JIS B 6228-2:2012 工作機械―プラノミラーの検査条件―精度検査―第2部:ブリッジ移動形(ガントリ形) | ページ 2

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B 6228-2 : 2012
W R Z
11
16
15
12
14
Y
21
V X
9 20
7 17
5 18
19
13
10
8
6
3
Z
22
1
2
X
4 Y
図1−移動形クロスレールをもつ,ブリッジ移動形(ガントリ形)プラノミラー(表1参照)
表1−機械各部の名称
参照番号 名称 対応英語
1 テーブル(又は定盤) table (or floorplate)
2 工作物取付け面 clamping surface
3 左ベッド left-hand part of the bed
4 右ベッド right-hand part of the bed
5 左ベッド案内面 left-hand bed slideways
6 右ベッド案内面 right-hand bed slideways
7 左コラムサドル left-hand column slide
8 右コラムサドル right-hand column slide
9 左コラム left-hand column
10 右コラム right-hand column
11 ブリッジ top bridge
12 左コラム案内面 left-hand column slideways
13 右コラム案内面 right-hand column slideways
14 クロスレール(移動形又は固定形) cross-rail (movable or fixed)
15 立てフライスヘッドサドル vertical head saddle
16 立てフライスヘッド vertical milling head
17 クイル(ラム) quill (ram)
18 フライス主軸 milling spindle
19 工具(フライス工具) tool (milling cutter)
20 横フライスヘッド horizontal milling head
21 横フライスヘッドサドル horizontal head saddle
22 基準T溝 reference T-slot

――――― [JIS B 6228-2 pdf 6] ―――――

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図2−立てフライスヘッドをもつ機械 図3−C軸及びA軸上で旋回する
立てフライスヘッドをもつ機械
a) 移動形クロスレール上に一つの旋回立てフライスヘb) 移動形クロスレール上に二つの立てフライスヘッド
ッド(A軸)及び左(又は右)側コラムに横フライス をもつ例
ヘッドをもつ例
図4−二つのフライスヘッドをもつ機械(2例)

6 一般事項

6.1 測定単位

  この規格では,長さ,長さの偏差及び許容値は,ミリメートル(mm)で表す。角度は,度(°)で表
し,角度の偏差及び許容値は,長さの比(例えば,0.00x/1 000)で表すが,場合によってはマイクロラジ
アン(μrad)又は秒(″)を使用することがある。
なお,これらの間には次の関係がある。
0.010/1 000=10×10−6=10 μrad≒2″

6.2 JIS B 6190-2,JIS B 6190-7及びJIS B 6191の引用

  検査前の機械の据付け,主軸及びそれ以外の運動部品の暖機運転,測定方法並びに測定器の精度につい
ては,JIS B 6191による。
また,箇条7箇条10に規定する各検査事項の“測定手順”欄には,その検査に関係する試験方法通則,
JIS B 6190-2,JIS B 6190-7及びJIS B 6191の箇条番号を示す。検査事項の内容が試験方法通則に対応する
場合には,それぞれの試験方法通則の細分箇条番号を引用することを優先する。

――――― [JIS B 6228-2 pdf 7] ―――――

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6.3 温度条件

  検査中の温度条件については,受渡当事者間の協定に基づき指定しなければならない。

6.4 検査の順序

  この規格に示す検査の順序は,実際の検査の順序を決めるものではない。測定器の取付け及び検査が容
易にできるように,検査はどのような順序で行ってもよい。

6.5 実施する検査

  機械を検査するときは,必ずしもこの規格に規定する全ての検査を行う必要はない。この検査が受渡し
のために必要なとき,受渡当事者間の協定に基づいて,機械の構成要素及び/又は特性に関係する検査事
項を選択してもよい。検査事項は,機械を発注するときに明確にしなければならない。実施する検査事項
の指定がなく,また,その検査に要する経費についての協定もない状態でこの規格を受渡検査として用い
るだけでは,受渡当事者相互間を拘束することにはならない。

6.6 測定器

  検査項目に示す測定器は,例として示したものである。同じ物理量が測定できる,これと同等以上の測
定の不確かさ及び同等以上の精度をもつ測定器を使用してもよい。

6.7 最小許容値

  この規格の規定する測定長さと異なる長さに対する許容値を決める場合には,許容値の最小値が
0.005 mmであることを考慮しなければならない(JIS B 6191の2.311参照)。

6.8 工作精度検査

  工作精度検査は,仕上げ削りだけで行わなければならない。荒削りは,かなりの切削力を発生させるお
それがあるため,避けなければならない。

6.9 位置決め精度検査

  数値制御による位置決め精度検査は,JIS B 6190-2による。この規格では,項目,測定手順及び許容値
を規定している。検査結果の表示は,JIS B 6190-2による。

7 静的精度検査

  許容値は,3 000 mm×10 000 mm 以下のテーブルに適用する。この幅又は長さよりも大きな機械につい
ては,許容値は,受渡当事者間で協定しなければならない。
コラムは,動きの中央に置く。クロスレール上の立てフライスヘッドは動きの中央に置く。複数の立て
フライスヘッドを使用可能な場合には,対称位置に置く。

――――― [JIS B 6228-2 pdf 8] ―――――

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7.1 運動軸

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検査事項 G1
コラム運動(X軸)のXY面内(EYX)での真直度
測定方法図
記号
1 測定顕微鏡
2 鋼線
許容値 測定値
測定長さ2 000までは,0.02
2 000 を超えるものは,1 000増すごとに,0.01加える。
最大許容値 : 0.10
0.01
部分許容値 : 測定長さ1 000 について
測定器
測定顕微鏡/CCDカメラ及び鋼線,又はその他の測定器
測定手順及びJIS B 6191の引用細分箇条番号
5.232.12,5.232.13及び5.232.14
測定顕微鏡/CCDカメラ及び鋼線を使用するときは,測定顕微鏡/CCDカメラを立てフライスヘッドに取り付
け,鋼線をテーブルの両端で,コラムのX軸方向運動に平行に固定する(平行とは,動きの両端における測定顕微
鏡/CCDカメラの読みが同じ値になる状態をいう。この場合に,読みの最大差が真直度の偏差となる。)。
X軸方向にコラムを移動させ,読みを取る。

――――― [JIS B 6228-2 pdf 9] ―――――

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単位 mm
検査事項 G2
コラム運動(X軸)の角度偏差
a) X面内(EBX:ピッチ)
b) Z面内(EAX:ロール)
c) Y面内(ECX:ヨー)
測定方法図
記号
1 測定用精密水準器
2 参照用精密水準器
3 オートコリメータ
4 反射鏡
許容値 測定値
a)及びc) b) a)
X ≦ 4 000 0.04/1 000 0.02/1 000 b)
a)及びc) c)
4 000を超えるものは,1 000増すごとに0.01/1 000を加える。
b)
4 000を超えるものは,1 000増すごとに0.005/1 000を加える。
測定器
a) 精密水準器又は光学式角度偏差測定器
b) 精密水準器
c) オートコリメータ又は他の光学式角度偏差測定器
測定手順及びJIS B 6191の引用細分箇条番号
5.231.3及び5.232.2
測定用精密水準器又は測定器は,運動部品上に定置する。
a) 軸方向(オートコリメータは,垂直面内の読みを取るように定置する。)
b) 軸方向
c) オートコリメータは,水平面内の読みを取るように定置する。
X軸運動によって立てフライスヘッドと工作物固定用テーブルとが共に角度偏差を生じる場合には,二つの角度
偏差の差を測定する。
この差を測定する場合には,参照用精密水準器は,テーブルに定置し,フライスヘッドは,動きの中央に置く。
測定は,運動の両方向において,動きに沿って等間隔に5か所以上で行う。

――――― [JIS B 6228-2 pdf 10] ―――――

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JIS B 6228-2:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8636-2:2007(MOD)

JIS B 6228-2:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6228-2:2012の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称