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JIS B 8123:2004 規格概要
この規格 B8123は、民生用建物にコージェネレーションシステム(CGS)を導入するとき,検討しなければならない必要事項及びその内容について示したものである。
JISB8123 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8123
- 規格名称
- コージェネレーションシステムの導入検討評価項目
- 規格名称英語訳
- Technical declarations for the planning of a cogeneration system
- 制定年月日
- 2004年11月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 27.010
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2004-11-20 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS B 8123:2004 PDF [10]
B 8123 : 2004
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した
日本工業規格(日本産業規格)である。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8123 pdf 1] ―――――
B 8123 : 2004
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 導入検討評価項目・・・・[1]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8123 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8123 : 2004
コージェネレーションシステムの導入検討評価項目
Technical declarations for the planning of a cogeneration system
序文
コージェネレーションシステム(以下,CGSという。)は,電力(又は動力)及び熱を同時に供給
するシステムであり,エネルギーの供給と利用が合致したときにその効果が発揮される。CGS導入の際,
計画,設計及び評価を適切に行うために,この規格はその検討項目を規定したものである。
1. 適用範囲
この規格は,民生用建物にCGSを導入するとき,検討しなければならない必要事項及びそ
の内容について示したものである。
民生用以外の物件に対してもこの規格を基礎として,計画・設計・評価をすることが望ましい。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8121 コージェネレーションシステム用語
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 8121によるほか,次による。
a) 月別パターン 年間の負荷の変化を1か月ごとに表した値又はその割合。
b) 時間帯別パターン 1日の負荷の変化を1時間ごとに平均化した値又はその割合。
c) 平日パターン 平日における負荷の変化を1時間ごとに平均化した値又はその割合。
d) 休日パターン 平日以外の日における負荷の変化を1時間ごとに平均化した値又はその割合。
e) 補助熱源 建物に熱を供給するための熱源機器のうち,CGS以外の機器で蒸気ボイラ,温水ボイラ,
じかだ(直焚)き吸収冷温水機,電動冷凍機などの熱源機器。
f) イニシャルコスト CGSを導入するために投資する費用。
g) ランニングコスト CGSを運転するために必要な費用。
h) メンテナンスコスト CGSを正常な状態に維持するための保守に必要な費用。
i) 単純回収年数 CGSを導入することによるイニシャルコストの増額分をランニングコストの減額分
で除した値。経済性の指標となる。
j) 予防保全 CGSの故障を未然に防止するために,計画的に行う点検,修理,調整,取替えなどの保全。
4. 導入検討評価項目
CGSの導入時には,計画検討段階に応じた必要な精度の情報を取得し,計画・設
計・評価を適切に行うことが重要となる。勘案すべき重要な項目の相互関係をフローチャート化したもの
を次に示し,各項目をa) t)までに示す。
――――― [JIS B 8123 pdf 3] ―――――
2
B 8123 : 2004
START
エネルギー需要の調査・推定
a) 設置場所
b) 建物種類
c) 建物規模
d) 電力需要
e) 熱需要
従来システムの計画 CGSの計画
f) 原動機などの種別
g) 発電
h) 排熱回収
i) 燃料
j) 発電利用計画
k) 回収熱利用計画
l) 運転計画
システム運転シミュレーション
m) システム運転状況
n) 電力及び熱の総合エネルギーバランス
o) エネルギーコスト
評価2 評価1
s) 信頼性 p) 経済性
t) 関連諸制度 q) 省エネルギー性
r) 環境性
計画の見直し
総合評価
END
――――― [JIS B 8123 pdf 4] ―――――
3
B 8123 : 2004
a) 設置場所 CGSの設置場所を特定することで,計画に影響を及ぼす基本条件が決定する。計画に影響
を与える幾つかの自然条件及び各種の法規関連事項を規定する。
検討小項目
気象条件
周囲条件(寒冷地,内陸,海浜など)
大気条件(温度,湿度,圧力)
給水温度,水質(給湯,冷却水,純水,水処理など)
土地用途種別(商業地域など)
環境排出基準(NOx,SOx,ばいじん)
振動,騒音(計画施設及び近隣への影響)
燃料種別(安定供給可能な燃料種別)
屋内外種別(屋内設置,屋外設置など)
b) 建物種類 建物種類によって電力及び熱の使い方に特徴があり,CGSの導入計画に影響を与える。代
表的な民生用の建物種別を規定する。
検討小項目
事務所(従来形,高度情報形,銀行など)
ホテル(リゾート,シティ,ビジネスなど)
病院(総合,単科など)
店舗(物販,飲食,百貨店,スーパーなど)
庁舎(庁舎,ホール,図書館,美術館など)
健康施設・レジャー施設(スポーツ施設,健康ランド,水族館など)
コンピュータセンター(電子計算機やサーバを集中して設置した建物)
住宅(集合,戸建)
福祉施設(老人ホームなど)
教育施設(大学,高等学校,小中学校など)
複合施設(上記数種類の用途が統合された建物又は建物群)
地域冷暖房施設(一つの地域内にある複数の建物などに熱を供給する施設)
c) 建物規模 建物規模は電力及び熱の需要量に影響を与える。そのデータは,CGSの計画を左右する要
素となる。
検討小項目
延床面積
階数
用途及び面積
――――― [JIS B 8123 pdf 5] ―――――
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JIS B 8123:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.010 : エネルギー及び熱伝達工学一般
JIS B 8123:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB8121:2009
- コージェネレーションシステム用語