JIS B 8037-7:1998 内燃機関―大径ピストンリング―第7部:オイルコントロールリング

JIS B 8037-7:1998 規格概要

この規格 B8037-7は、往復動内燃機関に使用する呼び径200mmを超え1000mm以下のピストンリングのオイルコントロールリングのタイプS,GF及びDの基本的寸法及び特性について規定。類似した状態で作動する圧縮機用リングなどに適用してもよい。

JISB8037-7 規格全文情報

規格番号
JIS B8037-7 
規格名称
内燃機関―大径ピストンリング―第7部 : オイルコントロールリング
規格名称英語訳
Internal combustion engines -- Large diameter piston rings -- Part 7:Oil control rings
制定年月日
1998年12月20日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

21.240, 27.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1998-12-20 制定日, 2004-02-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 8037-7:1998 PDF [15]
B 8037-7 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。これによってJIS B 8032-1993(ピストンリング通則)は廃止され,JIS B 8032-113 :
1998(内燃機関−小径ピストンリング−),JIS B 8037-18 : 1998(内燃機関−大径ピストンリング−)及
びJIS B 8038 : 1998(往復動油圧シリンダ用ピストンリング)によって置き換えられる。
今回の制定では,国際規格との整合を図ることに重点を置き,対応国際規格の規定内容をすべて採用し,
さらに,JISとして必要な規定内容を追加した。また,JIS Z 8301(規格票の様式)が1996年7月に改正
されたのに伴い,それに従って規格票の様式も変更した。
JIS B 8032は,次に示す13部によって構成され,これらに“内燃機関−小径ピストンリング−”という
共通の規格名称を用いた。
JIS B 8032 内燃機関−小径ピストンリング−
第1部 : 用語
第2部 : 測定方法
第3部 : 材料
第4部 : 仕様の一般規定
第5部 : 要求品質
第6部 : レクタンギュラリング
第7部 : 薄幅レクタンギュラリング
第8部 : スクレーパリング
第9部 : キーストンリング
第10部 : ハーフキーストンリング
第11部 : オイルコントロールリング
第12部 : コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリング
第13部 : スチール組合せオイルコントロールリング
JIS B 8037は,次に示す8部によって構成され,これらに“内燃機関−大径ピストンリング−”という
共通の規格名称を用いた。
JIS B 8037 内燃機関−大径ピストンリング−
第1部 : 用語
第2部 : 測定方法
第3部 : 材料
第4部 : 仕様の一般規定
第5部 : 要求品質
第6部 : レクタンギュラリング
第7部 : オイルコントロールリング
第8部 : コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリング
JIS B 8038は,“往復動油圧シリンダ用ピストンリング”という規格名称を用いた。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS B 8037-7 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8037-7 : 1998

内燃機関−大径ピストンリング−第7部 : オイルコントロールリング

Internal combustion engines−Large diameter piston rings− Part 7 : Oil control rings

1. 適用範囲 この規格は,往復動内燃機関に使用する呼び径が200mmを超え1 000mm以下のピストン
リング(以下,リングという。)のオイルコントロールリングのタイプS,GF及びDの基本的寸法及び特
性について規定する。
なお,この規格は,類似した状態で作動する圧縮機用リングなどに適用してもよい。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS B 8032-3 内燃機関−小径ピストンリング−第3部 : 材料
備考 ISO 6621-3 : 1983, Internal combustion engines−Piston rings−Part 3 : Material specificationsから
の引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 8032-4 内燃機関−小径ピストンリング−第4部 : 仕様の一般規定
備考 ISO 6621-4 : 1988, Internal combustion engines−Piston rings−Part 4 : General specificationsから
の引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 8032-11 内燃機関−小径ピストンリング−第11部 : オイルコントロールリング
備考 ISO 6625 : 1986, Internal combustion engines−Piston rings−Oil control ringsからの引用事項は,
この規格の該当事項と同等である。
3. 種類 リングの厚さ (a1) は,内燃機関の作動条件にリングを適合させるため,次の2種類を規定する。
なお,コードの“MPG”及び“MPS”の選択されたリングの場合は,リングの呼び方にこれらのコードを
明示する。
厚さ (a1) コード 適用する寸法表 主な用途(参考)
d1 d1 MPG 表4,表5 一般内燃機関
28 33
d1 d1 MPS 表6,表7 船用内燃機関
25 31
4. リングのタイプ及び呼び方の例
4.1 タイプS−窓付きオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方
4.1.1 一般諸元 リングの一般諸元は,次による。

――――― [JIS B 8037-7 pdf 2] ―――――

2
B 8037-7 : 1998
各部の寸法及び張力は,表4又は表6による。
注* 当たり面段差及び窓の偏心量は,表1による。
図1 タイプS
表1 当たり面段差及び窓の偏心量
単位 mm
リング幅 当たり面段差 偏心量
h1 t
7 0.025以下 0.4以下
8
10 0.035以下 0.5以下
12 0.045以下 0.6以下
15 0.060以下 0.8以下
4.1.2 呼び方の例 リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=300mm,厚さ“MPG”,幅h1=10mmで熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料分類10)製で,図1
に示す一般諸元のリングに内周面取りを施したリングの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8037-7 S-300×10 MPG-MC10 KI
4.2 タイプGF−ダブルベベルフックオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方
4.2.1 一般諸元 リングの一般諸元は,次による。
各部の寸法及び張力は,表7による。

――――― [JIS B 8037-7 pdf 3] ―――――

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B 8037-7 : 1998
注* 当たり面段差及び窓の偏心量は,表1による。
図2 タイプGF
4.2.2 呼び方の例 リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=300mm,厚さ“MPS”,幅h1=10mmで熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料分類10)製で,図2
に示す一般諸元のリングに全面りん酸塩皮膜を施したリングの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8037-7 GF-300×10 MPS-MC10 PO
4.3 タイプD−ベベルオイルコントロールリングのタイプ及び呼び方
4.3.1 一般諸元 リングの一般諸元は,次による。
各部の寸法及び張力は,表5又は表7による。
注* 当たり面段差及び窓の偏心量は,表1による。

――――― [JIS B 8037-7 pdf 4] ―――――

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B 8037-7 : 1998
図3 タイプD
4.3.2 呼び方の例 リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=300mm,厚さ“MPG”,幅h1=10mmで熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料分類10)製で,図3
に示す一般諸元のリングの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8037-7 D-300×10 MPG-MC10
5. 共通諸元
5.1 タイプS,GF及びDリングの窓配置 リングの窓配置は,次による。
図4 窓配置
表2 窓配置
単位 mm
呼び径 窓数 窓角度 フライス径
合い口部窓角度 窓角度
d1 愀 戀 i× 戀 d5
200 300 400 5205.2 タイプS,GF及びDリングの内周面取り (KI) リングの内周面取りは,次による。

――――― [JIS B 8037-7 pdf 5] ―――――

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