この規格ページの目次
JIS B 6228:2003 規格概要
この規格 B6228は、JIS B 6191及びJIS B 6192に基づいて,普通精度のはん(汎)用門形プラノミラーの静的精度,工作精度及び数値制御による位置決め精度検査方法並びに,それぞれに対応する許容値について規定。
JISB6228 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B6228
- 規格名称
- 門形プラノミラー―精度検査
- 規格名称英語訳
- Bridge type plano-milling machines -- Testing of the accuracy
- 制定年月日
- 1984年3月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 8636-1:2000(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.080.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工作機械 2019
- 改訂:履歴
- 1984-03-01 制定日, 1989-01-01 確認日, 1995-02-01 改正日, 1998-10-20 改正日, 2003-12-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 6228:2003 PDF [35]
B 6228 : 2003
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本工作
機械工業会(JMTBA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これ
によって,JIS B 6228:1998は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 8636-1:2000,Machine tools − Test
conditions for bridge type milling machines − Testing of the accuracy − Part1: Fixed bridge (portal-type)
machineを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 6228には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考)門形プラノミラー−運転試験及び剛性試験
附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 6228 pdf 1] ―――――
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B 6228 : 2003
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 用語及び定義・・・・[2]
- 3.1 加工作業の定義・・・・[2]
- 3.2 門形プラノミラーの定義及び主な種類・・・・[2]
- 3.3 機械各部の名称・・・・[2]
- 4. 機械各部及び座標軸の名称・・・・[3]
- 4.1 機械各部の名称・・・・[3]
- 4.2 座標軸の名称・・・・[4]
- 5. 一般事項・・・・[5]
- 5.1 測定単位・・・・[5]
- 5.2 JIS B 6191の参照・・・・[5]
- 5.3 温度条件・・・・[5]
- 5.4 検査の順序・・・・[6]
- 5.5 実施する検査・・・・[6]
- 5.6 測定器・・・・[6]
- 5.7 最小許容値・・・・[6]
- 5.8 工作精度検査・・・・[6]
- 5.9 位置決め精度検査・・・・[6]
- 6. 静的精度検査・・・・[7]
- 6.1 運動の真直度及び直角度・・・・[7]
- 6.2 テーブル・・・・[15]
- 6.3 フライス主軸・・・・[18]
- 6.4 旋回フライスヘッド・・・・[21]
- 6.5 横フライスヘッド・・・・[22]
- 7. 工作精度検査・・・・[25]
- 7.1 平フライスによる加工・・・・[25]
- 7.2 側面フライス削り・・・・[26]
- 8. 数値制御による位置決め精度検査・・・・[27]
- 8.1 直進軸・・・・[27]
- 8.2 旋回軸・・・・[33]
- 附属書1(参考)門形プラノミラー-運転試験及び剛性試験・・・・[34]
- 附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[43]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 6228 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 6228 : 2003
門形プラノミラー−精度検査
Bridge type plano-milling machines - Testing of the accuracy
序文
この規格は,2000年に第2版として発行されたISO 8636-1:2000,Machine tools − Test conditions for
bridge type milling machines − Testing of the accuracy − Part 1: Fixed bridge (portal-type) machine を翻訳し,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所及び附属書1(参考)は,原国際規格にはない事項であ
る。
1. 適用範囲
この規格は,JIS B 6191及びJIS B 6192に基づいて,普通精度のはん(汎)用門形プラノ
ミラーの静的精度,工作精度及び数値制御による位置決め精度検査方法並びに,それぞれに対応する許容
値について規定する。
この規格は,可動テーブルを備えた固定門形コラムの機械に適用し,片持ち形機械及びガントリー形の
機械には適用しない。
この規格は,機械の静的精度だけを取り扱い,通常,精度検査の前に行う機械の運動試験(振動,異常
騒音,運動部品のスティックスリップなど)又は機械の特性試験(例えば,主軸回転速度,送り速度)に
は適用しない。また,この規格は,JIS B 6310に基づいて,機械各部及び座標軸の名称についても規定す
る。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 8636-1:2000,Machine tools − Test conditions for bridge type milling machines − Testing of
the accuracy − Part 1: Fixed bridge (portal-type) achine (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 6191 工作機械−静的精度試験方法及び工作精度試験方法通則
備考 ISO 230-1:1996,Test code for machine tools− Part 1 : Geometric accuracy of machines operating
under no-load or finishing conditions からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 6192 工作機械−数値制御による位置決め精度試験方法通則
備考 ISO 230-2:1997,Test code for machine tools − Part 2 : Determination of accuracy and
repeatability of positioning of numerically controlled machine tool axis からの引用事項は,この規
格の該当事項と同等である。
JIS B 6310 産業オートメーションシステム−機械及び装置の制御−座標系及び運動の記号
――――― [JIS B 6228 pdf 3] ―――――
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B 6228 : 2003
3. 用語及び定義
3.1 加工作業の定義
3.1.1 フライス削り作業 フライス削りは,フライスと呼ばれる回転工具を使用して工作物から不要な部
分を除去する作業。フライスには様々な種類がある。
備考 通常,行うフライス削りは,正面フライス削り又はエンドミル削りである。工具は,主軸テー
パ穴又は主軸端面に取付けて使用する。
3.1.2 中ぐり作業 円筒穴,テーパ穴,止まり穴又は貫通穴をくり広げて必要寸法に加工する作業。
3.1.3 穴あけ作業及びタップ立て作業 穴あけ作業は,止まり穴又は貫通穴を主としてドリルで加工する
作業。
タップ立て作業は,タップを使用してめねじを加工する作業。
3.2 門形プラノミラーの定義及び主な種類
3.2.1 定義
3.2.1.1 門形プラノミラーの定義 ベッド上を長手方向(X軸)に移動するテーブルの上方に渡されたク
ロスレールに沿って前後方向(Y軸)に移動する一つ以上の立てフライスヘッドをもつダブルコラムの機
械。
備考 コラムに沿って上下方向(W軸)に移動でき,及び(又は)主軸中心線を傾斜(D軸)させる
ことのできる旋回形の横フライスヘッドを備えた機械もある。
3.2.2 分類 構造によって,次の二種類に分類できる。
− 移動可能なクロスレールをもち,二つのコラムをブリッジでつないだ門形プラノミラー。
− ブリッジの代わりをする固定形のクロスレールをもつ門形プラノミラー。
3.3 機械各部の名称
これらの機械を構成する主要な要素の定義は,次による。括弧内の数字について
は,4.1による。
3.3.1 ベッド及びテーブル ベッド(1) は,機械を支える固定台で,複数に分割して構成することがある。
ベッドは,ベッドの長手方向に平行に運動するテーブル(3) を支持する。
3.3.2 コラム,クロスレール及びブリッジ コラム(4) 及び(5) は,ベッドの両側にそれぞれ垂直に取り
付けられた柱。
コラムには,横スライスヘッド又は旋回形フライスヘッド(9)を上下に移動させるための垂直案内面をも
つものもある。
ブリッジ(10)は,コラムの最上部又はその近くで二つのコラムをつないでいる水平の部材。
クロスレール(7) は,テーブル上面に平行な水平方向軸をもち,一つ以上の立て形又は旋回形フライス
ヘッドを前後方向に移動させるための案内面をもっている。
移動可能なクロスレールは,コラムの案内面(6) に沿って上下に移動できる。
固定形のクロスレールは,コラムをつなぐ部材の代わりもする。
3.3.3 フライスヘッド フライスヘッドは,主軸,駆動装置及びクロスレール又はコラム上を移動するた
めの案内部をもっている。場合によっては,主軸は,穴あけ作業又は中ぐり作業に必要な送り運動のでき
るラム又はクイル(12)に組み込まれたものもある。
3.3.4 切削運動 切削運動は,フライスヘッドに組み込まれた駆動装置で主軸を回転させて行う。
3.3.5 送り運動 次の送り運動の送り速度は,一定又は可変である。
− テーブルの水平送り
− クロスレール上のフライスヘッドの水平送り,又はコラム上のフライスヘッドの上下送り
――――― [JIS B 6228 pdf 4] ―――――
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B 6228 : 2003
− ラム又はクイルの上下送り(具備している場合)
− クロスレールの上下送り(具備している場合)
備考 通常,送り運動のほかに早送りに使用できる。
4. 機械各部及び座標軸の名称
4.1 機械各部の名称
機械各部の名称は,図1及び表1による。
6
10
Z R 11
8
7
Y 8
W 11
9
V
4 12
13
2 14
5
X' 3
Z
X 15
1
Y
図 1 可動クロスレールをもつ門形プラノミラー
表 1 機械各部の名称
番号 名称 対応外国語(参考)
英語 仏語
1 ベッド bed banc
2 ベッド案内面 slideway, bed glissiere du banc
3 テーブル(上面) table (clamping surface) table (surface de bridage)
4 左コラム left-hand column montant gauche
5 右コラム right-hand column montant droit
6 右及び左コラム案内面 slideway, right-hand and glissiere des montants droit
left-hand column et gauche
7 クロスレール(可動,固定) cross-rail,(movable, fixed) traverse (mobile, fixe)
8 立てフライスヘッド vertical milling head tete de fraisage verticale
9 横フライスヘッド horizontal milling head tete de fraisage horizontale
10 ブリッジ tie-piece entretoise
11 サドル bottom slide (saddle) cuirasse
12 クイル(ラム) quill (ram) coulant (fourreau)
13 主軸 milling head tete de fraisage
14 工具(フライス) tool (milling cutter) outil (fraise, tourteau)
15 基準T溝 reference T-slot rainure de reference
――――― [JIS B 6228 pdf 5] ―――――
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JIS B 6228:2003の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8636-1:2000(MOD)
JIS B 6228:2003の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.080 : 工作機械 > 25.080.20 : 中ぐり盤及びフライス盤
JIS B 6228:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB6191:1999
- 工作機械―静的精度試験方法及び工作精度試験方法通則
- JISB6192:1999
- 工作機械 ― 数値制御による位置決め精度試験方法通則
- JISB6310:2003
- 産業オートメーションシステム―機械及び装置の制御―座標系及び運動の記号