JIS B 7263-5:2021 望遠鏡試験方法―第5部:透過率

JIS B 7263-5:2021 規格概要

この規格 B7263-5は、望遠鏡系及び望遠観測機器の透過率の試験方法について規定。

JISB7263-5 規格全文情報

規格番号
JIS B7263-5 
規格名称
望遠鏡試験方法―第5部 : 透過率
規格名称英語訳
Test methods for telescopic systems -- Part 5:Test methods for transmittance
制定年月日
2021年12月20日
最新改正日
2021年12月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 14490-5:2017(IDT)
国際規格分類

ICS

37.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2021-12-20 制定
ページ
JIS B 7263-5:2021 PDF [15]
                                                                B 7263-5 : 2021 (ISO 14490-5 : 2017)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 試験装置・・・・[2]
  •  5.1 概要・・・・[2]
  •  5.2 光源及び集光レンズ・・・・[3]
  •  5.3 モノクロメータ又はフィルタセット・・・・[3]
  •  5.4 コリメータ・・・・[3]
  •  5.5 開口絞り・・・・[3]
  •  5.6 被検体保持具・・・・[4]
  •  5.7 ベイリンググレア絞り・・・・[4]
  •  5.8 積分球・・・・[4]
  •  5.9 光検出器・・・・[4]
  •  6 試験手順・・・・[4]
  •  6.1 試験装置の準備・・・・[4]
  •  6.2 試験結果・・・・[5]
  •  6.3 その他の試験方法・・・・[5]
  •  7 繰返し精度・・・・[5]
  •  8 試験結果の表示形式・・・・[5]
  •  9 解析・・・・[5]
  •  9.1 明所視の実効透過率・・・・[5]
  •  9.2 暗所視の実効透過率・・・・[6]
  •  10 試験報告書・・・・[6]
  •  附属書A(参考)光検出器及び測定装置の校正手順・・・・[7]
  •  附属書B(参考)三色係数及び色特性指数・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 7263 pdf 1] ―――――

           B 7263-5 : 2021 (ISO 14490-5 : 2017)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本望遠鏡工業会(JTMA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出
があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 7263規格群(望遠鏡試験方法)は,次に示す部で構成する。
JIS B 7263-1 第1部 : 基本特性
JIS B 7263-2 第2部 : 双眼鏡
JIS B 7263-3 第3部 : ライフルスコープ
JIS B 7263-4 第4部 : 天体望遠鏡
JIS B 7263-5 第5部 : 透過率
JIS B 7263-6 第6部 : ベイリンググレア指数
JIS B 7263-7 第7部 : 分解能限界

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 7263 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 7263-5 : 2021
(ISO 14490-5 : 2017)

望遠鏡試験方法−第5部 : 透過率

Test methods for telescopic systems- Part 5: Test methods for transmittance

序文

  この規格は,2017年に第2版として発行されたISO 14490-5を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,望遠鏡系及び望遠観測機器の透過率の試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 14490-5:2017,Optics and photonics−Test methods for telescopic systems−Part 5: Test methods for
transmittance(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格のうち,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その
後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)
を適用する。
JIS B 7157 望遠鏡用語
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 14132-1,Optics and photonics−Vocabulary for telescopic
systems−Part 1: General terms and alphabetical indexes of terms in ISO 14132
JIS B 7263-1:2007 望遠鏡試験方法−第1部 : 基本特性
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 14490-1:2005,Optics and optical instruments−Test methods
for telescopic systems−Part 1: Test methods for basic characteristics
JIS Z 8781-2 測色−第2部 : CIE測色用標準イルミナント
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 11664-2,Colorimetry−Part 2: CIE standard illuminants
CIE 18.2:1983 The basis of physical photometry

――――― [JIS B 7263 pdf 3] ―――――

           2
B 7263-5 : 2021 (ISO 14490-5 : 2017)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 7157による。

4 原理

  分光透過率τ(λ)を決定するためには,波長帯域が制限された光の束の放射束を,光学系に入射する前の
放射束Φ0(λ)及び通過した後の放射束Φp(λ)で測定する。透過率を,式(1)によって求める。
Φp
瓰 (1)
Φ0
分光測定の間,光源から放射される光は,モノクロメータ又はフィルタセットによって狭い波長帯域に
制限される。

5 試験装置

5.1 概要

  測定装置は,光源(集光レンズは任意),モノクロメータ又はフィルタセット,コリメータレンズ,開口
絞り,被検体保持具,ベイリンググレア絞り,積分球,光検出器及び測定評価装置(信号処理用)から構
成される(図1及び図2参照)。
記号説明
1 : 光源 6 : 開口絞り
2 : 集光レンズ 7 : 積分球
3 : モノクロメータ 8 : 光検出器
4 : 選択可能な視野絞り 9 : 遮光板
5 : コリメータレンズ 10 : 測定評価装置
図1−被検体なしの試験装置(概念図)

――――― [JIS B 7263 pdf 4] ―――――

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B 7263-5 : 2021 (ISO 14490-5 : 2017)
記号説明
1 : 光源 7 : 被検体
2 : 集光レンズ 8 : ベイリンググレア絞り
3 : モノクロメータ 9 : 積分球
4 : 選択可能な視野絞り 10 : 光検出器
5 : コリメータレンズ 11 : 遮光板
6 : 開口絞り 12 : 測定評価装置
図2−被検体ありの試験配置(概念図)

5.2 光源及び集光レンズ

  光源は,指定された波長範囲で連続的な放射を発するものでなければならない。一組の値を測定する間
の光量の変化は,1 %未満でなければならない。集光レンズは,光源を光学測定路に合わせる。

5.3 モノクロメータ又はフィルタセット

  波長を選択するために,回折格子又はプリズムを用いたモノクロメータを使用することが可能である。
波長間隔の最小調整値は,各測定における主波長の2 %未満とする。
必要な分光帯域幅は,被検体に依存する。透過率曲線の急激な変化を正しく検出することを保証するた
め,帯域幅は,透過率が4 %変化する波長間隔よりも小さくなければならない。この条件は,測定上及び
エネルギー上の理由,又は時間及び/若しくは費用が十分でないために,常に満足されるわけではない。
このような場合,波長帯域幅が最大4 %であっても許容する。もし演色評価指数を計算するのであれば,
波長帯域幅は2 %未満とする。
モノクロメータの代わりに,フィルタセットを使用することが可能である。これらは,透過率曲線が平
たん(坦)な場合には特に有効である。測定点の数は,確定的な曲線近似が可能なものでなければならな
い。単一の測定点だけが必要な場合にも,分光フィルタによる測定が適用可能である。

5.4 コリメータ

  コリメータには,屈折レンズ又は反射鏡を含んでもよい。後方の開口絞りが全面で均一に照明されるこ
とが保証されるように,配列した光学素子に対してコリメータを調整しなければならない。屈折レンズの
軸上色収差は,使用する分光範囲で焦点距離の1 %以下でなければならない。軸外し放物面鏡又は同等の
システムも,コリメータに適している。

5.5 開口絞り

  開口絞りは,円形が望ましく,可能であれば被検体の対物レンズの近くに置くことが望ましい。直径は,
被検体の最大開口径の80 %以下(50 %を推奨)で,積分球の開口部よりも小さいことが望ましい。これら
の条件を実現するために,ビーム形成用の補助的な光学系を用いることが可能である。測定中,これらの

――――― [JIS B 7263 pdf 5] ―――――

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規格番号
規格名称
JISB7157:2019
望遠鏡用語
JISZ8781-2:2012
測色―第2部:CIE測色用標準イルミナント