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B 8330 : 2000
注意 オリフィス板の取付方法
− フランジ方式 : 内径≧D5 厚さ≦0.01D5
− クランプ方式 : 全幅≦0.15D5
半径方向の障害物≦0.15D5,D5以上の領域において
g) 管壁静圧孔をもつ吸込側オリフィス
注意 1. e'の面取り代≧0.01d
2. オリフィス板に補強が付くとき
d'≧1.25d+4e'
h) 管壁静圧孔の場合の吸込側又は吐出し側オリフィス板の詳細
26.9,26.9.1及び26.11参照
附属書図23 オリフィス板及び装置(続き)
――――― [JIS B 8330 pdf 106] ―――――
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B 8330 : 2000
附属書図23 オリフィス板及び装置(続き)
26.2.2 オリフィス板は,使用中に腐食しない材料で製作し,取扱いや洗浄によって損傷することがないよ
うに保護する。特に,オリフィスのエッジは,ばり,丸み,又はその他の肉眼に見える損傷がないように
注意する。
オリフィスの上流側のエッジは鋭く,光を反射しないようにする。エッジの半径は0.000 4dを超えては
ならない。このために,オリフィス板は機械加工によって精密に穿孔加工し,その後上流側を中心から外
周方向に精密に切削加工する。
――――― [JIS B 8330 pdf 107] ―――――
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26.2.3 オリフィスは,公差±0.000 5d以内の精度の円筒とし,その直径は0.001dまで測定する。組立て後
戀
のオリフィスは,±1°及び± (0.005D) / (0.1+2.3 ‰ 囲内で上流側の管路と同心とする。
26.2.4 オリフィス板の上流側の面は,100mm当たり1mm以内の平坦度とし,その粗さRaは10−4dを超え
てはならない。板と管路とをシールするガスケットがダクト内に突き出ないようにする。
26.3 管路
ISO 5167-1に規定された管路内オリフィスにおいて,上流側管路の直径Dは上流側静圧孔が位置する断
面とオリフィス板から0.5D上流の断面との間を等間隔に仕切った三つの断面について,約45°の間隔で
設定した12点を0.003Dの精度まで測定して平均値をもって算出する。下流側の管路については,通常の
公差の直径をもつ円筒で,直径の精度がD±0.03Dであれば十分である。
上流側及び下流側管路の長さはISO 5167-1の7.による。
附属書図55及び57に示される整流格子を上流側管路に設置する。上流及び下流側管路の長さ並びに設
置方法はISO 5167-1の7.,8.による。
26.4 静圧孔
26.4.1 管壁静圧孔は,7.の条件に適合したものを附属書図23に示す位置に4個取り付ける。それぞれの
静圧孔の軸は,コーナタップの場合を除いて,管路の軸と直角とする。コーナタップの場合は,穿孔加工
と接続が容易に行えるような角度に傾斜させることができる。
静圧孔の穴の寸法は,附属書図2に示す寸法とする。ただし,コーナタップの場合は,穴のいかなる部
分も,環状室を貫通する位置においてオリフィス板から, 歛地 上, 拿
ては0.02D以上,離れてはならない。この寸法にはガスケット代も含む。
26.4.2 ピエゾメータリングは,オリフィス板に対して幅aの連続した環状の溝をもち,溝の半径方向の深
さは2a以上とする。幅aは, 歛地 下, 拿 歛地
状溝の断面積が附属書図23f)に記載の最小値以上の場合には,マノメータとは単一の静圧孔で接続するこ
とができる。
ピエゾメータの環状室の穴は,いかなる位置でも管路Dの内側に突き出ないものとする。管路の真円度
を保持するために,直径の公差は0.04D以下とする。
26.5 質量流量の算出
2
qm d 2 u p
4
ここに, 田 22.3.5による。
式の右辺の量の定義及び使用制限は,オリフィス板の取付方法によってわずかに異なるため,ケースご
とに個別に考慮する。次の制限は,管路内オリフィス (ISO 5167-1) に適用する。
− D・D/2タップ及びコーナタップに対して,ダクトの直径Dは,50mm以上,1 000mm以下とする。
− オリフィス孔の直径dは,12.5mm以上とする(ISO 5167-1の8.1.7参照)。
− 流量係数 オリフィスの直径比拿 d/D及び管路のレイノルズ数ReDに依存する(26.6参照)。 打
び他Redの範囲は,オリフィス装置によって異なる。簡単のために,ReDの制限を標準空気の圧力及び
速度の制限で表す場合もある。
− 空気の膨張による修正係数 26.726.11及び附属書図26に示す。
26.6 レイノルズ数
オリフィスによる流量の算出に必要なレイノルズ数は次のように定義する。
――――― [JIS B 8330 pdf 108] ―――――
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DvD 4qm d2 2 p d 2 p
Re D
v D vD u v u
dvd 4qm d 2 p
Re d
v d v u
ここに, 12.3に従って算出する。
動粘度 湟
v
u
厳密に言うと, 慓 びqmが未知のため, 瀰湮 定値からReを算出する場合には,逐次近似計算によら
なければならない。しかし,ReDは近似値で十分であるのでqmの初期値からReD又はRedを計算すれば十
分とみなすことができる。
吸込側オリフィスの場合には,粘度 準空気の値 ( 18×10−6Pa・s) を用いれば十分である。
ここに,
71qm
Re D 10 3
D
又は
71qm
Re d 103
d
ここに,D及びdはmで表し,qmはkg/sで表す。
26.7 D・D/2タップをもつ管路内オリフィス[附属書図23a)及びISO 5167-1参照]
次の条件を適用する。
pu−pdo=peu−pedo
pdo/pu≧0.75
田 流静圧孔断面における空気密度(22.3.5.2参照)
拿 d/Dで,0.20以上,0.75以下とする。
流量係数 ストロッツの式によって,
4 5.0 1.2 8
1( ) .0[5959 .00312 .0184
.075
5.2106 4 4 1 3
.00029 .0039 1( ) .00158 ]
ReD
附属書図24に示される。
――――― [JIS B 8330 pdf 109] ―――――
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附属書図24 D・D/2タップをもつ管路内オリフィスの流量係数 愀
(26.7参照)
空気の膨張による修正係数 湟 替
4 p
1 .0(41 .035 )
pu
附属書図26に示される。
求められた 湎 確かさは,ReD≧1 260 戀 Dはm単位)の範囲で, 歛地
≦0.75に対しては 戀┰
ただし,上下流側管路の直管長さはISO 5167-1の7.2による。この直管長さが1/2のとき,不確かさと
して0.5%が加算される。
湎 確かさは%単位で次の式に示す。
――――― [JIS B 8330 pdf 110] ―――――
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JIS B 8330:2000の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5801:1997(NEQ)
JIS B 8330:2000の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.120 : 換気装置.ファン.空調装置
JIS B 8330:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0132:2005
- 送風機・圧縮機用語
- JISB8340:2000
- ターボ形ブロワ・圧縮機の試験及び検査方法
- JISB8346:1991
- 送風機及び圧縮機―騒音レベル測定方法
- JISC9603:1988
- 換気扇
- JISZ8762:1995
- 絞り機構による流量測定方法