JIS B 8103:1989 水車及びポンプ水車の模型試験方法 | ページ 11

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付図8 ポンプキャビテーション試験用測定装置の配置例
付図9 各標高及び荷重の取り方

――――― [JIS B 8103 pdf 51] ―――――

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付図10 模型又は実物の指定位置及びランナの指定位置
備考 吸出し管出口水位が模型又は実物の指定位置より上方にある場合Hs'又はHsは負
とする。
付図11 キャビテーション特性の例

――――― [JIS B 8103 pdf 52] ―――――

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参考1 完全特性試験
1. この参考は,模型によって完全特性の試験を行う方法について記述するものであって,規定の一部で
はない。

2. 用語の意味

 用語の意味は,この規格の本体の2.に準じるほか,次による(参考1図参照)。
(1) 完全特性試験 模型のポンプ領域,プレーキ領域,水車領域,水車ブレーキ領域及び逆転ポンプ領域
における特性を調べる試験。ポンプ水車の過渡現象の計算解析をするために必要な特性を得ることを
目的とする。
(2) ポンプ領域 ポンプ運転時における正転,正流の領域。
(3) ブレーキ領域 正転,逆流の運転領域。
(4) 水車領域 逆転,逆流の運転領域で無拘束速度以下の逆流領域。
(5) 水車ブレーキ領域 逆転,逆流の運転領域で無拘束速度以上の逆流領域。
(6) 逆転ポンプ領域 逆転,正流の運転領域。
参考1図 ポンプ水車の完全特性曲線
3. 模 型 模型は,この規格本体の7.に準じる。

――――― [JIS B 8103 pdf 53] ―――――

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4. 試験装置 試験装置は,この規格本体の8.2に準じる。
5. 試験方法 試験方法は,次による。
5.1 測定項目 各運転領域において,次の項目について測定を行う。
(1) ポンプ領域 全揚程・揚水量・回転速度・軸トルク
(2) プレーキ領域 有効落差・流量・回転速度・軸トルク
(3) 水車領域 有効落差・流量・回転速度・軸トルク
(4) 水車ブレーキ領域 有効落差・流量・回転速度・軸トルク
(5) 逆転ポンプ領域 全揚程・揚水量・回転速度・軸トルク
5.2 測定機器 測定機器は,次による。
(1) 有効落差及び全揚程の測定方法並びに測定機器は,この規格本体の8.4に準じる。
(2) 回転速度の測定方法並びに測定機器は,この規格本体の8.5に準じる。
(3) 軸トルクの測定方法並びに測定機器は,この規格本体の8.6に準じるものとし,動力計の腕にかかる
制動力又は駆動反力として,又は回転式トルク変換器によって測定する。
(4) 流量及び揚水量の測定方法並びに測定機器は,この規格本体の8.7に準じる。
5.3 試験開度 試験開度は,次による。
(1) 測定するガイドベーン開度は,原則として過渡現象計算を行うために必要な範囲で10%ごととする。
(2) 可動羽根構造のポンプ水車では,必要なランナベーン開度の範囲においてほぼ5度ごととする。
5.4 模型の特性の算出 模型の完全特性は,次の式によって求める。
1
Q gn 2
Q11= 1
H2D 2 g
m gn
m11= 3
HD g
1
nD gn 2
n11= 1
H 2 g
又は,
1
Q gn 2
Q1= 1
H 2 g
m gn
m=
H g
1
n gn 2
n1= 1
H 2 g
ここに, Q'11 : 単位寸法・単位落差当たりの値に換算した模型の流量又は揚水
量(m,m3/s単位)
m'11 : 単位寸法・単位落差当たりの値に換算した模型の軸トルク(m,
N・m単位)
n'11 : 単位寸法・単位落差当たりの値に換算した模型の回転速度(m,

――――― [JIS B 8103 pdf 54] ―――――

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min−1単位)
Q'1 : 単位落差に換算した模型の流量又は揚水量(m,m3/s単位)
m'1 : 単位落差に換算した模型の軸トルク(m, N・m単位)
n'1 : 単位落差に換算した模型の回転速度(m,min−1単位)
H' : 測定した模型の有効落差又は全揚程 (m)
Q' : 測定した模型の流量又は揚水量 (m3/s)
m' : 模型の軸トルク (N・m)。動力計で測定した場合の算出法は,
下記による。
m'=W・l
ここに, W : 動力計で測定した制動力又は駆動反力 (N)
l : 動力計の腕の長さ (m)
n' : 測定した模型の回転速度 (min−1)
D' : 模型の代表寸法 (m)
測定時の水の密度 (kg/m3) (参考表1による)
標準状態の水の密度で1 000kg/m3とする。
g' : 測定位置における自由落下の加速度 (m/s2)
gn : 自由落下の加速度(標準値9.806 65) (m/s2)
5.5 測定結果の整理方法 完全特性曲線の求め方は,次による。
(1) 流量特性はガイドベーン開度をパラメータとして横軸にn'11又はn'1を取り,縦軸にQ'11又はQ'1を取
って表す。
(2) 軸トルク特性はガイドベーン開度をパラメータとして横軸にn'11又はn'1を取り,縦軸にm'11又はm'1
を取って表す。
(3) 測定点を滑らかな曲線で結ぶ。

――――― [JIS B 8103 pdf 55] ―――――

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JIS B 8103:1989の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60193:1965(MOD)
  • IEC 60193:1965/AMENDMENT 1:1977(MOD)
  • IEC 60193A:1972(MOD)

JIS B 8103:1989の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8103:1989の関連規格と引用規格一覧