動部品のスティックスリップなど)及び機械特性試験(主軸速度,送り速度など)には
適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3070-2:2007,Machine tools−Test conditions for testing the accuracy of boring and milling
machines with horizontal spindle−Part 2: Machines with movable column and fixed table(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
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2
B 6210-2 : 2010
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
JIS B 6190-2:2008 工作機械試験方法通則−第2部 : 数値制御による位置決め精度試験
注記 対応国際規格 : ISO 230-2:2006,Test code for machine tools−Part 2: Determination of accuracy and
repeatability of positioning numerically controlled axes(IDT)
JIS B 6190-7:2008 工作機械試験方法通則−第7部 : 回転軸の幾何精度試験
注記 対応国際規格 : ISO 230-7:2006,Test code for machine tools−Part 7: Geometric accuracy of axes of
rotation(IDT)
JIS B 6191:1999 工作機械−静的精度試験方法及び工作精度試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 230-1:1996,Test code for machine tools−Part 1: Geometric accuracy of
machines operating under no-load or finishing conditions(MOD)
ISO 1101:2004,Geometrical Product Specifications (GPS)−Geometrical tolerancing−Tolerances of form,
orientation, location and run-out
3 機械各部及び座標軸の名称
3.1 一般
横中ぐりフライス盤は,回転しない工作物に対する切削工具の回転を主切削運動とし,切削工具の回転
によって切削エネルギーを与える工作機械である。
主切削運動は,主軸の回転,場合によっては面板の回転によって発生させる。
3.2 運動の種類
送り運動は,次による。
a) ベッド上のコラム又はコラムサドルのX軸方向送り
b) 主軸頭のY軸方向送り
c) 主軸のZ軸方向送り
d) 該当する場合は,面削りスライドのU軸方向送り
コラムは,主軸と平行な方向の送り運動が行える案内面を備えているものもあることに注意するのが望
ましい。
表1は,図1に示す機械の主な構成要素の名称を示す。図1は,代表的な床上形横中ぐりフライス盤の
形態を示す。
表1−名称(図1参照)
番号 名称 対応英語(参考)
1 ベッド bed
2 コラム column
3 主軸頭 spindle head
4 コラムサドル column saddle
5 工作物定盤 fixed table
6 主軸 spindle
――――― [JIS B 6210-2 pdf 4] ―――――
3
B 6210-2 : 2010
注記 番号16については,表1を参照。
図1−床上形横中ぐりフライス盤
4 横中ぐりフライス盤による中ぐり加工
4.1 中ぐり加工
中ぐり加工は,回転しない工作物に対して,単刃切削工具を回転させる運動を主切削運動とし,その切
削工具の回転によって切削エネルギーを与え,様々な大きさ及び形状の穴を加工する方法である。
円筒穴,テーパ穴,止まり穴又は貫通穴をくり広げて必要寸法に加工する作業は,中ぐり軸の軸平均線
に対する工具刃先位置を明確に位置決めできる中ぐり棒を使って行う。
4.2 フライス削り作業
フライス削りは,回転しない工作物に対して,多刃切削工具を回転させる運動を主切削運動とし,その
切削工具の回転によって切削エネルギーを与え,様々な形状をした非軸対称面(非回転面)を加工する方
法である。
フライス削りは,ほとんどが正面フライス削り又はエンドミル削りである。工具は,中ぐり主軸(図2
参照)のテーパ穴,又はフライス工具の場合は,フライス主軸端に取り付ける。
5 主要な要素の説明
5.1 主軸頭
様々な種類の主軸頭の例を図2に示す。主要な要素の名称は,表2による。
面板は,一般に半径方向の面削りスライドをもっている。面板は,組込形又は着脱形のいずれかである
が,後者の場合は附属品になる。
組込形の面板は,通常,フライス主軸には取り付けることができないこと及び主軸軸受と独立した固有
の軸受を使用していることに注意するのが望ましい。
――――― [JIS B 6210-2 pdf 5] ―――――
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JIS B 6210-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3070-2:2007(MOD)
JIS B 6210-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.080 : 工作機械 > 25.080.20 : 中ぐり盤及びフライス盤
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