JIS B 7252:2015 顕微鏡対物レンズ及び接眼レンズの表示方法

JIS B 7252:2015 規格概要

この規格 B7252は、顕微鏡に用いる対物レンズ及び接眼レンズの光学的な特徴,性能などを表示する方法について規定。

JISB7252 規格全文情報

規格番号
JIS B7252 
規格名称
顕微鏡対物レンズ及び接眼レンズの表示方法
規格名称英語訳
Marking of microscope objectives and eyepieces
制定年月日
2001年3月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 8578:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

37.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2001-03-20 制定日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-03-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS B 7252:2015 PDF [9]
                                                                                   B 7252 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 対物レンズ・・・・[1]
  •  3.1 必須表示項目・・・・[1]
  •  3.2 推奨表示項目・・・・[2]
  •  3.3 表示項目の推奨配列方法・・・・[3]
  •  3.4 対物レンズの表示例・・・・[4]
  •  4 接眼レンズ・・・・[4]
  •  4.1 必須表示項目・・・・[4]
  •  4.2 推奨表示項目・・・・[5]
  •  4.3 接眼レンズの表示例・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 7252 pdf 1] ―――――

B 7252 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本顕微鏡工業会
(JMMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 7252:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 7252 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 7252 : 2015

顕微鏡対物レンズ及び接眼レンズの表示方法

Marking of microscope objectives and eyepieces

序文

  この規格は,2012年に第2版として発行されたISO 8578を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,顕微鏡に用いる対物レンズ及び接眼レンズの光学的な特徴,性能などを表示する方法につ
いて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 8578:2012,Microscopes−Marking of objectives and eyepieces(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7158-1 顕微鏡対物レンズの性能及び表示−第1部 : プラン対物レンズの像面平たん(坦)性
注記 対応国際規格 : ISO 19012-1,Microscopes−Designation of microscope objectives−Part 1: Flatness
of field/Plan(MOD)
JIS B 7158-2 顕微鏡対物レンズの性能及び表示−第2部 : 色収差補正
注記 対応国際規格 : ISO 19012-2,Microscopes−Designation of microscope objectives−Part 2:
Chromatic correction(MOD)
JIS K 2400 顕微鏡用浸液
注記 対応国際規格 : ISO 8036,Optics and photonics−Microscopes−Immersion liquids for light
microscopy(MOD)

3 対物レンズ

3.1 必須表示項目

  必須表示項目は,表1による。

――――― [JIS B 7252 pdf 3] ―――――

2
B 7252 : 2015
表1−顕微鏡対物レンズの必須表示項目
項目 表示内容 表示記号例a) 補足
倍率 有限補正対物レンズの横倍率 100 倍率と開口数とは,斜線で分けて表示する
無限遠補正対物レンズの横倍 100× (例 100/1.30)。
率 無限遠補正の倍率の値は,結像レンズとの関
わりにおいて成り立つものである。そのため
に記号“×”を付けて他と区別する。
開口 開口数 /1.30 小数点以下2桁まで表示する。
調整可能な開口 開口数の最大値及び最小値を /1.30−0.80 最大,最小の開口数となる位置を明示する。
[こう(虹)彩]示す。
絞り
浸液 オイルb) OIL カラーリングを使用する場合には,表2に従
水 W う。
グリセリンb) GLYC
その他
機械筒長 有限補正の場合の機械筒長を 160 機械筒長とカバーガラスの厚さとは,斜線で
単位mmで表示する。 分けて表示する(例 160/0.17)。
無限遠補正の場合は,記号∞ ∞
で表示する。
カバーガラスの 厚さを単位mmで表示する。 /0 カバーガラスなしで使用する対物レンズに
厚さ 対しては,記号“0”を斜線の次に表示する
(例 160/0)。
/0.17 カバーガラス使用の対物レンズは,使用する
カバーガラスの厚さを斜線の次に表示する
(例 160/0.17)。
/− カバーガラスの有無にかかわらず,使用でき
る対物レンズの場合は,斜線の次に記号“−”
を表示する(例 160/−)。
/0.14−0.20 補正環付対物レンズは,使用可能なカバーガ
ラスの厚さを表示する。
平たん性c) 記号PLAN又はPLを表示す PLAN
る。
色収差d) アクロマート 無印とするが,記号A又はAchを付けてもよ
い。
セミアポクロマート FL
アポクロマート APO
位相差 記号PHを表示する。 PH2 記号PHの次に対応するリングスリット番号
を表示する。
偏光 記号POL,PO又はPを表示 POL
する。
製造業者名 製造業者の名称又は商標を表
示する。
注a) 大文字,小文字又はその混合は問わない。
b) IS K 2400に規定する浸液を示す。
c) IS B 7158-1の規定による。
d) IS B 7158-2の規定に基づく色収差補正の区分による。

3.2 推奨表示項目

  必須表示項目以外に追加することは任意である。ただし,表2に示す項目を追加する場合は,表2によ

――――― [JIS B 7252 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 7252 : 2015
る。
表2−顕微鏡対物レンズの追加推奨表示項目
項目 表示内容 表示記号例a) 補足
倍率 倍率値 カラーリング
カラーリング 1/1.25 黒(Black)
1.6/2 灰色(Gray)
2.5/3.2 茶色(Brown)
4/5 赤(Red)
6.3/8 オレンジ(Orange)
10/12.5 黄(Yellow)
16/20 明るい緑(Light Green)
25/32 暗い緑(Dark Green)
40/50 明るい青(Light Blue)
63/80 暗い青(Dark Blue)
100≦ 白(White)
浸液 浸液 カラーリング 浸液表示カラーリングは,倍
カラーリング オイルb) 黒(Black) 率表示カラーリングの近傍に
水 白(White) 表示する。
グリセリンb) オレンジ(Orange) 空気は,無印とする。
その他 赤(Red)
対物レンズ視野数 対物レンズの設計において,組み合わせる /OFN20 記号PLAN又はPLを表示する
接眼レンズの最大視野数を表示する。 対物レンズに適用する。
位相差 カラーリングと,製造業者名及び製造国名 製造業者名及び製造国名の表
を除く全ての表示内容は,緑色で表示する。 示の色は,どの色でもよい。
偏光 カラーリングと,製造業者名及び製造国名 製造業者名及び製造国名の表
を除く全ての表示内容は,赤色で表示する。 示の色は,どの色でもよい。
微分干渉 記号DICを表示する。 DIC
反射照明 記号EPI又はMを表示する。 EPI
反射照明における明 記号D又はBDを表示する。 D 記号EPIは,併記してもよい。
視野及び暗視野
補正環 記号CORRを表示する。 CORR
長作動距離 記号L,LD又はLWDを表示する。 L
結像レンズの焦点距 結像レンズの焦点距離を単位mmで表示す f=180
離 る。
製造国名 製造国名を表示する。 国によっては必須表示項目で
ある場合がある。
注a) 表1の注a)による。
b) 表1の注b)による。

3.3 表示項目の推奨配列方法

  表3のA) の項目は,B) の項目の上側又は前側の位置に,B) の項目は,C) の項目の上側又は前側の位置
に表示する。

――――― [JIS B 7252 pdf 5] ―――――

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JIS B 7252:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8578:2012(MOD)

JIS B 7252:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7252:2015の関連規格と引用規格一覧