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JIS B 8311:2022 規格概要
この規格 B8311は、油圧ポンプを除くクランク式及び蒸気直動式の往復ポンプの製造工場における受渡試験について規定。
JISB8311 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8311
- 規格名称
- 往復ポンプ―試験方法
- 規格名称英語訳
- Reciprocating pumps -- Hydraulic performance acceptance tests
- 制定年月日
- 1955年4月14日
- 最新改正日
- 2022年2月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 23.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1955-04-14 制定日, 1958-03-29 確認日, 1961-03-29 確認日, 1961-07-01 改正日, 1964-07-01 確認日, 1967-07-01 確認日, 1970-07-01 確認日, 1973-07-01 確認日, 1976-01-01 改正日, 1979-04-01 確認日, 1984-11-01 確認日, 1990-03-01 確認日, 1991-11-01 改正日, 2002-03-20 改正日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2022-02-21 改正
- ページ
- JIS B 8311:2022 PDF [20]
B 8311 : 2022
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 試験装置・・・・[2]
- 5 試験条件・・・・[2]
- 5.1 一般・・・・[2]
- 5.2 試験揚液・・・・[2]
- 5.3 試験回転速度又は複行程数・・・・[2]
- 5.4 吸込条件・・・・[3]
- 5.5 測定点・・・・[4]
- 6 試験方法・・・・[4]
- 6.1 一般・・・・[4]
- 6.2 性能試験・・・・[5]
- 6.3 継続試験・・・・[6]
- 6.4 特殊試験・・・・[6]
- 7 回転速度及び密度が異なる場合の換算・・・・[7]
- 7.1 回転速度の換算・・・・[7]
- 7.2 密度の換算・・・・[7]
- 8 試験結果の判定・・・・[8]
- 8.1 性能試験・・・・[8]
- 8.2 特殊試験・・・・[10]
- 9 試験成績表・・・・[10]
- 附属書A(参考)試験装置・・・・[11]
- 附属書B(参考)運転状態・・・・[14]
- 附属書C(参考)試験成績表・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8311 pdf 1] ―――――
B 8311 : 2022
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本産業機械工業会(JSIM)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産
業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産
業規格である。これによって,JIS B 8311:2002は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8311 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
B 8311 : 2022
往復ポンプ−試験方法
Reciprocating pumps-Hydraulic performance acceptance tests
1 適用範囲
この規格は,油圧ポンプを除くクランク式1)及び蒸気直動式2)の往復ポンプ(以下,ポンプという。)の
製造工場における受渡試験について規定する。なお,ポンプの範囲は,ポンプの吸込フランジ及び吐出し
フランジの断面で区切られた部分とする。ただし,クランク式では,ポンプ側プーリ又はカップリングま
で,蒸気直動式では蒸気入口フランジから出口フランジまでを含む(図1参照)。ポンプに固有の空気タン
クなどが附属している場合は,これをポンプの一部とみなす。
注1) プランジャ又はピストンが,クランクを介して電動機又はその他の回転式原動機によって駆動さ
れる形式。
注2) ピストンが蒸気力によって往復運動を行う形式。ウォシントン式ポンプ,ウェヤー式ポンプなど
がこの形式に属する。
a) クランク式 b) 蒸気直動式
図1−往復ポンプ
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8301 遠心ポンプ,斜流ポンプ及び軸流ポンプ−試験方法
JIS B 8302 ポンプ吐出し量測定方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 8301による。
――――― [JIS B 8311 pdf 3] ―――――
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B 8311 : 2022
4 試験装置
試験装置は,購入者が指定する仕様に近い状態で試験を行うために,次のとおりとする。
なお,試験装置の参考例を,附属書Aに示す。
a) ポンプの吐出し圧力及び吐出し量の変動が大きい場合には,ポンプの吐出し側に十分な大きさの空気
タンク又はその他の脈動吸収装置を設け,圧力計,吐出し量測定用計器などの指示値の変動が十分小
さくなるようにする。
b) 逃し弁を備えていないポンプの場合には,図A.1図A.5に示すように危害防止のため,試験装置に
逃し弁を設ける。また,逃し弁は,性能試験中に漏れがあるようなものであってはならない。
c) 吸込圧力が大気圧以下の場合は,吸込管に直接弁を挿入する方法を用いず,指定吸込高さで試験する
方法,又は真空タンクを挿入する方法による(図A.5参照)。
d) 電動機以外の原動機の場合には,試験用電動機を用いて試験してもよい。
5 試験条件
5.1 一般
受渡当事者間の協定(以下,協定という。)による揚液,回転速度,吐出し量及び全圧力を,それぞれ規
定揚液,規定回転速度,規定吐出し量及び規定全圧力とする。その他,協定による規定要目は,図C.1図
C.3の試験成績表の例を参照。
5.2 試験揚液
試験に使用する揚液は規定揚液とする。ただし,規定揚液は,実際に使用する揚液として協定で定める
ため,規定揚液による試験が困難な場合には,協定によって,類似の揚液又は温度0 ℃40 ℃の清水(以
下,試験揚液という。)で試験してもよい。その他,試験揚液は次による。
a) 試験揚液の密度が規定揚液と異なる場合には,その試験結果を7.2によって換算する。
b) 規定揚液の動粘度が高い場合,又は規定揚液が固形物を含む場合には,あらかじめ試験揚液による性
能値を協定しておく。
5.3 試験回転速度又は複行程数
5.3.1 クランク式の試験回転速度
クランク式ポンプの試験回転速度は,規定回転速度とする。ここで,回転速度は,1分間のクランク軸
の回転数とする。ただし,規定回転速度で試験ができない場合には,次の条件で試験を行ってもよい。
a) 試験設備の都合上,規定回転速度が得られない場合には,規定回転速度の95 %105 %の範囲内の回
転速度で試験してもよい。この場合には,試験結果を7.1によって規定回転速度の性能値に換算する。
b) 大動力ポンプで,a)の範囲で試験できない場合には,協定によって規定回転速度の80 %まで下げるこ
とが可能である。なお,規定回転速度における性能値への換算及び運転状態の判定は,協定による。
c) 実機の電動機による駆動の場合には,協定による周波数に対して±1 %,協定による電圧に対して±
5 %の範囲内の電源状態において,ポンプを規定吐出し量及び規定全圧力において運転した場合の実
回転速度を用いてもよい。
――――― [JIS B 8311 pdf 4] ―――――
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B 8311 : 2022
5.3.2 蒸気直動式の複行程数
蒸気直動式ポンプの試験複行程数3)は,規定複行程数4)とすることが望ましい。
なお,試験複行程数が,規定複行程数と異なる場合は,試験値の換算方法などについて,あらかじめ協
定する必要がある。
注3) 複行程数とは,ピストンの数に関係なく,その1個のピストンが1分間に往復する回数である。
注4) 規定複行程数とは,蒸気を用い,協定による蒸気状態(蒸気圧力,温度及び排気圧力)において
得られる複行程数をいう。
5.4 吸込条件
指定吸込条件で試験をする場合には,有効吸込ヘッドhsvは,次の式によって求める
6
10(
hsv pamb pv ) H1 hacc
g
106 U12
H1 p1 z1 g
g 2
n
lUnC
lili
l=1
hacc
g K
ここで, hsv : 有効吸込ヘッド(m)
揚液の密度(kg/m3)
g : 重力加速度
pamb : 大気圧(MPa)
pv : 揚液の飽和蒸気圧力(MPa)
H1 : ポンプ基準面に換算した吸込全ヘッド(m)
p1 : 吸込圧力(MPa)
z1 : 測点高差(m)
U1 : 吸込圧力測定部の平均流速(m/s)
hacc : 加速度ヘッド(m)
lli : i番目の吸込管の長さ(m)
Uli : i番目の吸込管内の平均流速(m/s)
n : 回転速度(min−1)
C : ポンプ形式による係数
K : 試験揚液の圧縮性による係数
K=1.4(脱気した水などの圧縮性のない液体)
=1.5(水,エチレングリコール,アミンなど)
=2.0(多くの炭化水素)
=2.5(エタン,比較的圧縮されやすい液体)
なお,ポンプ形式による係数Cは,表1による。
――――― [JIS B 8311 pdf 5] ―――――
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JIS B 8311:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.080 : ポンプ
JIS B 8311:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB8301:2018
- 遠心ポンプ,斜流ポンプ及び軸流ポンプ―試験方法
- JISB8302:2002
- ポンプ吐出し量測定方法
- JISB8302:2022
- ポンプ吐出し量測定方法