この規格ページの目次
JIS B 6212:2006 規格概要
この規格 B6212は、JIS B 6191及びJIS B 6192に基づいて,振り800mm,センタ間距離4 000mm以下のテーブル移動形の普通精度のはん(汎)用円筒研削盤及び万能研削盤の静的精度,工作精度及び位置決め精度の検査方法について規定。
JISB6212 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B6212
- 規格名称
- テーブル移動形円筒研削盤及び万能研削盤の検査条件―精度検査
- 規格名称英語訳
- Machine tools -- Test conditions for external cylindrical and universal grinding machines with a movable table -- Testing of the accuracy
- 制定年月日
- 1953年5月8日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 2433:1999(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 25.080.50
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工作機械 2019
- 改訂:履歴
- 1953-05-08 制定日, 1956-05-08 改正日, 1959-04-09 確認日, 1962-03-20 確認日, 1965-03-01 確認日, 1968-02-01 確認日, 1971-04-01 確認日, 1974-02-01 確認日, 1974-05-01 改正日, 1977-10-01 改正日, 1982-12-01 確認日, 1986-11-01 改正日, 1992-01-01 確認日, 1997-08-20 確認日, 1999-05-20 改正日, 2003-11-20 確認日, 2006-07-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 6212:2006 PDF [32]
B 6212 : 2006 (ISO 2433 : 1999)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本工作
機械工業会(JMTBA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 6212:1999は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 2433:1999,Machine tools−Test
conditions for external cylindrical and universal grinding machines with a movable table−Testing of the accuracyを
基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 6212 pdf 1] ―――――
B 6212 : 2006 (ISO 2433 : 1999)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 機械の形式,構成要素及び座標軸の名称・・・・[2]
- 3.1 機械の形式及び構成要素の定義・・・・[2]
- 3.2 機械の構成要素及び座標軸の名称・・・・[3]
- 4. 一般事項・・・・[4]
- 4.1 測定単位・・・・[4]
- 4.2 JIS B 6191及びJIS B 6192の参照・・・・[4]
- 4.3 検査の順序・・・・[4]
- 4.4 実施する検査・・・・[4]
- 4.5 測定器・・・・[4]
- 4.6 工作精度検査・・・・[4]
- 4.7 最小許容値・・・・[4]
- 4.8 測定方法図・・・・[4]
- 5. 静的精度検査・・・・[5]
- 5.1 直進運動・・・・[5]
- 5.2 工作主軸台・・・・[8]
- 5.3 心押台・・・・[11]
- 5.4 といし軸・・・・[14]
- 5.5 旋回運動・・・・[17]
- 5.6 内面といし軸・・・・[20]
- 6. 工作精度検査・・・・[23]
- 7. 位置決め精度検査・・・・[25]
- 7.1 手動又は機動(数値制御によらない)送りによる直進軸の位置決め・・・・[25]
- 7.2 数値制御による直進軸の位置決め・・・・[26]
- 7.3 数値制御による旋回軸の位置決め・・・・[28]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 6212 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 6212 : 2006
(ISO 2433 : 1999)
テーブル移動形円筒研削盤及び万能研削盤の検査条件−精度検査
Machine tools−Test conditions for external cylindrical and universal grinding machines with a movable table−Testing of the accuracy
序文
この規格は,1999年に第3版として発行されたISO 2433,Machine tools−Test conditions for external
cylindrical and universal grinding machines with a movable table−Testing of the accuracyを翻訳し,技術的内容
及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
この規格は,JIS B 6191及びJIS B 6192に基づいて,振り800 mm,センタ間距離4 000 mm
以下のテーブル移動形の普通精度のはん(汎)用円筒研削盤及び万能研削盤の静的精度,工作精度及び位
置決め精度の検査方法について規定する。また,それぞれの検査事項に対応する許容値についても規定す
る。
この規格は,機械の精度検査だけを取り扱い,通常,精度検査の前に行う機械の運転試験(振動,異常
騒音,構成部品のスティックスリップなど)又は機械の特性試験(回転速度,送り速度など)には適用し
ない。
この規格は,機械の形式,構成要素及びJIS B 6310に基づく座標軸の名称についても規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 2433:1999 Machine tools−Test conditions for external cylindrical and universal grinding
machines with a movable table−Testing of the accuracy (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 6191 工作機械−静的精度試験方法及び工作精度試験方法通則
備考 ISO 230-1:1996 Test code for machine tools−Part 1: Geometric accuracy of machines operating
under no-load or finishing conditionsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 6192 工作機械−数値制御による位置決め精度試験方法通則
備考 ISO 230-2:1997/Cor.1:1999 Test code for machine tools−Part 2: Determination of accuracy and
repeatability of positioning of numerically controlled axesからの引用事項は,この規格の該当事
項と同等である。
――――― [JIS B 6212 pdf 3] ―――――
2
B 6212 : 2006 (ISO 2433 : 1999)
JIS B 6310 産業オートメーションシステム−機械及び装置の制御−座標系及び運動の記号
備考 ISO 841:2001 Industrial automation systems and integration−Numerical control of machines−
Coordinate system and motion nomenclatureが,この規格と一致している。
参考 原国際規格では,引用規格であるISO 841:2001が脱落しているため,追加した。
3. 機械の形式,構成要素及び座標軸の名称
3.1 機械の形式及び構成要素の定義
テーブル移動形円筒研削盤及び万能研削盤の形式並びに主な構成
要素の定義は,次による。
3.1.1 機械の形式 この規格は,テーブル移動形の円筒研削盤及び万能研削盤を扱う。この二つの機械の
構造は,類似しているが,機械の機能は異なる。
万能研削盤は,円筒及び円すいの外面及び内面を研削することができる。円筒研削盤は,円筒外面だけ,
また,ある場合には円すい外面だけを研削することができる。
両方の機械とも,ベッド上でテーブル(Z' 軸)及びといし軸頭(X軸)は直進運動を行う。この二つの
運動方向は,一般に互いに直交する。この二つの運動が斜交するアンギュラスライド研削盤と呼ばれる機
械もある。
3.1.2 ベッド(Bed) ベッドは,テーブル及びといし軸頭用の二つの案内面をもっている。これら二つ
の案内面は,一般に直交する。
3.1.3 テーブルサドル(Table saddle) テーブルサドルは,テーブルを支持し,ベッド案内面(Z' 軸)上
を運動する。
3.1.4 テーブル(Table) テーブルは,上面に工作主軸台及び心押台,必要に応じて振れ止めを取り付
ける。工作物は,工作主軸と心押軸とで支持する。万能研削盤の場合には,テーブルは,テーブルサドル
上で旋回できるが,円筒研削盤の場合には,旋回は,必要不可欠な機能ではなく,旋回を必要としない場
合には,テーブルとテーブルサドルとは一体であってもよい。
3.1.5 工作主軸台(Workhead) 工作主軸台は,チャックで保持,又はセンタ間で支持した工作物を回
転させる。万能研削盤の場合には,工作主軸台は,旋回できるが,円筒研削盤の場合には,工作主軸台は
旋回できなくてもよい。
3.1.6 心押台(Tailstock) 心押台は,センタ間の距離を調整するためにテーブル上面を移動させること
ができる。心押軸の動きは,工作物の取付け・取外しのために使用する。
3.1.7 といし軸頭(Wheelhead) といし軸頭は,といし軸頭サドルに取り付けられるが,旋回できるも
のもある。といしは,といし軸に取り付ける。万能研削盤の場合には,内面といし軸は,といし軸頭に組
み込まれているか,又は後で取り付けることができる。といし軸の中心線は,旋回のゼロ位置ではテーブ
ル運動と平行である。
――――― [JIS B 6212 pdf 4] ―――――
3
B 6212 : 2006 (ISO 2433 : 1999)
3.2 機械の構成要素及び座標軸の名称
機械の構成要素及び座標軸の名称は,表1による。ここでは,
一例として万能研削盤を示す。
表 1 機械の構成要素及び座標軸の名称
番号 用語 対応英語(参考)
1 ベッド Bed
2 テーブルサドル Table saddle
3 テーブル Table, swivelling
4 工作主軸台 Workhead
5 心押台 Tailstock
6 心押軸 Tailstock quill
7 といし Grinding wheel
8 といし覆い Wheel guard
9 といし軸頭 Wheelhead
10 といし軸頭サドル Wheelhead saddle
11 内面研削といし Internal grinding wheel
12 内面研削といし覆い Wheel guard for internal grinding wheel
――――― [JIS B 6212 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS B 6212:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2433:1999(IDT)
JIS B 6212:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 6212:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB6191:1999
- 工作機械―静的精度試験方法及び工作精度試験方法通則
- JISB6192:1999
- 工作機械 ― 数値制御による位置決め精度試験方法通則
- JISB6310:2003
- 産業オートメーションシステム―機械及び装置の制御―座標系及び運動の記号