この規格ページの目次
JIS B 8349-1:2017 規格概要
この規格 B8349-1は、容積形(positive-displacement type)の油圧ポンプの流量脈動(source flow ripple)と内部インピーダンス(source impedance)との測定方法について規定。
JISB8349-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8349-1
- 規格名称
- 油圧―システム及び機器から発生する圧力脈動レベルの測定方法―第1部 : ポンプの流量脈動及び内部インピーダンスの測定方法
- 規格名称英語訳
- Hydraulic fluid power -- Determination of pressure ripple levels generated in systems and components -- Part 1:Method for determining source flow ripple and source impedance of pumps
- 制定年月日
- 2017年10月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 10767-1:2015(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 23.100.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 油圧・空気圧 2019
- 改訂:履歴
- 2017-10-20 制定
- ページ
- JIS B 8349-1:2017 PDF [30]
B 8349-1 : 2017 (ISO 10767-1 : 2015)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 0 序論・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[2]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[3]
- 4 計測装置・・・・[4]
- 4.1 静的な測定・・・・[4]
- 4.2 動的な測定・・・・[5]
- 4.3 圧力脈動の周波数分析・・・・[5]
- 5 ポンプの据付け・・・・[5]
- 5.1 概要・・・・[5]
- 5.2 運転振動・・・・[5]
- 5.3 参照信号・・・・[6]
- 6 試験条件及びその設定・・・・[6]
- 6.1 概要・・・・[6]
- 6.2 ポンプ軸の回転速度・・・・[6]
- 6.3 平均吐出し流量・・・・[6]
- 6.4 平均吐出し圧力・・・・[6]
- 6.5 作動油温度・・・・[6]
- 6.6 作動油の物性値・・・・[6]
- 7 試験装置・・・・[7]
- 7.1 概要・・・・[7]
- 7.2 試験ポンプ・・・・[7]
- 7.3 試験作動油・・・・[7]
- 7.4 吸込み管路・・・・[7]
- 7.5 吸込み圧力計(静的圧力用)・・・・[7]
- 7.6 ポンプの吐出し管路・・・・[8]
- 7.7 圧力変換器・・・・[9]
- 7.8 負荷バルブ・・・・[9]
- 7.9 背圧弁・・・・[9]
- 7.10 安全弁・・・・[9]
- 8 試験手順・・・・[10]
- 8.1 概要・・・・[10]
- 8.2 圧力脈動の周波数分析・・・・[10]
- 8.3 標準“Norton”モデルにおけるポンプ流量脈動Qsの評価・・・・[11]
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――――― [JIS B 8349-1 pdf 1] ―――――
B 8349-1 : 2017 (ISO 10767-1 : 2015)
pdf 目次
ページ
- 8.4 標準“Norton”モデルにおける内部インピーダンスZsの評価・・・・[11]
- 8.5 “修正”モデルにおけるポンプ流量脈動Qs*の評価・・・・[11]
- 8.6 音響的閉塞圧力脈動の評価・・・・[12]
- 9 試験報告・・・・[12]
- 9.1 一般情報及び試験条件・・・・[12]
- 9.2 試験結果・・・・[12]
- 10 規格適合表示・・・・[13]
- 附属書A(規定)試験情報書式・・・・[14]
- 附属書B(参考)“2圧力/2システム”法・・・・[21]
- 参考文献・・・・[27]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8349-1 pdf 2] ―――――
B 8349-1 : 2017 (ISO 10767-1 : 2015)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本フルードパワー工業会
(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 8349の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8349-1 第1部 : ポンプの流量脈動及び内部インピーダンスの測定方法
JIS B 8349-2 第2部 : ポンプにおける簡易測定方法
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日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8349-1 : 2017
(ISO 10767-1 : 2015)
油圧−システム及び機器から発生する圧力脈動レベルの測定方法−第1部 : ポンプの流量脈動及び内部インピーダンスの測定方法
Hydraulic fluid power-Determination of pressure ripple levels generated insystems and components-Part 1: Method for determining source flow rippleand source impedance of pumps
序文
この規格は,2015年に第2版として発行されたISO 10767-1を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
0 序論
1996年に発行されたISO 10767-1の第1版は,油圧回路に発生する圧力脈動(流体伝ぱ振動)の原因と
なる油圧ポンプの流量脈動Qsと内部インピーダンスZsとの二つの特性値を測定する(実験的に求める)
方法を提供することを目的に開発されたものである。ポンプの脈動源に対するこれら二つの特性値を求め
ることは,低騒音ポンプ又は低騒音油圧システムを設計する上で極めて有益である。したがって,油圧ポ
ンプの流量脈動Qsと内部インピーダンスZsとの値を実験的に求めるためのこの種の国際規格を制定する
ことの必要性は非常に高い。
しかし,次に示すように,ISO 10767-1:1996の基となっているいわゆる“第2の脈動源法”(secondary source
method)[1]と呼ばれる方法は,実験装置の組立が複雑な上に高度な信号処理を必要とし,実施が非常に難
しい。そのため,提案国である英国以外の国ではISO 10767-1:1996を自国の規格として採用していない。
すなわち,ISO 10767-1:1996では,ポンプの流量脈動Qsと内部インピーダンスZsとの二つの特性値を求
めるために,広帯域の脈動を発生する第2脈動源(secondary source)を別途に試験管路内に設け,始めに
第2脈動源によって発生する圧力脈動を基にポンプの内部インピーダンスZsの周波数特性を求め,次いで,
このZsの値と試験ポンプによって発生する圧力脈動とを基に試験ポンプの流量脈動Qsを求めている。こ
の場合,試験ポンプと第2脈動源とを同時に駆動している状態で圧力脈動の調和成分を測定するため,試
験ポンプの脈動の調和周波数と第2脈動源の脈動の調和周波数との差が小さい調和周波数近くでは,試験
ポンプの脈動の調和成分の測定精度は著しく悪化してしまう。この問題に対処するために補完などの複雑
な信号処理を行っているが,実用的な効果は極めて限定的であり,汎用性に乏しい。さらに,この規格は,
50 Hzから4 kHzまでの広帯域の脈動を発生する第2脈動源として回転弁を使用することを規定している
が,その形状又は周波数特性に関する規定は一切ない。
上述したISO 10767-1:1996の欠点は,全て第2の脈動源を設けていることに起因している。これに対し
て,ウエッドフェルト(Weddfelt)[2]の方法及び小嶋[3], [4]の方法は,試験ポンプ自体が発生する圧力脈動だ
――――― [JIS B 8349-1 pdf 4] ―――――
2
B 8349-1 : 2017 (ISO 10767-1 : 2015)
けを用いて,ポンプの流量脈動Qsと内部インピーダンスZsとの二つの特性値を求めるものである。その
ため,実験装置の製作は容易となり,また,複雑な信号処理をしなくても良好な測定精度を得ることが可
能となる。
なお,Weddfelt[2]の方法及び小嶋[3], [4]の方法は,吐出し管路の配管が一部異なるだけで,原理的には全く
同じである。ISO 10767-1:1996の改正版ISO 10767-1:2015は,小嶋[3], [4], [5]の方法を採用しており,参考の
ためにWeddfelt[2]の方法(小嶋の方法との違い)を7.6.5に示しておく。
1 適用範囲
この規格は,容積形(positive-displacement type)の油圧ポンプの流量脈動(source flow ripple)と内部イ
ンピーダンス(source impedance)との測定方法について規定する。これは,ポンプの容量の大小に関係な
く,50 Hzから400 Hzまでのポンプ基本周波数(pumping frequency)で定常運転している容積形の全ての
油圧ポンプに適用できる。
ポンプ流量脈動は油圧システムの流体伝ぱ振動(圧力脈動)及びこれに基づいて発生する空気伝ぱ騒音
の原因になる。この測定方法は,多くの油圧システムで問題となる圧力脈動及びこれによって引き起こさ
れる空気伝ぱ騒音の周波数範囲と圧力範囲とに対応している。油圧ポンプの流量脈動と内部インピーダン
スとが求まると,そのポンプによって誘起される油圧システム内の圧力脈動は,システム構成要素の既知
の脈動伝達特性を用いて計算機シミュレーションによって算出することができる。
この規格では,圧力脈動の例として,音響的閉塞圧力脈動(blocked acoustic pressure ripple)を計算して
いる。この試験方法の原理は,附属書Bに示している。この規格では,この試験方法を“2圧力/2システ
ム”法と呼ぶ。評価項目は,次のとおりである。
a) 標準“Norton”モデルにおけるポンプ流量脈動のポンプ基本周波数から10次までの調和成分の振幅
(m3/s)及び位相角(deg)。
b) “修正”モデルにおけるポンプ流量脈動のポンプ基本周波数から10次までの調和成分の振幅(m3/s)
及び位相角(deg)。
c) 標準“Norton”モデルにおけるポンプ内部インピーダンスのポンプ基本周波数から10次までの調和成
分の振幅(Pa s/m3)及び位相角(deg)。
d) 音響的閉塞圧力脈動のポンプ基本周波数から10次までの調和成分の振幅(MPa)及び位相角(deg),
並びにポンプ基本周波数から10次までの調和成分の振幅のオーバオール値(詳しくは,基本波から
10次調和成分までの調和振幅のRMS平均値)。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10767-1:2015,Hydraulic fluid power−Determination of pressure ripple levels generated in
systems and components−Part 1: Method for determining source flow ripple and source
impedance of pumps(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
――――― [JIS B 8349-1 pdf 5] ―――――
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JIS B 8349-1:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10767-1:2015(IDT)
JIS B 8349-1:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.10 : ポンプ及びモータ
JIS B 8349-1:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語