JIS B 6548:1991 ホットプレス―試験及び検査方法

JIS B 6548:1991 規格概要

この規格 B6548は、熱板の大きさ1800×900×35mm以上4350×1800×700mm以下の木質板用のホットプレスの構造,呼び寸法,機能試験,運転試験,精度検査及び工作精度検査方法について規定。

JISB6548 規格全文情報

規格番号
JIS B6548 
規格名称
ホットプレス―試験及び検査方法
規格名称英語訳
Hot presses -- Test and inspection methods
制定年月日
1967年2月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

79.120.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1967-02-01 制定日, 1970-02-01 確認日, 1973-03-01 確認日, 1975-12-01 改正日, 1978-12-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1986-02-01 改正日, 1991-08-01 改正日, 1997-08-20 確認日, 2003-02-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 6548:1991 PDF [7]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 6548-1991

ホットプレス−試験及び検査方法

Hot presses−Test and inspection methods

1. 適用範囲 この規格は,熱板の大きさ(1)1 800×900×35mm以上4 350×1 800×70mm以下の木質板用
のホットプレスの構造,呼び寸法,機能試験,運転試験,精度検査及び工作精度検査方法について規定す
る。
注(1) 熱板の大きさとは,長辺の長さ×短辺の長さ×厚さをいう。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 0659 比較用表面粗さ標準片
JIS B 6521 木材加工機械の騒音測定方法
JIS B 7512 鋼製巻尺
2. この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考として併記したものである。
2. 構造 ホットプレスの各部分は,それぞれ十分な剛性をもち,工作精度に悪影響を及ぼさないもので
なければならない。
3. 呼び寸法 ホットプレスの呼び寸法は,熱板の寸法で表し,表1による。

――――― [JIS B 6548 pdf 1] ―――――

2
B 6548-1991
表1 呼び寸法
単位 mm
熱板の寸法
長辺の長さ 短辺の長さ 厚さ
呼び寸法 寸法 許容値 呼び寸法 寸法 許容値 呼び寸法 寸法 許容値
1 800 1 800 ±20 900 900 ±20 35 35 ±1
2 000 2 000 1 000 1 000 40 40
2 100 2 100 1 100 1 100 45 45
2 300 2 300 1 150 1 150 50 50
2 400 2 400 1 300 1 300 55 55
2 600 2 600 1 400 1 400 60 60
2 700 2 700 1 600 1 600 65 65
2 900 2 900 1 700 1 700 70 70
3 050 3 050 1 800 1 800
3 200 3 200
3 300 3 300
4 100 4 100
4 350 4 350
備考 ホットプレスの呼び方は,名称,呼び寸法,段数及び総圧縮力 (N) [{kgf}] による。
例 ホットプレス 2 600×1 400×35−20−4.9×106 [{500×103}]
4. 機能試験方法 ホットプレスの機能誠験は,表2による。
表2 機能試験
番号 試験項目 試験方法
1 電気装置 運転試験の前後に,各1回絶縁状態を試験する。
2 加熱装置 マグネットバルブ,スチームトラップなどの機能の確実さを試験する。
3 冷却装置 機能の円滑さと確実さとを試験する。
4 油圧装置 油密,圧力調整など,機能の確実さを試験する。
5 ラムの上下動 作動の確実さと円滑さとを試験する。
6 安全装置 作業者に対する安全機能と機械防護機能の確実さとを試験する。
7 潤滑装置 油密,油量の適正な配分など,機能の確実さを試験する。
8 附属装置 機能の確実さを試験する。
備考 その機能をもたないホットプレスでは,表2中のこれに該当する試験項目を省略する。
5. 負荷運転試験方法 ラムを作動させ,3060分間運転を継続し,表3に規定する各項について検査す
る。この場合,表4記録様式1に規定する各項について測定し,記録するとともに異常振動を感触によっ
て観察する。
なお,騒音の測定は,JIS B 6521による。

――――― [JIS B 6548 pdf 2] ―――――

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B 6548-1991
表3 負荷運転試験
番号 検査項目 測定方法 許容値
1級 2級
1 熱板温度の相互差可動定盤を作動させ,各熱板間隔を閉じた状態で約0.3MPa [{3kgf/cm2}] の
5℃ 7℃
飽和蒸気によって熱板を加熱し,定常状態(2)に達したときに各熱板の温度
を蒸気出口付近で測定し,温度計の読みの最大差を測定値とする。
2 圧力降下の程度 使用圧力の10%
使用圧力を加えて放置し,1分間後における降下圧力の測定を3回以上行
い,その平均値を測定値とする(3)。
注(2) 定常状態とは,蒸気の入口と出口の温度がそれぞれ安定した状態をいう。熱板は,1枚ごとに測定する。
なお,この測定は,スチームトラップに背圧をかけない状態で行う。
(3) 加圧する場合には,熱板面大の検査に適した木質板を各段に挿入する。
表4 記録様式1
加熱源 最上段熱板を 加圧 作動油 騒音 室温 記事
s
s
番 測 冷 所 各 最ま 加 可
号 定 却 定 熱 上で 押し上げる時 圧 動
時 源 温 板 段の 上 定
刻 種 圧力 温 の 度 の 熱可 圧力 所要電力 圧力 所要電力 昇 盤 種 温
類 度 温 に 出 板動 時 下 類 度
度 達 口 を定 電 電 入 電 電 入 間 降
す 付 押盤 圧 流 力 圧 流 力 時
る 近 し上 間
時 の 上昇
間 温 げ時
Mpa 度 る間 Mpa Mpa
[{kgf/ [{kgf/ [{kgf/ A特性
時分 cm2}] ℃℃ min ℃ s cm2}] V A kW cm2}] V A kW s s ℃ dB ℃
備考 騒音測定条件については,記事欄に記録する。
6. 精度検査方法 ホットプレスの精度検査は,表5による。

――――― [JIS B 6548 pdf 3] ―――――

4
B 6548-1991
表5 精度検査
単位 mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
1級 2級
1 熱板の厚さむら 熱板の厚さをテストインジケー (4) (4)
タ又はマイクロメータで少なく .0025 .0040
.003 L1 .004 L1
とも図に示す9点を測定し,そ 1 000 1 000
の読みの最大差を測定値とす
る。
2 熱板の真直度 水平な定盤面(5)に熱板を置き, (6) (6)
直定規を厚さの等しい二つの支 .0050 .0060
.002 L2 .002 L2
持具を用いて熱板上面の少なく 1 000 1 000
とも図に示す線上に置き,これ
に当てたテストインジケータを
熱板上面に滑らせて移動させ,
それぞれ少なくとも中央及び両
端の3か所におけるテストイン
ジケータの読みの最大差を測定
値とする。
3 熱板の寸 辺長 各熱板の長辺及び短辺の長さを 1.0 1.0
法 鋼製巻尺(7)で測定し,規定辺長
(8)との差を測定値とする。
厚さ 各熱板の厚さをノギスで測定し 1.0 1.0
(9),規定厚さ(8)との差を測定値 マイナスで マイナスで
とする。 あってはな あってはな
らない。 らない。
4 熱板面の表面粗熱板面の表面粗さを標準片(10)と 3.2a 3.2a
さ 比較測定する。
5 熱板表面の温度熱板を飽和蒸気圧約O.3MPa 3℃ 3℃
むら [{3kgf/cm2}] の水蒸気によって加
熱して定常状態(11)に達した後,
少なくとも図に示す9点におけ
る温度を温度計によって測定
し,読みの最大差を測定値とす
る。

――――― [JIS B 6548 pdf 4] ―――――

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B 6548-1991
単位 mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
1級 2級
6 可動定盤面の真直定規を厚さの等しい二つの支 (13) (13)
直度 持具を用いて可動定盤面の,少 .0050 .0060
.002 L3 .002 L3
なくとも図に示す線上に置き, 1 000 1 000
これに当てたテストインジケー
タを可動定盤上面に滑らせて移
動させ,それぞれ少なくとも中
央及び両端の3か所におけるテ
ストインジケータの読みの最大
差を測定値とする(12)。
7 上フレームの 直定規を厚さの等しい支持具 (14) (14)
定盤面におけ を用いて上フレームの定盤面 .0050 .0060
.002 L4 .002 L4
る真直度 の,少なくとも図に示す線上に 1 000 1 000
置き,これにテストインジケー
タを定盤面に滑らせて移動さ
せ,それぞれ少なくとも中央及
び両端の3か所におけるテス
トインジケータの読みの最大
差を測定値とする(12)。
8 可動定盤 長辺 可動定盤の下面を支え棒で長辺 (16) (16)
面と上フ 方向 のほぼ中央の2か所で支え,可 .0050 .1000
1 L5 2 L5
レーム定 動定盤面上又は可動定盤面上の 1 000 1 000
盤面の平 直定規上に置いたテストインジ
行度 ケータを上フレーム定盤面に当
てて移動させ,テストインジケ
ータの読みの最大差を測定値と
する(15)。
短辺 可動定盤の下面を支え棒で短辺 (16) (16)
方向 のほぼ中央の2か所で支え,可 .0500 .1000
1 L6 2 L6
動定盤面上又は可動定盤面上の 1 000 1 000
直定規上に置いたテストインジ
ケータを上フレーム定盤面に当
てて移動させ,テストインジケ
ータの読みの最大差を測定値と
する(15)。

――――― [JIS B 6548 pdf 5] ―――――

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JIS B 6548:1991の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6548:1991の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0659:1996
比較用表面粗さ標準片
JISB6521:1978
木材加工機械の騒音測定方法
JISB7512:2018
鋼製巻尺