JIS B 8306:2022 遠心ポンプ―油を用いる試験方法

JIS B 8306:2022 規格概要

この規格 B8306は、油を揚液とする遠心ポンプの製造工場における受渡試験において,試験揚液として油を用いる場合の試験方法について規定。

JISB8306 規格全文情報

規格番号
JIS B8306 
規格名称
遠心ポンプ―油を用いる試験方法
規格名称英語訳
Centrifugal type pumps -- Hydraulic performance acceptance tests by oil as testing liquid
制定年月日
1955年4月14日
最新改正日
2022年2月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

23.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1955-04-14 制定日, 1958-03-29 確認日, 1961-03-29 確認日, 1961-07-01 改正日, 1964-07-01 確認日, 1967-07-01 確認日, 1970-07-01 確認日, 1973-07-01 確認日, 1976-01-01 改正日, 1979-04-01 確認日, 1984-11-01 確認日, 1990-08-01 改正日, 2002-03-20 改正日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2022-02-21 改正
ページ
JIS B 8306:2022 PDF [8]
                                                                                   B 8306 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 ポンプ試験及び判定基準・・・・[1]
  •  4.1 受渡試験・・・・[1]
  •  4.2 保証・・・・[2]
  •  4.3 性能試験受渡等級及び許容幅・・・・[2]
  •  4.4 ポンプ標準受渡等級について・・・・[2]
  •  5 試験手順・・・・[2]
  •  5.1 試験装置・・・・[2]
  •  5.2 試験条件・・・・[2]
  •  5.3 試験の実施・・・・[3]
  •  6 試験結果の換算・・・・[3]
  •  7 記録及び試験成績表・・・・[3]
  •  附属書A(参考)試験装置・・・・[4]
  •  附属書B(参考)試験成績表・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8306 pdf 1] ―――――

           B 8306 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本産業機械工業会(JSIM)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産
業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産
業規格である。これによって,JIS B 8306:2002は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8306 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 8306 : 2022

遠心ポンプ−油を用いる試験方法

Centrifugal type pumps- Hydraulic performance acceptance tests by oil as testing liquid

1 適用範囲

  この規格は,油を揚液とする遠心ポンプ(以下,ポンプという。)の製造工場における受渡試験において,
試験揚液として油1)を用いる場合の試験方法について規定する。
ポンプの範囲は,ポンプ吸込フランジ(又はポンプ本体に付くベルマウス)及び吐出しフランジの断面
で区切られた部分とする。
注記 試験揚液として常温清水を用いる場合の試験方法は,JIS B 8301を参照。
注1) 油とは,その粘度が常温清水より高い液体である。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8301 遠心ポンプ,斜流ポンプ及び軸流ポンプ−試験方法
JIS B 8302 ポンプ吐出し量測定方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 8301による。

4 ポンプ試験及び判定基準

4.1 受渡試験

  受渡当事者間の契約によって協定した仕様点(規定点)(以下,保証点という。)は,取り決めた受渡等
級及びそれに相当する許容幅を用いて評価する。ポンプ性能試験の場合には,通常,この保証点は,保証
吐出し量QG及び保証全揚程HGとする。また,保証効率,保証軸動力又は保証必要有効吸込ヘッドを追加
してもよい。
同一のポンプを多数台購入する場合には,試験を行うポンプの台数は受渡当事者間の協定(以下,協定
という。)による。

――――― [JIS B 8306 pdf 3] ―――――

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B 8306 : 2022

4.2 保証

  保証は,JIS B 8301の4.2(保証)による。

4.3 性能試験受渡等級及び許容幅

  性能試験受渡等級及び許容幅は,JIS B 8301の4.4(性能試験受渡等級及び許容幅)による。

4.4 ポンプ標準受渡等級について

  ポンプ標準受渡等級は,JIS B 8301の4.5(ポンプ標準受渡等級について)による。

5 試験手順

5.1 試験装置

  試験装置は,次によるほか,JIS B 8301の5.6(試験装置)及びJIS B 8301の附属書A(試験装置)によ
る。試験装置の参考図を,附属書Aに示す。
a) 油の中に気泡が含まれると抜けにくく,ポンプ性能に影響するので気泡が生じない装置とする。
b) ポンプを駆動する原動機は,実機の電動機とする。ただし,実機の電動機で試験できない場合又は電
動機以外の原動機の場合には,協定によって試験用電動機を用いてもよい。
c) 試験揚液の動粘度を,協定による動粘度に合わせて行う。このため,試験揚液の温度に相当する動粘
度の値の資料を用意し,試験に際しては,吸込配管のポンプ吸込フランジ近くで液温を測定し,試験
中,協定による動粘度を保つようにする。性能測定の都度,液温を測定して,試験成績表に記入する。

5.2 試験条件

5.2.1 一般
保証点は,ポンプ性能試験を実施して評価する。
5.2.2 試験揚液
試験揚液は,受渡当事者間の契約で協定した揚液(規定揚液)を用いる。
5.2.3 試験回転速度
試験回転速度は,次による。
a) 試験回転速度は,協定による保証回転速度とする。ただし,試験設備上,保証回転速度が得られない
場合には,保証回転速度に対して95 %105 %の範囲内の回転速度で試験してもよい。この場合,試
験結果を箇条6によって保証回転速度の性能値に換算する。
b) 実機の電動機の場合には,正常な電源状態でポンプを協定による負荷で運転した場合の実回転速度を,
そのまま用いてもよい。ここで,正常な電源状態は,協定による周波数に対して±1 %,協定による電
圧に対して±5 %の範囲内とする。
5.2.4 吐出し量の測定
吐出し量の測定は,JIS B 8302の箇条8(容器による測定方法)によるか,又は油の流量測定に適した他
の計器を使用する。他の計器の場合には,試験揚液を用いて容器による測定方法によって定期的に校正す

――――― [JIS B 8306 pdf 4] ―――――

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B 8306 : 2022
る。
5.2.5 全揚程の測定
全揚程の測定は,JIS B 8301の附属書A及びJIS B 8301のD.1(ヘッドの測定器)による。
5.2.6 回転速度の測定
回転速度の測定は,JIS B 8301のD.2(回転速度の測定)によることが望ましい。
5.2.7 軸動力の測定
軸動力の測定は,JIS B 8301のD.4(軸動力の測定力)によることが望ましい。
5.2.8 運転状態
運転状態は,JIS B 8301の附属書JE(運転状態,耐水圧及び最小吐出し量における温度上昇)によるこ
とが望ましい。
5.2.9 継続試験
継続試験は,性能試験を含めて1時間程度,協定による吐出し量の状態で運転して行い,その運転状態
を調べる。ここで試験回転速度が保証回転速度と異なる場合には,箇条6によって換算した試験回転速度
における吐出し量を規定吐出し量とする。

5.3 試験の実施

  試験の実施は,JIS B 8301の5.7.1(試験の実施)による。

6 試験結果の換算

  回転速度及び密度が異なる場合の換算は,JIS B 8301の6.1.1(規定回転速度及び密度に対するデータの
換算)による。

7 記録及び試験成績表

  試験成績表には,成績表番号,注文主,ポンプの形式,製造番号,規定揚液,試験揚液で測定した数値,
原動機·減速機などの伝達装置に関する事項,試験年月日及び試験責任者名を記入する。試験回転速度又
は試験揚液の密度が,保証回転速度又は規定揚液の密度と異なる場合には,箇条6によって換算した数値
も記入する。参考として,試験成績表の一例を,附属書Bに示す。

――――― [JIS B 8306 pdf 5] ―――――

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JIS B 8306:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8306:2022の関連規格と引用規格一覧