JIS B 6217:1998 タレット旋盤及び単軸自動旋盤―精度検査 | ページ 6

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B 6217 : 1998
附属書2(参考) タレット旋盤−運転試験及び剛性試験
この附属書2(参考)は,規格本体にはない事項を参考として示すものであって規定の一部ではない。
備考 この附属書2(参考)の引用規格を,次に示す。
JIS B 4105 超硬バイト
JIS B 6003 工作機械−振動測定方法
JIS B 6004 工作機械の騒音レベル測定方法
JIS B 6014 工作機械の安全通則
JIS B 6201 工作機械−運転試験方法及び剛性試験方法通則
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
1. 運転試験方法
1.1 機能試験 機能試験は,附属書2表1によって行う。
附属書2表1 機能試験
番号 試験事項 試験方法 JIS B 6201の3.2
の引用試験番号
1 主軸の始動,停止及び適当な一つの主軸回転速度で,正転及び逆転について始動,停止 1-11
運転操作 (寸動及び制動を含む。)を繰り返し10回行い,作動の円滑さと
確実さとを試験する。
2 主軸回転速度の変換 表示のすべての回転速度について主軸回転速度を変換し,操作装 1-12
操作 置の作動の円滑さと指示の確実さとを試験する。
3 送り量の変換操作 適当な一つの主軸速度で表示のすべての送りについて送り量を 1-33
変換し,操作装置の作動の円滑さと指示の確実さとを試験する。
4 サドル又はラム(1)の 手動によってサドル又はラム(1)を移動させ,動きの全長にわたっ1-37
手送り操作 て作動の円滑さと均一さとを試験する。
なお,マイクロメータカラーの機能の確実さを試験する。
5 横送り台及び往復台 手動によって横送り台及び往復台を移動させ,動きの全長にわた 1-37
の手送り操作 って作動の円滑さと均一さとを試験する。
なお,マイクロメータカラーの機能の確実さを試験する。
6 機動送り及び早送り サドル又はラム(1)及び往復台並びに横送り台について,機動送 1-51
の掛け外しとその装 り,早送りの掛け外し及び送り逆転の操作を行い,作動の円滑さ
置の操作 と確実さとを試験する。
7 自動停止装置の操作 自動停止装置の指令位置の設定及び作動について,それぞれ円滑 1-36
さと確実さとを試験する。 1-52
8 締付けの操作 サドル又はラム(1)及び往復台並びに横送り台の各締付機構につ 1-53
いて,それぞれの動きの任意の一つの位置において締め付け,そ 1-54
の確実さを試験する。
9 タレット又はドラム タレット又はドラムの割出し操作を行い,作動の円滑さと確実さ 1-53
の割出し操作 とを試験する。
10 四角刃物台の割出し 四角刃物台の割出し操作を行い,作動の円滑さと確実さとを試験 1-53
操作 する。
11 工具の取付け 工具の取付けの確実さと,ねじの締付け操作の円滑さとを試験す 1-71
る。
12 電気装置 運転試験の前後に,それぞれ1回絶縁状態を試験する。ただし, 1-91
半導体などを使用した回路には適用しない。

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番号 試験事項 試験方法 JIS B 6201の3.2
の引用試験番号
13 安全装置 作業者に対する安全さと,機械防護機能の確実さとを試験する 1-92
(JIS B 6014参照)。
14 潤滑装置 油密,油量の適正な配分など機能の確実さを試験する。 1-93
15 油圧装置 油密,圧力調整など機能の確実さを試験する。 1-94
16 附属装置 機能の確実さを試験する。 1-99
注(1)ラム形の機械について行う。
1.2 無負荷運転試験 無負荷運転試験は,主軸の最低速度から始め,各段階について運転し,引き続き
最高速度で,原則として3060分間運転を継続して,附属書2表2記録様式1-1に示す各項を測定する(JIS
B 6201の3.3.1参照)。
なお,最高主軸速度で運転の最後に送り量を最小,中間及び最大にとり,それぞれについて所要電力を
測定する。また,振動,騒音を観察する。振動,騒音を特に問題とする場合はJIS B 6003及びJIS B 6004
による。
別に往復台,横送り台,サドル又はラムなどの駆動用電動機を具備するものは,附属書2表3記録様式
1-2に示す各項も測定する。
附属書2表2 記録様式1-1
附属書2表3 記録様式1-2
1.3 負荷運転試験 負荷運転試験は,切削動力試験及びびびり試験を行って所要電力を測定する。
また,振動・騒音及び仕上面の状態を観察する(JIS B 6201の3.4参照)。
振動・騒音を特に問題とする場合は,JIS B 6003及びJIS B 6004による。
1.3.1 切削動力試験 切削動力試験は,高速切削において所定の電力に耐えられることを試験するもので,
次の条件によって高速外丸削りを行う(附属書2表4 記録様式2参照)(JIS B 6201の番号3-11参照)。
附属書2表4 記録様式2

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(1) 工具 バイトはJIS B 4105に規定する31形又は32形とする。
(2) 工作物
材料 : JIS G 4051に規定するS45Cとする。
D
形状 : 直径 d≒ (mm)
4
D
長さ l≒ (mm)
4
ここに, D : ベッド上の振り (mm)
l : つかみ代を含まない長さ
(3) 切削条件
D D D D D
送り量 : S≒ 4000 1回転当たりmmから始め,例えば 2000 ,
,16001200
,1000のように順次送りを増し所
定の電力に達するまで行う。
切込み深さ (a) 附属書2表5の数値とする。ただし,機械の構造上附属書2表5の切削速度に
切削速度 (Vc) 達しない場合は,その最高速度を用いる。
附属書2表5
ベッド上の振り (D) 切込み深さ(2) (a) 切削速度 (Vc)
mm mm(約) m/min
200 1.7 約160
250 2.1
315 2.6
400 3.3
500 4.2
630 5.3
800 6.7
Dに
注(2) ベッド上の振りが附属書2表5に示されていないときは120
よる。
備考1. この試験は,棒材作業専用の機械については行わない。
2. この試験は,タレット又はドラムについて行う。
1.3.2 びびり試験 びびり試験は,切削の安定性を試験するもので,次の条件によって横送り台の前刃物
台を用いてインフィード削りを行い,びびり状態を観察する(附属書2表6 記録様式3参照)(JIS B 6201
の番号3-14参照)。
附属書2表6 記録様式3

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(1) 工具 超硬平剣バイト(3)とし,附属書2表7 記録様式4によって必要事項を記録する。
なお,バイトの突出し長さを記録しておく。
注(3) 高速度鋼平剣バイトを使用してもよい。
附属書2表7 記録様式4
備考 工具の形状及び寸法の記号は,附属書2図1による。
附属書2図1
(2) 工作物
材料 : JIS G 4051に規定するS45Cとする。
形状 : 直径 (d)
A : 棒材作業の場合
d≒当該タレット旋盤のコレットチャックで加工することのできる最大直径。
B : チャック(4)作業の場合
D
d2≒50 ( mm)
16
ここに,D : ベッド上の振り (mm)
注(4) スクロールチャック,四つづめ単動チャックなどをいう。

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B 6217 : 1998
長さ (l)
A : 棒材作業の場合
l1≒5.1d1 (mm)
B : チャック(4)作業の場合
2d ( mm)
l≒ 2
備考 長さl1及びl2は,附属書2図2による(工作物の長さではない。)。
附属書2図2
(3) 切削条件
送り量 : S≒0.1(1回転当たりmm)
切削速度 : Vc≒100 (m/min) (5)
注(5) 高速度鋼バイトを使用する場合は,Vc≒30m/minとする。
切削幅 b≒3mmから順次切削幅を増し,びびりによって切削が困難な状態になるまで行う。
1.3.3 切削トルク試験 切削トルク試験は,強力切削において所定のトルク(機械の設計に当たり基準と
して定めた有効切削トルク)に耐えられることを試験するもので,次の(1)(3)の条件によって強力外丸削
りを行う(附属書2表8 記録様式5参照)(JIS B 6201の番号3-12参照)。
附属書2表8 記録様式5
注(6) 所定の工作物を取り付けた状態で得られる無負荷入力とする。
(7) 切削主分力 (F) は,切削動力計を用いたときだけ記入する。
(8) トルク (T) は,次の式によって求める。
切削動力計を用いて測定したとき
T=F (N m)
電力計を用いて測定したとき

――――― [JIS B 6217 pdf 30] ―――――

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  • ISO 6155:1998(MOD)

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