JIS B 6228-2:2012 工作機械―プラノミラーの検査条件―精度検査―第2部:ブリッジ移動形(ガントリ形) | ページ 8

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B 6228-2 : 2012

10 工具保持主軸の回転精度

 検査事項                                                                                R1
工具保持主軸の回転誤差運動
測定方法図
記号
1~5 非接触式変位計
6 変位計取付具
許容値 測定値
最高速度の百分率(%) a)
10 % 50 % 100 % b)
a) 全半径方向誤差運動値,ERC 0.010 0.014 0.020 c)
b) 全軸方向誤差運動, EZC 0.010 0.014 0.020
c) 全傾斜誤差運動, ETC 0.040/1 000 0.060/1 0000.080/1 000
最低回転速度が,最高回転速度の10 %よりも大きい場合には,主軸回転速度は,
最低速度で運転するのが望ましい。
測定器
テストバー,静電容量形変位計及び角度測定器,又は主軸の平均線から僅かに偏心した二つの精密球及び静電容
量形変位計
測定手順及びJIS B 6190-7の引用
この検査は,回転感度方向の主軸検査である(JIS B 6190-7の5.4参照)。
測定の準備が終わった後,主軸の運転条件は,最高速度の50 %の速度で10分間暖機運転するか,又は受渡当事
者間の協定による。
全誤差運動の定義は,JIS B 6190-7の3.2.4による。また,全誤差運動の値は,JIS B 6190-7のF.3.4による。
測定は,次のように行う。
a) 半径方向誤差運動の値ERC(変位計1及び2を使用)
半径方向誤差運動の値の測定は,JIS B 6190-7の5.4.2による。半径方向誤差運動は,できるだけ主軸端近く
で測定する(測定方法図における変位計1及び2)。
半径方向誤差運動の値ERCについては,最小二乗円(LSC)中心(JIS B 6190-7の3.4.3参照)と合わせて全
誤差運動極座標表示(JIS B 6190-7の 3.3.1参照)を提供する。
b) 全軸方向誤差運動の値 EZC(変位計3を使用)
軸方向誤差運動の測定は,JIS B 6190-7の5.4.4による。
軸方向誤差運動EZCについては,極座標(PC)中心(JIS B 6190-7の3.4.1参照)と合わせて全誤差運動極
座標表示(JIS B 6190-7の3.3.1参照)を提供する。

――――― [JIS B 6228-2 pdf 36] ―――――

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c) 全傾斜誤差運動 ETC(変位計1,2,4及び5を使用)
傾斜誤差運動の測定は,JIS B 6190-7の5.4.3による。傾斜誤差運動は,二つの非接触プローブだけでも調べ
ることができる(JIS B 6190-7の5.4.2.1及び5.4.2.2参照)
傾斜誤差運動ETCについては,極座標(PC)中心(JIS B 6190-7の3.4.1参照)と合わせて全誤差運動極座
標表示(JIS B 6190-7の3.3.1参照)を提供する。
これらの検査においては,次のパラメタを記載する。
− 測定した半径方向,軸方向又は面の位置
− 全ての使用した基準器,目標物及び取付具の特定
− 測定器の配置
− 測定中に測定装置に接続されている機械の直進軸及び回転軸の位置
− 感度方向の向き,例えば,軸方向,半径方向又は必要に応じてその中間の方向
− 測定結果の表示,例えば,誤差運動の値,極座標表示グラフ,時間座標表示グラフ,周波数表示グラフ
− 主軸の回転速度(静的誤差運動については速度はゼロ)
− 持続時間(秒)又は主軸の回転回数
− 適切な暖機又は慣らしの手順
− 測定器の周波数応答(Hz又は1回転当たりの山の数),電子フィルタのロールオフ特性。デジタル機器にお
いては,変位の分解能及びサンプリングレート
− 誤差運動を報告する主軸ハウジングに対する変位計の位置及び向きを含む構造ループ,主軸の軸線及び基準
座標軸が配置されている指定された要素,並びにこれらの要素に接続されている要素
− 測定日時
− 全ての測定器の形式及び校正状態
− 室温のような測定に影響を及ぼす他の運転条件

――――― [JIS B 6228-2 pdf 37] ―――――

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2
附属書JA
22
(参考)
8-
2 : 2
JISと対応国際規格との対比表
012
JIS B 6228-2:2012 工作機械−プラノミラーの検査条件−精度検査−第2部 : ISO 8636-2:2007 Machine tools−Test conditions for bridge-type milling machines −
ブリッジ移動形(ガントリ形) Testing of the accuracy−Part 2: Travelling bridge (gantry-type) achines
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
国際規格 価及びその内容 の理由及び今後の対策
番号
箇条番号及 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
び題名 の評価
4ブリッジ移 4.2.5 送り運動 4.2.5 JISとほぼ同じ 追加 ISO規格の説明が不足しているた
“クイルの主軸方向送り”の説明を追
動形(ガント 加。 め。ISOに改正提案を行う。
リ形)プラノ 技術的差異はない。
ミラーの分
類,名称及び
運動
5機械各部及 5.2 座標軸の名称 5.2 JISとほぼ同じ 変更 図1に“ラム”の部分詳細図を追加し使用者の理解を助けるため。ISOに
び座標軸の た。 改正提案を行う。
名称
7静的精度検 7.1 運動軸 7.1 JISとほぼ同じ 追加 使用者の理解を助けるため。
G2測定手順について,“この差を測定
査 ISOに改正提案を行う。
する場合には,参照用精密水準器は,
テーブルに定置し,フライスヘッドは, 技術的差異はない。
動きの中央に置く。”を追加。
追加 G3許容値及び測定値に“a)”及び“b)” 使用者の理解を助けるため。
を追加した。 ISOに改正提案を行う。
削除 G3測定器から“taut wire”を削除した。 この試験では,使用しないため。
ISOに改正提案を行う。
追加 G5測定手順に“平行”の説明を加えた。 使用者の理解を助けるため。
ISOに改正提案を行う。
技術的差異はない。

――――― [JIS B 6228-2 pdf 38] ―――――

    (I)   JISの規定                 (II)     (III)国際規格の規定                                                  (V)   JISと国際規格との技術的差異
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
国際規格 評価及びその内容 の理由及び今後の対策
番号
箇条番号及 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
び題名 の評価
7静的精度 7.1 運動軸 追加 G6検査事項“a)”及び“b)”にそれ使用者の理解を助けるため。
検査 (続き) ISOに改正提案を行う。
ぞれの運動の名称を追加。同様に,測
(続き) 定手順に“a)”及び“b)”を追加。技術的差異はない。
削除 G6検査事項“NOTE”を削除。 ここでは,説明不要なため。
7.2 テーブル 7.2 JISとほぼ同じ 変更 G10 許容値a)について, 国内の実情に合わせるため。
ISOに改正提案を行う。
X≦10 000の場合,“0.20”に変更し
た。
追加 G10 許容値b)について, 測定長さ3 000以上を超える場合
“測定長さ3 000を超えるものについ
の許容値を明確に規定していない
ため,国内の実情に合わせて追加
ては,受渡当事者間での協定による。”
を追加。 した。
ISOに改正提案を行う。
7.3 立てフライ 7.3 JISとほぼ同じ 追加 G12及びG13 測定手順について, この試験について,横フライスヘ
スヘッド “横フライスヘッドにおいても同様ッドに関する規定がないため追加
の測定を行う。”を追加。 した。
ISOに改正提案を行う。
変更 G13測定手順b)に引用細分箇条 ISOの引用細分箇条は存在しない
“5.632”を追加。 ため。ISOに改正提案を行う。
追加 使用者の理解を助けるため。ISO
G14検査事項“a)”及び“b)”にそれ
に改正提案を行う。
ぞれの運動の名称を追加。同様に,測
定手順に“a)”及び“b)”を追加。技術的差異はない。
7.5 横フライス 7.5 JISとほぼ同じ 追加 使用者の理解を助けるため。ISO
G16検査事項“a)”及び“b)”にそれ
ヘッド に改正提案を行う。
ぞれの運動の名称を追加。同様に,測
定手順に“a)”及び“b)”を追加。技術的差異はない。
B6 228-
2 : 2012
2

――――― [JIS B 6228-2 pdf 39] ―――――

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2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容 の理由及び今後の対策
2
国際規格
28
番号
-
2
箇条番号及 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
: 2
び題名 の評価
01
8工作精度 8 工作精度検査 8 JISとほぼ同じ 追加 国内の実情に合わせるため。
測定方法図について,工作物の下にブ
2
検査 ロックを追加。 ISOに改正提案を行う。
8.1 平フライス 8.1 JISとほぼ同じ 変更 M1許容値a)について,各工作物の面ISO規格の値は実情に合わないた
仕上げ面の平面度 Bの平面度を“0.02”に変更。 め,旧規格ISO 8636-2:1988の値
とした。
ISOに改正提案を行う。
8.2 側面フライ 8.2 JISとほぼ同じ 追加 M2測定器に“定盤”を追加。 検査に使用するため。
ス削り ISOに改正提案を行う。
9数値制御 9数値制御による 9 JISと同じ 追加 使用者の理解を助けるため。
P1,P3,P5及びP6測定手順について,
による位置 位置決め精度検査 ISOに改正提案を行う。
“測定開始点は,記録する。”の説明
決め精度検 を追加した。
査 9.2 旋回軸 9.2 JISと同じ 変更 測定方法図について,“a)”を“1)”
使用者に測定する順序を示すため
追加した。
に,“b)”を“2)”に変更し,測定手
技術的な差異はない。
順について,細別化し,注記を追加し
た。
10工具保持 10 JISとほぼ同じ 追加 測定方法図及び記号について,“6 使用者の理解を助けるため。
主軸の回転 変位計取付具”を追加。 ISOに改正提案を行う。
精度
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 8636-2:2007,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除·················· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··················国際規格を修正している。

JIS B 6228-2:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8636-2:2007(MOD)

JIS B 6228-2:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6228-2:2012の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称