JIS B 6228-2:2012 工作機械―プラノミラーの検査条件―精度検査―第2部:ブリッジ移動形(ガントリ形)

JIS B 6228-2:2012 規格概要

この規格 B6228-2は、JIS B 6190-2,JIS B 6190-7及びJIS B 6191に基づき,汎用目的で使用する普通精度のブリッジ移動形(ガントリ形)プラノミラーの静的精度,工作精度及び数値制御軸の位置決め精度の検査条件について規定。

JISB6228-2 規格全文情報

規格番号
JIS B6228-2 
規格名称
工作機械―プラノミラーの検査条件―精度検査―第2部 : ブリッジ移動形(ガントリ形)
規格名称英語訳
Machine tools -- Test conditions for bridge-type milling machines -- Testing of the accuracy -- Part 2:Travelling bridge (gantry-type) machines
制定年月日
2012年5月21日
最新改正日
2017年10月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 8636-2:2007(MOD)
国際規格分類

ICS

25.080.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工作機械 2019
改訂:履歴
2012-05-21 制定日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 6228-2:2012 PDF [40]
                                                                                 B 6228-2 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 ブリッジ移動形(ガントリ形)プラノミラーの分類,名称及び運動・・・・[2]
  •  4.1 分類・・・・[2]
  •  4.2 機械各部の名称及び運動・・・・[2]
  •  5 機械各部及び座標軸の名称・・・・[3]
  •  5.1 機械各部の名称・・・・[3]
  •  5.2 座標軸の名称・・・・[3]
  •  6 一般事項・・・・[5]
  •  6.1 測定単位・・・・[5]
  •  6.2 JIS B 6190-2,JIS B 6190-7及びJIS B 6191の引用・・・・[5]
  •  6.3 温度条件・・・・[6]
  •  6.4 検査の順序・・・・[6]
  •  6.5 実施する検査・・・・[6]
  •  6.6 測定器・・・・[6]
  •  6.7 最小許容値・・・・[6]
  •  6.8 工作精度検査・・・・[6]
  •  6.9 位置決め精度検査・・・・[6]
  •  7 静的精度検査・・・・[6]
  •  7.1 運動軸・・・・[7]
  •  7.2 テーブル・・・・[15]
  •  7.3 立てフライスヘッド・・・・[18]
  •  7.4 旋回フライスヘッド・・・・[21]
  •  7.5 横フライスヘッド・・・・[22]
  •  8 工作精度検査・・・・[25]
  •  8.1 平フライス仕上げ面の平面度・・・・[25]
  •  8.2 側面フライス削り・・・・[26]
  •  9 数値制御による位置決め精度検査・・・・[27]
  •  9.1 直進軸・・・・[27]
  •  9.2 旋回軸・・・・[33]
  •  10 工具保持主軸の回転精度・・・・[34]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[36]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 6228-2 pdf 1] ―――――

B 6228-2 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本工作機械工業会(JMTBA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,
JIS B 6230:1998は廃止され,この規格に置き換えられた。
なお,この規格は対応国際規格に合わせた部編成を導入し,JIS B 6228の第2部とした。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 6228-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
B 6228-2 : 2012

工作機械−プラノミラーの検査条件−精度検査−第2部 : ブリッジ移動形(ガントリ形)

Machine tools-Test conditions for bridge-type milling machines- Testing of the accuracy-Part 2: Travelling bridge (gantry-type) achines

序文

  この規格は,2007年に第2版として発行されたISO 8636-2を基とし,規格利用者の理解を助けるため
一部内容を変更し,また,実態と合わせるため技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 6190-2,JIS B 6190-7及びJIS B 6191に基づき,汎用目的で使用する普通精度のブリ
ッジ移動形(ガントリ形)プラノミラーの静的精度,工作精度及び数値制御軸の位置決め精度の検査条件
について規定する。また,この規格は,これらの検査に対応する許容値についても規定する。
この規格は,移動ブリッジ及び固定テーブルをもつ機械に適用し,片持ち形の機械,及び固定ブリッジ
で移動テーブルをもつ機械には適用しない。
この規格は,機械の精度検査だけを取り扱い,通常,精度検査の前に行う機械の運転試験(振動,異常
騒音,構成運動部品のスティックスリップなど),又は機械の特性試験(主軸回転速度,送り速度など)の
検査には適用しない。
この規格は,機械の構成要素及びJIS B 6310に基づく座標軸の名称についても規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 8636-2:2007,Machine tools−Test conditions for bridge-type milling machines−Testing of the
accuracy−Part 2: Travelling bridge (gantry-type) achines(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
JIS B 6190-2:2008 工作機械試験方法通則−第2部 : 数値制御による位置決め精度試験
注記 対応国際規格 : ISO 230-2:2006,Test code for machine tools−Part 2: Determination of accuracy and
repeatability of positioning numerically controlled axes(IDT)
JIS B 6190-7:2008 工作機械試験方法通則−第7部 : 回転軸の幾何精度試験

――――― [JIS B 6228-2 pdf 3] ―――――

2
B 6228-2 : 2012
注記 対応国際規格 : ISO 230-7:2006,Test code for machine tools−Part 7: Geometric accuracy of axes of
rotation(IDT)
JIS B 6191:1999 工作機械−静的精度試験方法及び工作精度試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 230-1:1996,Test code for machine tools−Part 1: Geometric accuracy of
machines operating under no-load or finishing conditions(MOD)
JIS B 6310:2003 産業オートメーションシステム−機械及び装置の制御−座標系及び運動の記号
注記 対応国際規格 ISO 841:2001,Industrial automation systems and integration−Numerical control
of machines−Coordinate system and motion nomenclature(IDT)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
フライス削り作業(milling operation)
数種類の異なる形式の回転工具(フライス)を用いて材料を除去する作業。
注記 代表的なフライス削りには,正面フライス削り及びエンドミル削りがある。工具は,主軸テー
パ穴又は主軸端面に取り付けて使用する。
3.2
中ぐり作業(boring operation)
円筒穴,テーパ穴,止まり穴又は貫通穴をくり広げて,必要な寸法に加工する作業。
3.3
穴あけ(タップ立て)作業[drilling (tapping) peration]
止まり穴又は貫通穴をあける(タップを用いて,めねじを切る。)作業。
3.4
ブリッジ移動形(ガントリ形)プラノミラー[travelling bridge (gantry-type) illing machine]
工作物を取り付けるテーブルと,そのテーブルの両側にベッド案内面をもち,フライスヘッドを備えた
移動形ブリッジ(ガントリ)をベッド案内面上に搭載したフライス盤。
注記1 ベッド案内面は,テーブルから独立しているものと独立していないものとがある。
注記2 ベッド案内面で支持した左右二つのコラムとブリッジとからなるガントリは,ベッド案内面
に沿って運動する。そのガントリは,垂直面内で移動形又は固定形の水平のクロスレールを
もち,そのクロスレール上には立て形又は旋回形の主軸を備えた立てフライスヘッド(一つ
以上)が取り付けられている。

4 ブリッジ移動形(ガントリ形)プラノミラーの分類,名称及び運動

4.1 分類

  ブリッジ移動形(ガントリ形)プラノミラーは,構造によって次の種類に分類する。
− 固定形クロスレールをもつ,ブリッジ移動形(ガントリ形)プラノミラー
− 移動形クロスレールをもつ,ブリッジ移動形(ガントリ形)プラノミラー(図1参照)

4.2 機械各部の名称及び運動

  主な機械各部の名称は,図1による。
注記 名称に併記した両括弧内の数字は,表1の参照番号を表す。

――――― [JIS B 6228-2 pdf 4] ―――――

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B 6228-2 : 2012
4.2.1 ベッド及びテーブル
テーブル(1)は,ベッド(3及び4)上の二つのベッド案内面(5及び6)の間に配置された固定部品で
ある。そのテーブルとベッド案内面とは,一体で構成してもよい。ベッドとテーブルとは,基礎上にしっ
かりと結合するか,又は直接互いに結合して複数の部品を組み立てて構成してもよい。
注記 テーブルを,定盤に置き換えることができる。
4.2.2 コラム,ブリッジ及びクロスレール
コラム(9及び10)は,垂直案内面をもつ剛性のある部品で,ベッド上を移動するか,又はベッド上を
水平に移動するコラムサドル(7及び8)上に強固に結合した部品である。
ブリッジ(11)は,コラムのほぼ上端部で二つのコラムをつなぐはりである。
クロスレール(14)は,テーブル面に平行な水平案内面をもつはりである。固定形クロスレールをもつ
機械の場合には,クロスレールは,コラムと一体で製造し,ブリッジの代わりもする。移動形クロスレー
ルをもつ機械の場合には,クロスレールは,コラム案内面(12及び13)上を垂直に移動する。クロスレー
ルの案内面上には,立て形又は旋回可能な一つ以上のフライスヘッドを備えている。
4.2.3 フライスヘッド
フライスヘッド(16及び20)は,クロスレール又はコラム案内面に沿って運動するフライスヘッドサド
ル(15及び21)に取り付ける。
クロスレール及びコラム案内面に直接接触し運動する部分を,フライスヘッドサドル(15及び21)と呼
ぶ。
主軸は,フライスヘッド内で,サドル上を主軸軸線に平行に移動できるラム又はクイル(17)に取り付
けてもよい。フライスヘッドは,旋回できるようになっていてもよい。
4.2.4 切削運動
切削運動は,フライスヘッドに組み込んだ駆動装置及び主軸によって与える。
4.2.5 送り運動
次の送り運動は,一定又は可変である。
− 移動ブリッジ(ガントリ)の水平方向送り
− 移動形クロスレールの上下方向送り
− フライスヘッドの水平及び上下方向送り
− ラムの主軸方向送り(備えている場合)
− クイルの主軸方向送り(備えている場合)
− フライスヘッドの旋回運動(備えている場合)
注記1 一般に,送り運動のほかに,早送りもできる。
注記2 移動形クロスレールの上下方向送りは,送り運動(この場合には,クロスレールも加工中に
運動する。)又は位置調整運動(この場合には,位置決めだけに使用する。)のいずれであっ
てもよい。

5 機械各部及び座標軸の名称

5.1 機械各部の名称

  機械各部の名称は,図1及び表1による。

5.2 座標軸の名称

  座標軸の名称は,図1図4による。

――――― [JIS B 6228-2 pdf 5] ―――――

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  • ISO 8636-2:2007(MOD)

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