JIS B 7158-2:2011 顕微鏡対物レンズの性能及び表示―第2部:色収差補正

JIS B 7158-2:2011 規格概要

この規格 B7158-2は、肉眼による観察に適用し,対物レンズと結像レンズとの組合せは,製造業者によって指定されたものを用いる。色収差補正に関する記述は,軸上色収差だけに適用。

JISB7158-2 規格全文情報

規格番号
JIS B7158-2 
規格名称
顕微鏡対物レンズの性能及び表示―第2部 : 色収差補正
規格名称英語訳
Designation of microscope objectives -- Part 2:Chromatic correction
制定年月日
2011年11月21日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 19012-2:2009(MOD)
国際規格分類

ICS

37.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2011-11-21 制定日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 7158-2:2011 PDF [8]
                                                                                  B 7158-2 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 要求事項・・・・[2]
  •  4.1 物体側焦点深度の計算式・・・・[2]
  •  4.2 色収差補正のクラス及び性能・・・・[2]
  •  4.3 表示・・・・[2]
  •  附属書A(参考)物体側焦点深度δob・・・・[4]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 7158-2 pdf 1] ―――――

B 7158-2 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本顕微鏡工業会(JMMA)及び財団法人日
本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 7158の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 7158-1 第1部 : プラン対物レンズの像面平たん(坦)性
JIS B 7158-2 第2部 : 色収差補正

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 7158-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
B 7158-2 : 2011

顕微鏡対物レンズの性能及び表示−第2部 : 色収差補正

Designation of microscope objectives-Part 2: Chromatic correction

序文

  この規格は,2009年に第1版として発行されたISO 19012-2を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,肉眼による観察に適用し,対物レンズと結像レンズとの組合せは,製造業者によって指定
されたものを用いる。色収差補正に関する記述は,軸上色収差だけに適用する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 19012-2:2009,Optics and photonics−Designation of microscope objectives−Part 2: Chromatic
correction(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7252 顕微鏡対物レンズ及び接眼レンズの表示方法
JIS Z 8120 光学用語

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8120によるほか,次による。
3.1
基準波長(reference wavelength)
546.07 nmの波長[e線1)]。
注1) IS B 7090を参照。
3.2
青の波長(blue wavelength)
479.99 nmの波長[F'線1)]。

――――― [JIS B 7158-2 pdf 3] ―――――

2
B 7158-2 : 2011
3.3
赤の波長(red wavelength)
643.85 nmの波長[C'線1)]。
3.4
焦点差(focus difference)
異なる波長に対するそれぞれの最良像位置の光軸方向の差。

4 要求事項

4.1 物体側焦点深度の計算式

  物体側焦点深度δobの計算は,次の式による。
n
ob
2
2NA
ここに, n : 物体空間の媒質の屈折率
NA : 対物レンズの開口数
λ : 基準波長e線の波長(m)
NAに対するδobの値を,附属書Aに示す。

4.2 色収差補正のクラス及び性能

4.2.1  一般
顕微鏡対物レンズの色収差補正のクラスは,アクロマート,セミアポクロマート及びアポクロマートが
ある。
セミアポクロマート及びアポクロマートの性能は,アクロマートの規定を満たさなければならない。
4.2.2 アクロマート
赤の波長と青の波長とによる焦点差の絶対値は,2×δob以下でなければならない。
4.2.3 セミアポクロマート
基準波長と赤の波長とによる焦点差の絶対値及び基準波長と青の波長とによる焦点差の絶対値は,それ
ぞれ2.5×δob以下でなければならない。
4.2.4 アポクロマート
基準波長と赤の波長とによる焦点差の絶対値及び基準波長と青の波長とによる焦点差の絶対値は,それ
ぞれδob以下でなければならない。

4.3 表示

4.3.1  一般
4.2による性能が満たされる場合は,次の表示を使用することができる。
双眼実体顕微鏡だけに使用される対物レンズには,適用しない。
表示の中では,大文字と小文字とを混用することができる。
4.3.2 アクロマート
4.2.2による性能が満たされ,表示を行う場合は,JIS B 7252による。
4.3.3 セミアポクロマート
4.2.3による性能が満たされ,表示を行う場合は,次の三つの中から,一つを用いる。
a) EMIAPO
b) L

――――― [JIS B 7158-2 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 7158-2 : 2011
c) 文字列FLUを含む名称
4.3.4 アポクロマート
4.2.4による性能が満たされ,表示を行う場合は,JIS B 7252による。

――――― [JIS B 7158-2 pdf 5] ―――――

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JIS B 7158-2:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 19012-2:2009(MOD)

JIS B 7158-2:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7158-2:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7252:2015
顕微鏡対物レンズ及び接眼レンズの表示方法
JISZ8120:2001
光学用語